ドルカナダがかろうじてトップを守る。オージーキウイが肉薄。
2024/07/04 13:11
トラリピ運用のコツ
4カ月連続で、トップはドルカナダ。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピの「実際に獲得したpips」を通貨ペアごとに集計してランキング、うち上位13通貨ペアを掲載しています。スワップによる損益、およびロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
ドルカナダが連続トップの記録を「4カ月」に伸ばす。しかし、次点のオージーキウイがトップに肉薄。5月はドルカナダが獲得pips全体の25.4%を占めてトップ、オージーキウイは11.1%で3位という結果だったが、冒頭の図のとおり、6月はドルカナダが22.7%、オージーキウイが20.8%と、その差はわずか。7月はどちらがトップとなるか、はたまたほかの通貨ペアが躍進するか、注目したい。
対円の通貨ペアで、縮小傾向が継続。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピにおける「実際に獲得したpips」の平均値を算出しています。ロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
6月は、月中から月末にかけて円安局面に。利益値幅が大きめのトラリピは決済後のリピートが機能できず(=新規ポジションが成立せず)、結果的に利益値幅が小さめのトラリピがワークして、利益値幅の平均が縮小したものと推測される。チャート的に高値圏にあり、同時に日銀の介入に対する警戒感は引き続き根底にあることなど、対円の通貨ペアはややトラリピを仕掛けにくい状況か。獲得pipsでドルカナダやオージーキウイが上位にいるのは、そのあたりにも要因がありそうだ。
MVT … Most Valuable Toraripi の略
※2024年7月更新分より、選出基準を変更しました。
変更前)
全トラリピの中から獲得pipsの多い順に『最優秀トラリピ』『殊勲賞トラリピ』『敢闘賞トラリピ』を選出。
↓
変更後)
冒頭の “『獲得pips』No.1の通貨ペアは?” にて、トップの通貨ペアから『最優秀トラリピ』を、2位の通貨ペアから『殊勲賞トラリピ』を、3位の通貨ペアから『敢闘賞トラリピ』を選出。
最優秀トラリピ(MVT)とは
毎月、各通貨ペアで獲得pipsが上位のトラリピの中から、
毎日が財産になる
というマネースクエアのスローガンを体現すると考えられるトラリピを、リピートレポート編集部が選出します。
そのため、獲得pipsが上位であっても、レンジの設定が極端にせまい(あるいは広い)場合や、利益値幅の設定が極端に小さい(あるいは大きい)場合は、選定の対象から除外することがあります。
■最優秀トラリピ(ドルカナダ)
■殊勲賞トラリピ(オージーキウイ)
■敢闘賞トラリピ(米ドル/円)
※選出したトラリピのパフォーマンスはあくまで過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
それでは、次号もよろしくお願いいたします。
リピートレポートに関しての注意事項
※「トラリピ」は、取引の利益を保証するものではありません。仕掛け方によっては多額の資金が必要となったり、設定したレンジ内であっても、損失を被ることがあります。