【PM】RBNZは3対3で政策金利を据え置き! 利上げを示唆
2026/05/27 15:50
【ポイント】
・政策金利の据え置きはきわどい決定
・RBNZ(NZ中銀)は政策金利見通しを大幅に上方修正
RBNZは本日政策会合を開き、政策金利を2.25%に据え置くことを決定。政策金利の据え置きは3会合連続です。
会合の結果判明後、NZドルが急伸。一時NZドル/円は93.600円近辺、NZドル/米ドルは0.58700米ドル近辺へと上昇し、豪ドル/NZドルは1.21600NZドル近辺へと下落しました。会合における採決や政策金利見通しなどをみて、市場はタカ派的な据え置きとみなしたようです。
RBNZは次回7月8日の会合で利上げを行いそうです。
***
会合では6人の政策メンバーの意見が分かれて、3人は政策金利の据え置き(*1)を、3人は0.25%の利上げ(*2)を支持。投票結果が同数の場合には総裁に決定権があるため、最終的にブレマン総裁が政策金利を据え置くことを決定しました。
(*1)ブレマン総裁、シルク総裁補、コンウェイ・チーフエコノミスト
(*2)外部メンバーのハンセン氏、ゴーレイ氏、ガイ氏
ブレマン総裁は会合後の会見で、政策金利の方向性については政策メンバー全員が一致し、意見が分かれたのは「(利上げの)タイミングだった」ことを明らかにしました。
ブレマン総裁はまた、「今後の会合で利上げを行う可能性が高い」と発言。「中東での紛争が今すぐ終結したとしても、インフレへの影響は今後も続くとみられる」とし、「現在の政策金利(の水準)は依然としてやや緩和的だ」との認識を示しました。
RBNZは声明で「政策金利は2月の金融政策報告の想定よりも早くかつ大幅な引き上げが必要になる可能性が高い」と表明。四半期ごとに公表する政策金利見通しを2月時点から大幅に上方修正し、政策金利は26年10-12月期に四半期平均2.84%となり、29年4-6月期には3.28%になるとの見通しを示しました。仮に1回の政策変更幅を0.25%とすると、RBNZは26年10-12月期までに2~3回利上げを、29年4-6月期まででは合計4回の利上げを想定していると解釈できます。
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
- 当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。
- 相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。
