トラリピ®の効果測定
「トラリピの利益はどれくらい?」というギモンに、目安となるバックテスト結果をお伝えします。
※以下、個人口座を例とした解説です。法人口座の場合、必要証拠金が異なります。
米ドル/円のバックテスト結果
まずは、以下のバックテスト結果をご覧ください。

2年間で、約20万円の利益を確定したことを示しています。
もし、100万円の資金でトラリピをスタートしたならば、確定利益はおよそ年10%と計算することができます。
本数を増やしてみる
では、上記の設定から本数を(41本 → 101本へと)増やして、検証した結果をご覧ください。

確定利益が(23万円 → 60万円へと)2倍以上に伸びていることがわかります。
しかし、本数を増やす ⇒ リスクを増やす、ということ。実現に必要だった最低資金も(38万円 → 83万円へと)2倍以上に増えています。
さかのぼる期間を増やしてみる
次に、2年ではなく、さかのぼる期間を3年間にして検証した結果をご覧ください。

検証期間が長い分、確定利益も伸びていますが、2016年の後半に100円割れを記録した場面があり、評価損が拡大したことから、実現に必要だった最低資金も増加しています。
仕掛けた範囲を拡大してみる
最後に、本数を変更せず、100円割れを記録した2016年の安値付近もカバーできるよう、仕掛けた範囲を拡大して検証した結果をご覧ください。

範囲を拡大したことで、100円割れを記録した安値付近でもトラリピが機能しました。
しかし、全体的にはトラップ値幅が(0.10円 → 0.15円に)広がったことで、リスクが軽減。確定利益・最低資金ともに減少しています。
設定によって、トラリピのパフォーマンスは大きく異なる
ご覧いただいたように、トラリピのパフォーマンスや必要な資金は、設定によって大きく異なります。
そして、過去にパフォーマンスが良好だった設定でも、市場環境や相場模様の変化によって、適切ではない設定へと変化してしまうことが十分に考えられます。
リスク管理を念頭に置きつつ、ときどき設定を見直し、必要であればメンテナンスを行う。
トラリピを使った資産運用を、より長く続けていただくための、重要なポイントです。