ホルムズ海峡の現状、無信号タンカーは捕捉困難!?
2026/04/17 08:18
【ポイント】
・米国とイランの海峡封鎖により通過船舶はごくわずか
・ただし、イラン関連の無信号タンカーは捕捉が困難か
・米国とイランの交渉長期化も
日経平均株価や米S&P500指数が最高値を更新するなど、米国とイランの和平への期待が高まっています。一方、WTI原油先物価格は90ドル台で推移しており、4月7日のピーク(終値112.95ドル)から下落しているものの、米国とイスラエルによるイラン攻撃直前の水準(2月27日67.02ドル)は大きく上回ったままです。原油供給の回復にはまだ時間がかかるという読みからでしょう。
米国とイランによる事実上のホルムズ海峡封鎖が続いており、そこを通過する船舶はごくわずか。Bloombergによれば、15日にはペルシャ湾から海峡を通過する船舶(出域)が1隻、ペルシャ湾に向かって通過する船舶(入域)が2隻でした。米国が海峡封鎖を始める前日12日は出域が7隻、入域が12隻だったとのこと。米国は封鎖開始以降に14隻の船舶を引き返させたと発表しています。

もっとも、上記データは自動船舶識別装置(AIS)の信号に基づくデータのようです。別のBloombergの記事によれば、戦争開始以降にイラン産原油の約4分の3はAISの信号を発信していないタンカーで輸送されているとのこと。また、非積載のイラン関連タンカーがペルシャ湾に入ったとされており、封鎖が長期化した場合には湾内で原油貯蔵施設として稼働する可能性が指摘されています。
こうした状況を踏まえると、米国とイランの和平交渉は長期化するかもしれません。湾岸諸国や欧州の高官らは米国とイランが合意するには数カ月、場合によっては6カ月必要との見解を示しています。まずは、今週末の交渉再開の可能性と21日の停戦期限が延長されるかどうかなどが注目されます。
・米国とイランの海峡封鎖により通過船舶はごくわずか
・ただし、イラン関連の無信号タンカーは捕捉が困難か
・米国とイランの交渉長期化も
日経平均株価や米S&P500指数が最高値を更新するなど、米国とイランの和平への期待が高まっています。一方、WTI原油先物価格は90ドル台で推移しており、4月7日のピーク(終値112.95ドル)から下落しているものの、米国とイスラエルによるイラン攻撃直前の水準(2月27日67.02ドル)は大きく上回ったままです。原油供給の回復にはまだ時間がかかるという読みからでしょう。
米国とイランによる事実上のホルムズ海峡封鎖が続いており、そこを通過する船舶はごくわずか。Bloombergによれば、15日にはペルシャ湾から海峡を通過する船舶(出域)が1隻、ペルシャ湾に向かって通過する船舶(入域)が2隻でした。米国が海峡封鎖を始める前日12日は出域が7隻、入域が12隻だったとのこと。米国は封鎖開始以降に14隻の船舶を引き返させたと発表しています。

もっとも、上記データは自動船舶識別装置(AIS)の信号に基づくデータのようです。別のBloombergの記事によれば、戦争開始以降にイラン産原油の約4分の3はAISの信号を発信していないタンカーで輸送されているとのこと。また、非積載のイラン関連タンカーがペルシャ湾に入ったとされており、封鎖が長期化した場合には湾内で原油貯蔵施設として稼働する可能性が指摘されています。
こうした状況を踏まえると、米国とイランの和平交渉は長期化するかもしれません。湾岸諸国や欧州の高官らは米国とイランが合意するには数カ月、場合によっては6カ月必要との見解を示しています。まずは、今週末の交渉再開の可能性と21日の停戦期限が延長されるかどうかなどが注目されます。
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