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英CPIは上振れ、中銀ウィークは無風予想ながら・・・

2026/10/22 08:12

【ポイント】
・英国の9月CPIは総合、コア、サービス、いずれも上振れ
・英BOEは11月5日の会合で利上げに踏み切りそう
・他の主要国でもインフレが加速しており、早晩追加利上げがありそう

英国の9月CPIは上振れ。CPI総合は前年比3.5%、エネルギー・食料・酒・タバコを除くCPIコアは同2.8%と、いずれも前月(3.1%、2.6%)から伸びが高まりました。賃金動向を反映しやすいCPIサービスは前年比3.7%と、こちらも前月(3.4%)から伸びが高まりました。

英CPI

前日発表の9月雇用統計では、給与所得者の予想外の増加や失業率(6-8月)の低下など労働市場からのインフレ圧力も散見されました。BOE(英中銀)は前回9月のMPC(金融政策委員会)で政策金利を3.75%に据え置きましたが、11月5日のMPCでは0.25%の利上げがほぼ確実視されています。追加利上げの可能性が示されるかどうかがポイントです。

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来週は、中銀ウィーク。28日の米FRBのFOMC、29日にECBの理事会、30日に日銀の金融政策決定会合が開催されます。いずれの中銀も前回9月の会合で0.25%の利上げを実施しただけに、今回は据え置きが予想されています。ただし、いずれの国・地域でもCPIが上振れしており(日本の9月CPIは23日発表)、足もとのエネルギー高やその波及効果を勘案すれば、早晩、おそらく年内に、追加利上げに踏み切りそうです。来週の会合で先行きの金融政策に関してどのようなメッセージが発信されるか注目でしょう。

主要国CPI

主要国金融政策見通し
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

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