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米CPIは引き続き上振れ、FOMCで利上げ議論も?

2026/06/11 07:41

【ポイント】
・5月CPIは総合、コアとも上振れ
・市場予想は10月と27年春の0.25%利上げ
・16-17日のFOMCでは利上げに関する議論が活発化しそう

米国の5月CPIは総合が前年比4.2%、食料とエネルギーを除くコアが2.9%。いずれも市場予想と同じで、前月(3.8%、2.8%)から伸びが高まりました。CPIコアは3カ月前比年率、6カ月前比年率とも3%を超えており、原油価格の高騰に伴うインフレ圧力が幅広く波及している可能性を示しました。

米CPI

CPIコア

10日時点のOIS(翌日物金利スワップ)に基づけば、市場のメインシナリオ(確率5割超)は「今年10月に0.25%利上げ、27年春に追加利上げ」というもの。これはCPI発表前と同じです。

もっとも、5月雇用統計が示唆したように景気が堅調とみられるなかで、インフレ圧力が表面化しているため、16-17日のFOMCでは利上げに関する議論が活発化しそうです。
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

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