「植田ショック」で対円通貨ペアのボラティリティが急拡大した8月。獲得pips上位の通貨ペアは…?

2024/09/09 10:43

トラリピ運用のコツ

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前月に成立したすべてのトラリピを集計


『獲得pips』No.1の通貨ペアは?

※1pips → 0.01円、円が絡まない通貨ペア → 0.0001


トップはオージーキウイで2カ月連続。豪ドル/円が4カ月ぶりの2位を獲得。

獲得pipsトップ3

4位 カナダドル/円 5位 米ドル/円 6位 ユーロ/円 7位 ユーロポンド 8位 NZドル/米ドル 9位 NZドル/円 10位 英ポンド/円 11位 豪ドル/米ドル 12位 英ポンド/米ドル 13位 ユーロ/米ドル


獲得pipsトップ3の直近6ヵ月推移グラフ


データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピの「実際に獲得したpips」を通貨ペアごとに集計してランキング、うち上位13通貨ペアを掲載しています。スワップによる損益、およびロスカット執行による決済は含んでおりません。

一言コメント
「植田ショック」や「令和のブラックマンデー」などと呼ばれる8月5日のショック相場(=暴落)から、同月内にはほぼV字回復を見せた対円通貨ペア。そんなボラティリティの急拡大局面でも、昨今はトラリピの注文量における対円通貨ペアの割合が少ないことなどから、獲得pipsにおける順位の躍進は見られなかった。とはいえ、対円通貨ペアの荒っぽい値動きには引き続き警戒しておきたいところだろう。



決済された『利益値幅』の平均は?


ボラティリティの高まりを受け、対円通貨ペアの値が急伸。

利益値幅の平均と1日あたりの平均高低差


利益値幅の直近6ヵ月推移グラフ


データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピにおける「実際に獲得したpips」の平均値を算出しています。ロスカット執行による決済は含んでおりません。

一言コメント
上述したように、ボラティリティの急拡大を受けて対円通貨ペアの利益値幅が急伸。決済トレールで、大きな値幅を獲得したトラリピがいつも以上に多く見られた。8月は久しぶりに決済トレールが本領を発揮した月と言えそうだ。



月間『最優秀トラリピ』(MVT)


MVT … Most Valuable Toraripi の略

※2024年7月更新分より、選出基準を変更しました。

変更前)
全トラリピの中から獲得pipsの多い順に『最優秀トラリピ』『殊勲賞トラリピ』『敢闘賞トラリピ』を選出。

 ↓
変更後)
冒頭の “『獲得pips』No.1の通貨ペアは?” にて、トップの通貨ペアから『最優秀トラリピ』を、2位の通貨ペアから『殊勲賞トラリピ』を、3位の通貨ペアから『敢闘賞トラリピ』を選出。


最優秀トラリピ(MVT)とは
毎月、各通貨ペアで獲得pipsが上位のトラリピの中から、

毎日が財産になる

というマネースクエアのスローガンを体現すると考えられるトラリピを、リピートレポート編集部が選出します。

そのため、獲得pipsが上位であっても、レンジの設定が極端にせまい(あるいは広い)場合や、利益値幅の設定が極端に小さい(あるいは大きい)場合は、選定の対象から除外することがあります。


■最優秀トラリピ(オージーキウイ)

最優秀トラリピ


最優秀トラリピの結果

※『獲得利益』にスワップ損益は含まれておりません。


■殊勲賞トラリピ(豪ドル/円)

殊勲賞トラリピ


殊勲賞トラリピの結果

※『獲得利益』にスワップ損益は含まれておりません。


■敢闘賞トラリピ(ドルカナダ)

敢闘賞トラリピ


敢闘賞トラリピの結果

※『獲得利益』にスワップ損益は含まれておりません。


※選出したトラリピのパフォーマンスはあくまで過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。

参考にしてみてがぅ


それでは、次号もよろしくお願いいたします。



リピートレポートに関しての注意事項

※「トラリピ」は、取引の利益を保証するものではありません。仕掛け方によっては多額の資金が必要となったり、設定したレンジ内であっても、損失を被ることがあります。

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