エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) ※3月31日更新
2026/03/31 10:40
宮田レポート(短期アップデート) 260331_miyata.pdf
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YouTube エリオットView 3月30日[日経平均 4月底か?]
[日経平均]
【当面の想定レンジ】 46,000~55,000円
[NYダウ・S&P500]
【当面の想定レンジ】 (NYダウ) 43,560~48,000ドル
(S&P500) 6175~6800
[ナスダック]
【当面の想定レンジ】 (ナスダック100) 22,500~25,000
(ナスダック総合) 20,500~22,900
[米ドル/円]
【当面の想定レンジ】 140.000~160.000円
[ドルインデックス(ドル指数)]
【当面の想定レンジ】 95.000~102.000
[日経平均]

【週足 エリオット波動分析】
2020年3月安値・16,358円以来のプライマリー第➂波・強気相場は終了し、プライマリー第➃波の弱気相場が始まったとみられます。それはコロナ禍以降で最大のリスクオフ相場になるでしょう。
3月30日には3カ月ぶり安値(50,566円)を付け、2月高値からの下げ率は14.7%に拡大しました。
週次の安値サイクル(安値~安値)は42週±7週(35週~49週)、下げ率は10%~26%(平均17%)です。25年4月底起点のサイクルは今週(3/30-4/3)51週目を迎え、日柄的にいつ底入れしてもおかしくない、といえます。
特に4月第2週[4月6日~10日]に注目しています。この時期は、高市早苗氏が自民党総裁に選ばれた25年10月4日(土)=「高市ラリー」始点から6カ月信用期日迎えであると共に、25年4月底から1周年のアニヴァーサリー・ウィークでもあります。
現行42週サイクルが延長する場合においても、サイクル55週(フィボナッチ)目のゴールデンウィークまでには決着をみるでしょう。このように、遅くとも5月には新42週サイクルが始まると見込まれます。
もっとも、新サイクル形状は弱気型「レフト・トランスレーション(右肩下がり)」になることが見込まれます。水準的にはサイクル高値が59,332円を上回ることは難しく、最大限でもダブル・トップ形成にとどまるでしょう。サイクル高値を6月~7月に付けた後、11月~来年2月のサイクル安値に向けて、株式相場は下げていくと思われます。

[TOPIX]
3938(2/27高値)からプライマリー➃波の調整が進行中です。➃波の調整規模はプライマリー➀波(2018年1月~20年3月)の下げ率(37.2%)と同等か、それ以上の大きさになるでしょう。
3492(3/9安値)からのマルii波は、3673(3/26高値)で終わったとみることができます。それ以降、マルiii波による急落局面が進行中とみられます。
下値模索の動きはまだ続き、引き続き [3291](昨年4月からの上昇の38.2%戻り水準)を目指す展開となりそうです。

[日経平均]
59,332円(2/26)からプライマリー級第➃波の弱気相場が進行中とみています。
3月20日時点の信用買い残は5兆8025億円に膨らみ、データ遡及可能な2005年以降の過去最高水準(5兆9836億円、2006年2月10日)が視野に入りました。
直近の急落(マルiii波)に伴い、高値圏での信用買いポジションには多額の評価損が出ている公算大です。今来週は「マージンコール(追証)」売りの嵐により、日経平均が5万円大台を一気に下抜く展開もありそうです。
当面の下値メドは[48,293円](レッサー・ディグリー第4波安値)で、この付近にはフィボナッチ・サポート[48,430円]があります。
[予想PER別の日経平均水準]
3月30日の日経平均予想PERは19.20倍、予想EPSは2702円。 過去最高のEPSは2867円(2/25)です。

[裁定買い残と信用買い残] (3月20日時点)

[NYダウ・S&P500]

【NYダウ 日足エリオット波動分析】
2月10日に付けた最高値・50,512ドルは、S&P500(高値は1月28日)、ナスダック(25年10月29日が高値)など主要指数によって確認されていません。この「未確認」は、米国株相場の天井打ちを暗示しています。
3月30日に一時45,057ドルまで下げました。4万5千ドルは重要なサポート・レジスタンスです。この日は25年4月からの上昇の38.2%戻りサポート[45,202ドル]を一時下回りましたが、終値(45,216ドル)では節目を維持しました。目先的には、4万5千ドルを目先的な下値としながら、200日MA[46,658ドル]をメドに反発を試みるかもしれません。
一方4万5千ドルを終値で割れると、昨年8月12日-13日のマド[44,497-44,571ドル]、同6月26日-27日のマド[43,430-43,505ドル]を早々に試すでしょう。後者のマドの少し上に、フィボナッチ・サポート[43,562ドル](昨年4月からの上昇の半値押し水準)が控えます。

【S&P500日足 エリオット波動分析】
200日MAを明確に下回ったことを契機に、機械的な売りが膨らんできたようです。3月30日には一時6316まで下げ、200日MAから5%近く下振れました。
S&P500時価総額の30%強を占めるM7(マグニフィセントセブン)の弱基調がさらに鮮明となっています。「Bloombergマグニフィセント・セブン・インデックス」は、25年12月高値から3月30日安値までの下げ率が18%を超え、弱気相場入り(20%下げ)が目前となっています。M7は「サード・オブ・サード」による下落にあり、引き続きS&P500を下方向へけん引する公算が大きいでしょう。
S&P500は短期的にも、サポート・レジスタンスとしての25年2月高値[6147]を試すとみられます。この付近には38.2%サポート[6174]が控えており、そこではいったん下げ渋ることもありそうです。
ただし一段と下落が加速する場合は、昨年6月23日-24日のマド[6028-6059]を早々に目指すと思われます。
[ダウ輸送株平均] リバウンド完了か?

[マグニフィセント7] 「サード・オブ・サード」下落が進行中

[ナスダック]


【ナスダック100 月足・週足 エリオット波動分析】
2002年10月底から進行してきたサイクル級の上昇トレンドは、その全行程を26,182(10/29高値)で完了した可能性が高い、とみています。50週MAを明確に下回ったことにより弱気見通しが強化されました。

【ナスダック100 時間足 エリオット波動分析】
昨年10月高値(26,182)と今年1月高値(26,165)とで、3カ月越しのダブル・トップを完成。そこから弱気の展開が始まりました。
3月30日には一時22,841と25年8月以来の安値となっています。
現在「サード・オブ・サード」の下落にあり、目先的にも[22,500](昨年4月からの上昇の38.2%押し水準)、[22,222](25年2月高値)を試す可能性があります。
[米ドル/円]

【月足・エリオット波動分析】
16年半サイクルによれば、米ドル/円(ドル/円)は2028年4月頃まで「円高の時間帯」が続きます。この時間帯においてドル/円の上値は抑えられるでしょう。筆者は28年4月頃までのどこかの時点で、1ドル=125円~120円へのドル安・円高になる可能性をみています。
日米実質金利差から導かれるドル/円の水準は、現在1ドル=139円程度です。足元の日本円は金利差からみた妥当な水準よりも極端な過小評価が続いています。
さらには、日本が「金利ある世界」に入った一方で、実質実効円レートは今なお史上最安値圏にあります。
このような「超円安」を筆者は「円安バブル」とみており、それは今後いつ弾けてもおかしくありません。実際のところ、円安バブル崩壊は足元から始まるかもしれません。
「失われた20年≒金利なき世界」では、円売りで調達した資金を様々なアセットに投資する円キャリー取引(※)が世界の潮流でした。しかし「金利ある世界」では、円キャリー取引の巻き戻し(円買い戻し)が進むと共に、市場ボラティリティが急上昇するリスクに留意すべきでしょう。
(※)BIS(国際決済銀行)によると世界の円キャリー取引規模は40兆円程度とされます。

【週足 エリオット波動分析】
足元、1年8カ月ぶりに1ドル=160円を付けました。24年9月安値(139.565円)からの第2波リバウンドは終わりつつあり、第3波によるドル安・円高開始は近い、とみています。
週次MACDは、1月最終週に半年ぶり売りシグナル(S)を点灯させましたが、足元ではMACD線がシグナル線を上抜きました。もっとも、ここでの買いシグナルは「ダマシ」になる公算が大きいとみています。加えてこの2カ月間は、ドル/円の上値が切り上がる一方、MACDはそうなっていません。この弱気ダイヴァージェンスは、ドル/円の(大きな)下落が接近していることの示唆かもしれません。
いまは(介入警戒感の他に)円を積極的に買う材料が見当たらず、円高のリスクはほとんど無視されるか、控えめにいっても軽視されています。このような市場の慢心と油断は、史上最大の「円安バブル」崩壊前夜にふさわしいでしょう。

【日足 エリオット波動分析】
25年4月からのドル高・円安はⓦ-ⓧ-ⓨ「トリプル・ジグザグ」であり、159.405円(1/14)からは3番目のジグザグ=ⓨ波に位置付けられます。このⓨ波のトップは、24年7月の161.938円と「ダブル・トップ」を形成するでしょう。
157.442円(3/19)を下回ると、約1年続いたドル高・円安終了の第1シグナルが点灯します。
金利差からのドル/円推計値
足元、日米実質金利差からのドル/円推計値は[139.017円]です。

投機筋の円売り持ちは縮小 (2026年3月24日時点)
IMM通貨先物市場において、投機筋(非商業部門)の円売り持ちは、前週の53.2億ドルから48.9億ドルへ4週ぶりに縮小しました。円の売り持ち金額は24年7月以来の大きさとなります。

[ドルインデックス(ドル指数)]


【エリオット波動分析】
25年7月(96.377)からの(X)波は、時間が経つごとに高値と安値が広がる(三角)保ち合い相場=「エクスパンディング(拡大)・トライアングル」(A-B-C-D-E)の可能性が高い、とみています。
今週は3月13日に付けた直前高値100.54を上回り、25年5月下旬以来のドル高水準となりました。
(X)波はまだ終わっていなかったわけですが、それは短期的にもピークを迎える可能性があります。
今後、ドル指数の持続的な下落トレンドが再開すれば、年内にも95.551を明確に下回るドル安が示現するでしょう。
エリオット波動とは
株式・為替動向を予想する心強いテクニカル手法
米国人ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した、今後の株式や為替など市場価格の動向を予想する手法です。相場は5つの上昇波と3つの下降波(合計8つの波)で一つの周期を作るパターンに従って展開するとされます。
このパターンは集団心理によるもので、数分から数十年といった様々な時間軸において観察されます。
フィボナッチ数列、黄金分割比率をチャート分析に初めて導入したのもエリオットです。
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【当面の想定レンジ】 (NYダウ) 43,560~48,000ドル
(S&P500) 6175~6800
[ナスダック]
【当面の想定レンジ】 (ナスダック100) 22,500~25,000
(ナスダック総合) 20,500~22,900
[米ドル/円]
【当面の想定レンジ】 140.000~160.000円
[ドルインデックス(ドル指数)]
【当面の想定レンジ】 95.000~102.000
[日経平均]

【週足 エリオット波動分析】
2020年3月安値・16,358円以来のプライマリー第➂波・強気相場は終了し、プライマリー第➃波の弱気相場が始まったとみられます。それはコロナ禍以降で最大のリスクオフ相場になるでしょう。
3月30日には3カ月ぶり安値(50,566円)を付け、2月高値からの下げ率は14.7%に拡大しました。
週次の安値サイクル(安値~安値)は42週±7週(35週~49週)、下げ率は10%~26%(平均17%)です。25年4月底起点のサイクルは今週(3/30-4/3)51週目を迎え、日柄的にいつ底入れしてもおかしくない、といえます。
特に4月第2週[4月6日~10日]に注目しています。この時期は、高市早苗氏が自民党総裁に選ばれた25年10月4日(土)=「高市ラリー」始点から6カ月信用期日迎えであると共に、25年4月底から1周年のアニヴァーサリー・ウィークでもあります。
現行42週サイクルが延長する場合においても、サイクル55週(フィボナッチ)目のゴールデンウィークまでには決着をみるでしょう。このように、遅くとも5月には新42週サイクルが始まると見込まれます。
もっとも、新サイクル形状は弱気型「レフト・トランスレーション(右肩下がり)」になることが見込まれます。水準的にはサイクル高値が59,332円を上回ることは難しく、最大限でもダブル・トップ形成にとどまるでしょう。サイクル高値を6月~7月に付けた後、11月~来年2月のサイクル安値に向けて、株式相場は下げていくと思われます。

[TOPIX]
3938(2/27高値)からプライマリー➃波の調整が進行中です。➃波の調整規模はプライマリー➀波(2018年1月~20年3月)の下げ率(37.2%)と同等か、それ以上の大きさになるでしょう。
3492(3/9安値)からのマルii波は、3673(3/26高値)で終わったとみることができます。それ以降、マルiii波による急落局面が進行中とみられます。
下値模索の動きはまだ続き、引き続き [3291](昨年4月からの上昇の38.2%戻り水準)を目指す展開となりそうです。

[日経平均]
59,332円(2/26)からプライマリー級第➃波の弱気相場が進行中とみています。
3月20日時点の信用買い残は5兆8025億円に膨らみ、データ遡及可能な2005年以降の過去最高水準(5兆9836億円、2006年2月10日)が視野に入りました。
直近の急落(マルiii波)に伴い、高値圏での信用買いポジションには多額の評価損が出ている公算大です。今来週は「マージンコール(追証)」売りの嵐により、日経平均が5万円大台を一気に下抜く展開もありそうです。
当面の下値メドは[48,293円](レッサー・ディグリー第4波安値)で、この付近にはフィボナッチ・サポート[48,430円]があります。
[予想PER別の日経平均水準]
3月30日の日経平均予想PERは19.20倍、予想EPSは2702円。 過去最高のEPSは2867円(2/25)です。

[裁定買い残と信用買い残] (3月20日時点)

[NYダウ・S&P500]

【NYダウ 日足エリオット波動分析】
2月10日に付けた最高値・50,512ドルは、S&P500(高値は1月28日)、ナスダック(25年10月29日が高値)など主要指数によって確認されていません。この「未確認」は、米国株相場の天井打ちを暗示しています。
3月30日に一時45,057ドルまで下げました。4万5千ドルは重要なサポート・レジスタンスです。この日は25年4月からの上昇の38.2%戻りサポート[45,202ドル]を一時下回りましたが、終値(45,216ドル)では節目を維持しました。目先的には、4万5千ドルを目先的な下値としながら、200日MA[46,658ドル]をメドに反発を試みるかもしれません。
一方4万5千ドルを終値で割れると、昨年8月12日-13日のマド[44,497-44,571ドル]、同6月26日-27日のマド[43,430-43,505ドル]を早々に試すでしょう。後者のマドの少し上に、フィボナッチ・サポート[43,562ドル](昨年4月からの上昇の半値押し水準)が控えます。

【S&P500日足 エリオット波動分析】
200日MAを明確に下回ったことを契機に、機械的な売りが膨らんできたようです。3月30日には一時6316まで下げ、200日MAから5%近く下振れました。
S&P500時価総額の30%強を占めるM7(マグニフィセントセブン)の弱基調がさらに鮮明となっています。「Bloombergマグニフィセント・セブン・インデックス」は、25年12月高値から3月30日安値までの下げ率が18%を超え、弱気相場入り(20%下げ)が目前となっています。M7は「サード・オブ・サード」による下落にあり、引き続きS&P500を下方向へけん引する公算が大きいでしょう。
S&P500は短期的にも、サポート・レジスタンスとしての25年2月高値[6147]を試すとみられます。この付近には38.2%サポート[6174]が控えており、そこではいったん下げ渋ることもありそうです。
ただし一段と下落が加速する場合は、昨年6月23日-24日のマド[6028-6059]を早々に目指すと思われます。
[ダウ輸送株平均] リバウンド完了か?

[マグニフィセント7] 「サード・オブ・サード」下落が進行中

[ナスダック]


【ナスダック100 月足・週足 エリオット波動分析】
2002年10月底から進行してきたサイクル級の上昇トレンドは、その全行程を26,182(10/29高値)で完了した可能性が高い、とみています。50週MAを明確に下回ったことにより弱気見通しが強化されました。

【ナスダック100 時間足 エリオット波動分析】
昨年10月高値(26,182)と今年1月高値(26,165)とで、3カ月越しのダブル・トップを完成。そこから弱気の展開が始まりました。
3月30日には一時22,841と25年8月以来の安値となっています。
現在「サード・オブ・サード」の下落にあり、目先的にも[22,500](昨年4月からの上昇の38.2%押し水準)、[22,222](25年2月高値)を試す可能性があります。
[米ドル/円]

【月足・エリオット波動分析】
16年半サイクルによれば、米ドル/円(ドル/円)は2028年4月頃まで「円高の時間帯」が続きます。この時間帯においてドル/円の上値は抑えられるでしょう。筆者は28年4月頃までのどこかの時点で、1ドル=125円~120円へのドル安・円高になる可能性をみています。
日米実質金利差から導かれるドル/円の水準は、現在1ドル=139円程度です。足元の日本円は金利差からみた妥当な水準よりも極端な過小評価が続いています。
さらには、日本が「金利ある世界」に入った一方で、実質実効円レートは今なお史上最安値圏にあります。
このような「超円安」を筆者は「円安バブル」とみており、それは今後いつ弾けてもおかしくありません。実際のところ、円安バブル崩壊は足元から始まるかもしれません。
「失われた20年≒金利なき世界」では、円売りで調達した資金を様々なアセットに投資する円キャリー取引(※)が世界の潮流でした。しかし「金利ある世界」では、円キャリー取引の巻き戻し(円買い戻し)が進むと共に、市場ボラティリティが急上昇するリスクに留意すべきでしょう。
(※)BIS(国際決済銀行)によると世界の円キャリー取引規模は40兆円程度とされます。

【週足 エリオット波動分析】
足元、1年8カ月ぶりに1ドル=160円を付けました。24年9月安値(139.565円)からの第2波リバウンドは終わりつつあり、第3波によるドル安・円高開始は近い、とみています。
週次MACDは、1月最終週に半年ぶり売りシグナル(S)を点灯させましたが、足元ではMACD線がシグナル線を上抜きました。もっとも、ここでの買いシグナルは「ダマシ」になる公算が大きいとみています。加えてこの2カ月間は、ドル/円の上値が切り上がる一方、MACDはそうなっていません。この弱気ダイヴァージェンスは、ドル/円の(大きな)下落が接近していることの示唆かもしれません。
いまは(介入警戒感の他に)円を積極的に買う材料が見当たらず、円高のリスクはほとんど無視されるか、控えめにいっても軽視されています。このような市場の慢心と油断は、史上最大の「円安バブル」崩壊前夜にふさわしいでしょう。

【日足 エリオット波動分析】
25年4月からのドル高・円安はⓦ-ⓧ-ⓨ「トリプル・ジグザグ」であり、159.405円(1/14)からは3番目のジグザグ=ⓨ波に位置付けられます。このⓨ波のトップは、24年7月の161.938円と「ダブル・トップ」を形成するでしょう。
157.442円(3/19)を下回ると、約1年続いたドル高・円安終了の第1シグナルが点灯します。
金利差からのドル/円推計値
足元、日米実質金利差からのドル/円推計値は[139.017円]です。

投機筋の円売り持ちは縮小 (2026年3月24日時点)
IMM通貨先物市場において、投機筋(非商業部門)の円売り持ちは、前週の53.2億ドルから48.9億ドルへ4週ぶりに縮小しました。円の売り持ち金額は24年7月以来の大きさとなります。

[ドルインデックス(ドル指数)]


【エリオット波動分析】
25年7月(96.377)からの(X)波は、時間が経つごとに高値と安値が広がる(三角)保ち合い相場=「エクスパンディング(拡大)・トライアングル」(A-B-C-D-E)の可能性が高い、とみています。
今週は3月13日に付けた直前高値100.54を上回り、25年5月下旬以来のドル高水準となりました。
(X)波はまだ終わっていなかったわけですが、それは短期的にもピークを迎える可能性があります。
今後、ドル指数の持続的な下落トレンドが再開すれば、年内にも95.551を明確に下回るドル安が示現するでしょう。
エリオット波動とは
株式・為替動向を予想する心強いテクニカル手法
米国人ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した、今後の株式や為替など市場価格の動向を予想する手法です。相場は5つの上昇波と3つの下降波(合計8つの波)で一つの周期を作るパターンに従って展開するとされます。
このパターンは集団心理によるもので、数分から数十年といった様々な時間軸において観察されます。
フィボナッチ数列、黄金分割比率をチャート分析に初めて導入したのもエリオットです。
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
- 当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。
- 相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。
