お客様本位の業務運営に関する基本方針

方針1 お客様本位の業務運営に関する方針の策定・公表等

マネースクエアは、「毎日が財産になる」をコーポレートスローガンとし、「お客様のライフスタイルに寄り添い、快適な資産運用をご提案する」ことをミッションとしております。このスローガンやミッションに沿って「お客様本位の業務運営に関する基本方針」を策定したうえで、具体的な取組内容を定め、定期的にその取組状況をお客様に公表します。

方針2 お客様の最善の利益の追求

マネースクエアは、創業来お客様の声に絶えず耳を傾けてきた経験や、独創的なテクノロジー資産を構築してきた固有の専門性を活かし、お客様の最善の利益を追求するよう努めます。この目的のために、全役職員と企業理念を共有し誠実公正に業務を行い、企業としてお客様と共に成長してまいります。

方針3 利益相反の適切な管理

マネースクエアは、「利益相反管理方針」に則り、お客様に対する利益相反の可能性について常にモニタリングを行い「利益相反管理規程」に基づき適切に業務を執行します。

方針4 手数料等の明確化

マネースクエアは、お客様にご負担いただく取引に関わるコスト等について、分かりやすく表示しお客様の理解を賜るよう努めます。

方針5 重要な情報の分かりやすい提供

マネースクエアは、お客様が安心して取引できるよう、あらかじめ商品やサービスの仕組み、および取引に関するリスクについてわかりやすく説明します。また、金融商品の価格変動リスクに対して適切に対処するためのツールをWebページ・アプリ機能で提供するほか、価格に影響を与えそうな国内外の経済や政治情勢等のファンダメンタルズ(基礎的条件)およびテクニカル分析に基づくマーケットの状況や展望等を適宜情報発信してまいります。

方針6 お客様にふさわしいサービスの提供

マネースクエアは、適合性の原則に配慮しながら、中長期の資産運用ニーズに適するよう、テクノロジーおよび独創性を強みとして商品やサービスを開発・提供してまいります。また、お客様がライフスタイルに合った商品やサービスを選択できるよう、リスク管理を含めた適切な情報提供を心がけます。お客様からの要望や苦情等を真摯に受け止め、サービスの向上に努めます。

方針7 全役職員に対する適切な動機づけの枠組み等

マネースクエアは、お客様本位の業務運営に関する基本方針の考え方が全役職員に根付くよう、継続的に教育・研修を実施し、その趣旨に沿った業績評価制度を運営してまいります。

2022年2月16日改訂
株式会社マネースクエア

お客様本位の業務運営に関する取組内容および取組状況

Ⅰ.お客様のライフスタイルに寄り添う快適な資産運用の提案

(方針2、5、6)

  1. マネースクエア(以下、「当社」という。)は、お客様自身のライフスタイルに合った中長期の資産運用に役立つツールやサービス、および投資アドバイスの提供を行います。
    【具体例】

【商品毎のリスクや商品間の分散効果等を勘案した品揃えおよび戦略提案の取組状況】

2020年9月
狭いレンジでの値動きが多くショック相場に強いという傾向があり、トラリピを活用した中長期運用に向いている通貨ペア「豪ドル/NZドル」をリリースいたしました。
2020年11月
中長期運用の視点に基づきリスクとパフォーマンスを見える化した売買戦略提案「トラリピ戦略リスト」を公開いたしました。
2021年5月
「豪ドル/NZドル」とのリスク分散効果が見込める通貨ペア「ユーロ/英ポンド」をリリースいたしました。
2022年5月
お客様の中長期的な資産運用、リスク分散に役立てるため「豪ドル/NZドル」、「ユーロ/英ポンド」に加えて新通貨ペア「米ドル/カナダドル」をリリースいたしました。
2022年6月
お客様の中長期的な資産運用に役立てるため、トラリピ向きの「豪ドル/NZドル」、「ユーロ/英ポンド」、「米ドル/カナダドル」を組み合わせた「トラリピ世界戦略」の提案を開始しました。
2023年8月
トラリピ・パーフェクトガイド第1巻「トラリピを注文してみるの巻」、第2巻「トラリピ上級者になろうの巻」、第3巻「トラリピをメンテナンスしようの巻」をリリースしました。

【当社の掲げる「お客様自身のライフスタイルに合った中長期の資産運用」の成果を総合的に反映する指標】

トラリピ利用率の推移

トラリピ利用率の推移

  • 「トラリピ利用率」は、FX取引注文総約定者数(月毎の成行注文約定を含む)に対するトラリピ注文約定者数の割合
  • 出典:当社調べ(2023年12月末)

稼働顧客のトラリピ指値数量の推移

稼働顧客のトラリピ指値数量の推移

  • 「稼働顧客のトラリピ指値数量」は、FX取引のお客様(口座残高あり)が発注しているトラリピ指値数量(毎月末時点の円貨ベース)
  • グラフは、2019年5月の指値数量(円貨ベース)を100として指数化したもの
  • 出典:当社調べ(2023年12月末)

預り証拠金残高の推移(百万円)

預り証拠金残高の推移

  • 「預り証拠金残高」は、FX取引とCFD取引の預り証拠金残高の合計額
  • 出典:当社調べ(2023年12月末)
  1. FX・CFDは証拠金取引の性質上、価格変動によりお客様の想定を上回る損失が発生する場合があるため、お客様自身の資産状況やライフスタイルに沿った適切なレバレッジでの取引を推奨します。また、当社は提供する商品のリスクに関して図表等を交えながらわかりやすく説明するとともに、リスクを可視化する環境整備を心がけます。
    【具体例】
  1. 当社は、お客様の金融リテラシーに役立つ投資教育や投資情報、お客様の資産状況・取引経験・知識および取引目的を把握したコンサルティングサービスと投資コンテンツ、利用しやすいWebページ・アプリ機能、並びに中長期運用をさらに楽しめるポイントプログラムを提供します。
    【具体例】

投資情報(レポート)の配信数

2022年 2023年
1,249本 1,024本

「デイリーフラッシュ」「ファンダメ・ポイント」「テクニカル・ポイント」「宮田エリオット波動レポート(短期、マンスリー)」「ウィークリーアウトルック」「マンスリーアウトルック」「マネースクエア四季報」「現役ファンドマネージャーの“極意”!」「川口一晃のペンタゴンストラテジー」「金・原油マーケット特別レポート」
出典:当社調べ(2022年1月~12月、2023年1月~12月各累計)

投資情報動画のYouTube配信数

2022年 2023年
配信数 292本 282本
再生回数 861,135回 1,249,660回

「投資情報動画の配信数」とは、当社が制作しYouTubeに配信している投資情報動画数
「YouTubeの配信動画再生回数」とは、当社が配信している投資情報動画の視聴回数
投資情報動画は、「マーケットView」「トラリピ戦略Plus」「テクニカル・フォーカス 達人View」「世界を知る古澤満宏のプレミアムトーク」「プレミアムView」「WEBセミナー」を配信
出典:当社調べ(2022年1月~12月、2023年1月~12月各累計)

コンサルティング・グループセミナー回数

2022年 2023年
コンサルディング回数 1,502回 1,783回
グループセミナー回数 52回 54回

「コンサルティング回数」とは、希望されるお客様との対面・オンラインでのコンサルティング回数の合計
「グループセミナー回数」とは、トラリピ初心者(口座開設者)をサポートするためのオンラインによるグループセミナー回数の合計
出典:当社調べ(2022年1月~12月、2023年1月~12月各累計)

コンサルティング・投資コンテンツ事例

3つのトラリピ向き通貨ペア(AUD/NZD・EUR/GBP・USD/CAD)を中心に、ストラテジストが考案したトラリピ設定を、コンテンツ「トラリピ戦略リスト」として公開しております。提示されている設定をそのままトレード画面に引き継いでご注文いただくことが可能で、トラリピ運用初心者の方でも抵抗なく操作いただけます。お客様ご自身での設定内容調整も可能であるため、専門家の考案した設定を参考にしてトラリピの考え方を学んでいただくこともできるコンテンツになっております。

また、各運用戦略には過去の値動きに基づいて判定されたリスク※が明記されており、お客様ご自身の運用目標に合わせてどの戦略を注文するか選択いただけます。なお、当社ストラテジストによる解説動画を公開して適宜フォローアップを行い、トラリピ運用におけるメンテナンスについても意識していただけるよう取り組んでおります。

※リスク:戦略における想定ロスカットレートまたはストップロス設定レートを基準レートとし、当該基準レートをリスク方向に下(上)回った時期に応じて5段階で判定し「★」マークの数で表記しています。

★☆☆☆☆・・過去20年間発生していないレート
★★☆☆☆・・10~20年前までにつけたレート
★★★☆☆・・5~10年前までにつけたレート
★★★★☆・・2~5年前までにつけたレート
★★★★★・・2年前までにつけたレート

3つのトラリピ向き通貨ペア(AUD/NZDダイヤモンド戦略・EUR/GBPハーフ&ハーフ戦略・USD/CADハーフ&ハーフ戦略のリスクは、★3つ(★★★☆☆)となっております。

世界戦略通貨ペア(3つのトラリピ向き通貨ペア)パフォーマンス推移

3つのトラリピ向き通貨ペア パフォーマンス推移

※パフォーマンスは、投資元本と集計日時点での有効証拠金(時価残高)を比較し、現在どの位増価または減価しているかの目安となり、有効証拠金(時価残高)÷預託証拠金(投資元本)で計算されています(小数点3位以下は四捨五入)。なお、未実現スワップ損益は評価損益の中に含まれています。
※グラフは、各通貨ペアの取引開始日を100%として、月末の数値を採用しております。

お客様の声実現件数の具体例とQ&Aの解決率

【お客様の声実現件数の具体例】

2023年

  • トラリピ・パーフェクトガイド「トラリピをメンテナンスしようの巻」をリリースしました
  • 『毎日コツコツ、外貨運用 トラリピナイター presented byマネ―スクエア』を開催しました
  • トラリピ・パーフェクトガイド「トラリピ上級者になろうの巻」をリリースしました
  • トラリピ・パーフェクトガイド「トラリピを注文してみるの巻」をリリースしました

2022年

  • 取消したトラリピの設定項目等を確認できるようにしました
  • 通貨ペア毎や月間の損益を一覧で確認できる成立カレンダーをリリースしました
  • ポジション一覧画面から決済対象に選ぶポジションを一括で選択できるようにしました
  • 通貨ペア「米ドル/カナダドル」を追加、お取引の選択肢を拡充しました
  • 全通貨ペアのレートパネルを一覧で表示可能にしました
  • NASDAQ-100を追加し、お取引の選択肢を拡充しました
  • トラリピ取消(再設定)の際、残したポジションの決済注文をそのまま残せるようにしました
  • セキュリティ強化の一環として「出金パスワード」と「多要素認証(認証コード)」を導入しました
  • トラリピのトラップを取り消す際、ワンクリックで全てのトラップを選択可能にしました

【Q&Aの解決率】

93.9%以上(2023年)

※解決率とはQ&Aの訪問数の中で解決した割合

  1. 当社は、お客様が商品やサービスを安心して利用できるよう、取引インフラの安定稼働および個人情報等の重要な情報資産を守るセキュリティ対策を整備します。
    【具体例】

Ⅱ.デジタルを活用したサービスへの取組み

(方針2、6)

  1. 当社は、お客様の利便性を重視し、継続的にWebページ・アプリ機能におけるUI/UXの向上やデジタルを活用した情報提供の充実を図り、NPS®(※)の向上に取り組みます。

    ※ NPS®は、「他者への推奨意向」を測ることで、お客さまのロイヤルティを測定する指標。NPS®はベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。

    【具体例】

Ⅲ.サービス対価に関する考え方

(方針3、4)

  1. 当社は、財務の健全性と高品質な顧客サービスのバランスを心がけ、以下に係るコスト等を総合的に勘案したうえでサービス対価を適宜設定しております。
    • 大量の指値注文を安定的に約定させるためのシステムの開発・維持管理や情報セキュリティ対策
    • 独自の注文管理機能の特許の取得・維持管理
    • 有益な投資情報提供やコンサルティングの提供
    • 優秀な人材の確保とサービスの品質向上のための社員教育等
    • 商品やサービスの魅力を伝える広報・広告活動
    • 口座管理や取引の執行に係る事務手続き
    • 取引所に支払う費用(CFD)
  2. 当社は、お客様が負担する取引に関わるコストに対し、利益相反を防ぐために以下のような業務統制を行います。

Ⅳ.教育、業績評価、コンプライアンスへの取組み

(方針2、7)

  1. 当社はお客様本位の業務運営を維持していくためには、企業理念の浸透、全役職員のコンプライアンスの実践、また顧客本位の行動を計る評価体系の整備が必須であると考えており、以下のような取り組みを行っております。
    【具体例】

役職員の知識・スキル向上に向けた取り組み
(研修実施内容と資格取得状況)

開催月 コンプライアンス研修内容
2023年11月 贈答・接待について
2023年9月 疑わしい取引
2023年7月 内部通報制度
2023年5月 インサイダー取引
2023年3月 個人情報保護法について
2023年1月 反社会的勢力の排除について
資格 保有率
金融先物取引業務外務員 90.6%
金融先物取引業務内部管理責任者 56.7%
証券外務員 67.9%
証券外務員内部管理責任者 32.1%

(2023年12月31日時点)

2024年4月更新

※当社は金融庁が公表する「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則5(注2)及び原則6(注2)に該当する複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等しておりません。また原則6(注3)に該当する金融商品の組成にも携わっておりません。


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