豪中銀会合開催! 豪ドルが反応しそう
2026/08/11 08:47
【ポイント】
・米ドル/円が反発するなか、日米当局の対応は?
・豪中銀の声明や総裁会見を受けて市場の金融政策見通しがどのように変化するか
・日本の祝日で外為市場では流動性が低下、値動きが増幅される可能性も
(欧米市場レビュー)
10日、欧米時間の外為市場では米ドルが堅調に推移。一時米ドル/円は159.319円、米ドル/シンガポールドルは1.28025シンガポールドルへと上昇し、ユーロ/米ドルは1.15392ドル、豪ドル/米ドルは0.70499米ドルへと下落しました。米国の長期金利(10年物国債利回り)が上昇したことが、米ドルの支援材料となりました。
ノルウェークローネやカナダドルも堅調に推移し、一時ノルウェークローネ/スウェーデンクローナは1.00059スウェーデンクローナ、カナダドル/円は114.283円へと上昇。原油価格が上昇したことが、ノルウェークローネやカナダドルにとってプラスとなりました。WTI原油先物の中心限月9月物は、前営業日比3.95ドル高(5.05%)の1バレル=82.13ドルで取引を終えました。
米ドル/カナダドルについては、米ドルとカナダドルの双方にプラスの材料があるなか、1.39カナダドル台前半でのもみ合いとなりました。
ノルウェーの7月CPI(消費者物価指数)が発表され、結果は総合が前年比3.0%、エネルギーや税制改革の影響を除いたコアインフレ率のCPI-ATEが同2.7%。市場予想(いずれも2.8%)を総合は上回った一方、CPI-ATEは下回りました。市場ではCPI-ATEの結果が強く意識されてCPI発表後にノルウェークローネが下落したものの、下落は長続きしませんでした。
(本日の相場見通し)
本日は日本が祝日のため、外為市場では参加者が減少して流動性が低下します。突発的なニュースや仕掛け的な動きがあれば、値動きが増幅する可能性があり、注意は必要です。
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日米当局は7月31日、協調して円買い介入を実施しました。本邦当局に関しては7月30日も介入した可能性が高く、8月3日も介入が行われたとの観測が市場にはあります。
米ドル/円は3日に一時155.156円へと下落したものの、その後反発しており、159円台へと上昇しています。米ドル高・円安が再び進行するなか、日米当局の為替相場への対応に注目です。
片山財務相は3日、「日本国財務省は米国財務省と緊密なコミュニケーションを維持している。我々は、今後、さらなる協調介入を実施することも躊躇しない」と表明しました。(日米の協調、あるいは本邦当局の単独でも)円買い介入が再びあれば、米ドル/円が下落して、その場合にはユーロ/円やNZドル/円なども米ドル/円に引きずられそうです。
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RBA(豪中銀)の政策会合が本日開催されます。会合の結果はRBAの声明とともに日本時間13時30分に判明し、14時30分からブロックRBA総裁が会見する予定です。
RBAは前々回5月まで3会合連続でそれぞれ0.25%の利上げを実施。前回6月15-16日の会合では政策金利を据え置きました。現在の政策金利は4.35%です。
市場では、政策金利は今回も据え置かれると予想されています。そのとおりの結果になれば、RBAの声明やブロック総裁の会見が相場材料になりそうです。
RBAは前回会合の声明で、「金融政策は今後の展開に対応できる良い位置にある」との認識を示しました。ただし、「必要に応じて政策金利をさらに引き上げることを含め、 物価安定と完全雇用の実現のために必要なあらゆる措置を講じる」と表明。必要なら追加利上げを行うとの姿勢を示しました。
市場では、RBAは今後あと1回追加利上げを行うとの見方がある一方、同中銀による利上げサイクルは終了したとの見方もあります。RBAの声明やブロック総裁の会見によって市場の見方がどのように変化するのか注目です。追加利上げ観測が後退した場合、豪ドルが軟調に推移するとみられます。
※豪ドル/円のテクニカル分析は、本日の『テクニカル・ポイント』[豪ドル/円、RBA会合が相場動意となるか]をご覧ください(お客様専用ページへのログインが必要です)。
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