RBA会合開催、利上げか
2026/11/03 08:38
【ポイント】
・RBA(豪中銀)の声明や総裁会見で金融政策に関してどのようなヒントが提供されるか
・原油価格が一段と下落するか
・米JOLTSで市場のFRB金融政策見通しがどのように変化するか
(欧米市場レビュー)
2日、欧米時間の外為市場ではノルウェークローネが軟調に推移し、一時ノルウェークローネ/スウェーデンクローナは一時1.04966スウェーデンクローナへと下落。原油価格が下落したことが、ノルウェークローネへの下押し圧力となりました。
豪ドルも軟調。一時豪ドル/円は110.406円、豪ドル/米ドルは0.69904米ドル、豪ドル/NZドルは1.24454NZドルへと下落しました。RBA(豪中銀)の政策会合を前にしたポジション調整が主体と考えられます。
米ドル/円は方向感が乏しく、157円台後半で推移しました。
(本日の相場見通し)
RBA(豪中銀)の政策会合が本日開催されます。会合の結果は日本時間12時30分に判明し、13時30分からブロックRBA総裁が会見する予定です。
RBAは前回9月28-29日の会合で0.25%の利上げを行うことを決定。政策金利を4.35%から4.60%へと引き上げました。RBAが利上げしたのは3会合ぶりで、26年に入ってから4回目でした。
豪州の7-9月期CPI(消費者物価指数)トリム平均値は前年比3.7%と、上昇率は4-6月期の3.6%から高まり、24年4-6月期以来約2年ぶりの高い伸びを記録。RBAのインフレ目標レンジ(2~3%)をさらに上振れました。
市場では、インフレを抑制するためRBAは本日の会合で0.25%の利上げを行うとの見方が有力。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)に基づくと、2日時点で市場が織り込む利上げ確率は約9割です。
そのとおりの結果になれば、RBAの声明や会合後のブロック総裁の会見が相場材料になりそうです。それらではRBAの先行きの金融政策に関してどのようなヒントが提供されるのかに注目。さらに利上げを行う可能性が示されるなどタカ派的な内容になれば、豪ドル/円や豪ドル/NZドルが堅調に推移しそう。豪ドル/NZドルは、10月28日高値の1.25954NZドルが目先の上値メドです。
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昨日2日は原油価格が大きく下落しました。WTI原油先物の期近12月物は前営業日比7.66ドル安(-7.4%)の1バレル=96.46ドル、北海ブレント先物の27年1月物は同8.66ドル安(-7.6%)の104.77ドルでそれぞれ取引を終了。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉への期待が高まったことが、原油価格の下落要因となりました。
米国のルビオ国務長官は10月31日、「トランプ大統領はイラン問題の外交的・平和的な解決を望んでいる」と述べました。
イランの国営メディアは11月2日、「最高指導者のモジタバ師が和平交渉に関して政府に一定の権限を与えた」と報道。同国のペゼシュキアン大統領は対話による問題の解決を目指す姿勢を示したほか、アラグチ外相は仲介国を通じた協議が活発に行われていると語ったと報じました。
原油価格の動向に引き続き注目です。原油価格が一段と下落するようであれば、ノルウェークローネ/スウェーデンクローナが軟調に推移しそう。また、原油価格の下落は、カナダドルやメキシコペソにとってのマイナス材料になると考えられます。
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米国の9月JOLTS(労働動態調査)が本日発表されます(日本時間24:00)。JOLTS求人件数の市場予想は716.2万件と、前月の707.9万件から増加するとみられています。
市場では、FRB(米連邦準備制度理事会)は次回12月8-9日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の追加利上げを行うとの見方が有力。CMEのFedWatchツールに基づくと、2日時点で市場は12月に利上げが行なわれる確率を7割強織り込んでいます。
JOLTS求人件数が市場予想を上回る結果になれば、FRBの追加利上げ観測が強まるとともに、米ドルが堅調に推移しそう。米ドル/円は、200日移動平均線(本日時点で158.585円)が上値メドです。
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米国では中間選挙が実施されます。選挙の開票作業は、日本時間4日午前から順次始まる予定です。
※中間選挙に関しては、本日の『ファンダメ・ポイント』[米国中間選挙の最新情勢、民主党が支持伸ばす⁉]にて詳しく解説していますので、ご覧ください。
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