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米PCE、GDP、長期金利

2026/08/27 08:06

【ポイント】
・米PCEデフレーターは高止まり
・GDP改定値は国内景気の強さを示した
・長期金利は方向感の定まらない展開

米長期金利(10年物国債利回り)は過去1カ月、4.60%~4.75%のレンジでもみ合っています。ベッセント財務長官が相次いで打ち出した長期金利抑制策によって低下する場面があったものの、方向感は定まっていません。26日もPCE(個人消費支出)デフレーターやGDP改定値の発表直後に低下したものの、すぐに反発しました。

■8月25日付け「ベッセント長官の金利抑制作戦は成功するか」をご覧ください。

米長期金利

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PCEデフレーター
米国の6月PCE(個人消費支出)デフレーターは前年比3.7%、食料とエネルギーを除くコアは3.3%と、いずれも「前月と変わらず」でした。市場予想はそれぞれ3.6%と3.3%。足もとのインフレ率は引き続きFRBの目標2%を大きく上回っています。FRBがインフレ圧力の浸透をみるうえで重視するとされるPCEコアサービス(住居費を除く)は前年比3.9%と高止まりしています(ただし、CPIベースだと2.8%)。

米PCEデフレーラー

PCEコアサービス 住居費除く

GDP改定値
4-6月期GDP改定値は前期比年率1.5%と改定前と同じで、前期(2.1%)からやや減速しました。ただ、国内景気の強さをみるための民間国内最終需要はGDPを3.5%押し上げており(寄与度)、21年7‐9月期以降で最大でした。

アトランタ連銀のGDPNow(短期予測モデル)によれば、26日時点で7‐9月期のGDP予測は前期比年率4.6%と高く、国内最終需要のGDP寄与度も2.8%と悪くありません。まだ7月のデータが集まっただけでしょうから、8-9月のデータによって最終的にどうなるかは不明ですが、少なくとも7-9月期も滑り出しは悪くないようです。

GDPNow
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

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