調整額
CFDの調整額とはポジションを保有したまま翌営業日以降に持ち越した場合に発生する損益のことを指します。
当ページでは本日の調整額や調整額カレンダーを掲載しております。
また、調整額について簡単に説明し、調整額授受の仕組みについてご案内いたします。
調整額カレンダーに関する注意事項
調整額カレンダーの日付は日本時間ではなく(NYクローズで日付が切り替わる)取引時間で表記されています。
ポジションを保有してから一度もNYクローズをまたぐことなく決済(いわゆるデイトレードを)した場合、調整額の付与はありません。
銘柄 | 本日の付与日数 | 売・調整額(1Lotあたり) | 買・調整額(1Lotあたり) |
---|---|---|---|
日本N225 | 1日分 | 0 円 | 0 円 |
米国D30 | 1日分 | -7.8 円 | -1.5 円 |
米国NQ100 | 1日分 | 1.6 円 | -6.1 円 |
米国SP500 | 1日分 | 3.3 円 | -15.7 円 |
英国F100 | 1日分 | 1 円 | -3.1 円 |
調整額カレンダー(日本N225)
調整額とは?
調整額とは、CFD取引で発生する金利や、原資産(株式等)における配当金を調整するためのもので、「金利調整額」「権利調整額」「価格調整額」の3種類があり、トラリピCFDでは「金利調整額」「権利調整額」が発生します。
金利調整額
金利調整額とは、オーバーナイト金利やファンディングコスト(資金調達コスト)などとも呼ばれ、ポジションを翌営業日にロールオーバーする際に発生します。
金利調整額は、政策金利のみならず、各国の経済情勢や市場金利情勢等の変化に伴って随時変動します。
そのため、「受取り」から「支払い」に転じること、または買いポジションと売りポジションともに「支払い」となることもあります。
権利調整額
権利調整額とは、参照原資産である株価指数における配当金相当分にあたり、一般に買いポジションを保有している場合は受け取り、売りポジションを保有している場合は支払うことになります。
トラリピCFDでは「金利調整額」と「権利調整額」の合計額を「調整額」として表しております。
調整額は当社のカバー先金融機関より提供された金額をもとに当社が決定いたします。
調整額授受の仕組み
授受条件
調整額の授受には、条件があります。それは、「ポジションを保有したままNYクローズをまたぐこと(=ロールオーバー)」です。
米国夏時間(3月第2日曜日~11月第1日曜日)のNYクローズは午前6時になります。
付与のルール
調整額は、ポジションを保有したらすぐ授受されるわけではありません。
NYクローズ時点でポジションを保有していた場合に発生し、翌営業日のNYクローズで付与または差し引かれます。
休日も計算の対象になり、原則金曜日のロールオーバー分は土日分を含め3日分となります。
(年末年始等、原資産の休場日等、カバー先金融機関の事由等で変則となる場合がございます。)