【PM】RBNZはタカ派的な据え置き、NZドルが堅調
2026/04/08 15:40
RBNZ(NZ中銀)は本日政策会合を開き、政策金利を2.25%に据え置くことを決定しました。据え置きは2会合連続です。
会合の結果判明後にNZドルが堅調に推移し、NZドル/円やNZドル/米ドルは上昇して、豪ドル/NZドルは一時1.21NZドルを割り込みました。政策金利の据え置きは市場予想どおりだったものの、市場はRBNZの声明やブレマン総裁の会見などをタカ派的な内容と受け止めたとみられます。
***
RBNZは声明で、政策金利の据え置きについて「中期的なインフレ上昇のリスクに先手を打って対応することによる潜在的な利益と、景気回復を不必要に阻害することによるコストとのバランスをとったもの」と説明しました。
声明は「中東情勢によってインフレ見通しとリスクバランスが大きく変化した」と指摘。短期的にインフレ率は上昇し、景気回復は弱まるとの認識を示しました。
声明はまた、「あらゆるインフレ圧力を警戒している」とし、「インフレ率を中期的に目標に戻すために行動する用意がある」と表明。「コアインフレ率と賃金上昇率が引き続き抑制され、中長期的なインフレ期待が2%前後で推移する必要がある」との認識を示し、「これらの条件が満たされない場合、政策金利の断固かつタイムリーな引き上げが必要になる」としました。
ブレマン総裁は会合後の会見で、原油価格上昇などの影響によってNZの総合CPI(消費者物価指数)は26年4-6月期に前年比4.2%になるとの見通しを示しました。RBNZは2月の金融政策報告の中で、4-6月期は前年比2.7%と予測していました。
ブレマン総裁は「今回の会合での利上げを強く主張したメンバーはいなかった」と述べました。ただし、「比較的早い時期での利上げについて議論した」とし、一部のメンバーは早期に利上げを行うことで合計の利上げ回数を抑えられるとの認識を示したと語りました。
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
- 当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。
- 相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。
