ロスカットに注意!
CFDは、少ない証拠金にレバレッジをかけて大きな取引を行うことができるという性質上、資金が一定の割合まで目減りしたときに自動的に取引を終了させて損失を確定するロスカット制度を設けております。
ロスカットとは
ロスカット制度
お預りした証拠金を上回る損失を極力防ぐため、有効証拠金に対して証拠金維持率(※)が『100%』を下回っていた場合、ロスカットになります。
※ 証拠金維持率は、有効証拠金÷必要証拠金×100で算出します。この数値が大きいほど口座内の余力があることを表します。
証拠金維持率に応じて
アラートメールでお知らせ
ロスカットに対するアラート機能として、一定の維持率を下回った際にアラートメール(電子メール)を送信しております。
アラートメールが送信される条件として、維持率が150%、120%を下回っていた場合に、アラートメールが送信されます。
ロスカット前にできる事前対応
保持しているポジションが政治情勢・経済イベントで大きく変動しそうだと思った場合や、すでに含み損を抱えているがポジションを保持し続けたい場合に、ロスカットになる可能性を少しでも下げる方法として、以下をご紹介します。
追加のご入金
追加でご入金されますと、有効証拠金が増えることで証拠金維持率が回復し、ロスカットまでの余力ができます。
ポジションを一部決済する
複数ポジションを保持している場合、一部のポジションを決済し必要証拠金を減らすことで証拠金維持率が回復し、ロスカットまでの余力ができます。
注意事項
- ロスカットは損失の限定を保証するものではなく相場環境によってはお預り資金以上の損失が発生する場合があります。
- 証拠金維持率判定は一定間隔で行っており、計算中または再計算までに相場環境が急変した場合、損失が膨らむ場合があります。
- ロスカットはポジション毎に成行で注文されるため、成立時間や成立値が異なる場合があります。
- ご入金いただいたご資金は預託証拠金への反映をもって取引証拠金として取り扱われるため、銀行などの処理によりお取引口座への入金反映が間に合わずロスカットされる場合があります。
- 買いポジションと売りポジションの評価価格が異なるため両建ての場合でもロスカットの対象と判定される可能性があります。
- アラートメールは、ロスカット執行前に配信することを保証するものではなく、通信環境や相場環境、天変地異等やむを得ない理由により、事前の予告なしに配信されない場合や遅延する場合がございます。特に、相場急変動時、あるいは急変動が想定される場合は、お取引口座の証拠金維持率をご確認の上、事前のご対応をご検討いただくよう、お願いいたします。