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日銀会合開催、0.25%の利上げへ!?

2026/09/18 09:03

【ポイント】
・植田総裁の会見で次の利上げのタイミングについてのヒントが提供されるか
・米経済指標やFRB副議長らの講演で市場の米金融政策見通しが変化するか

(欧米市場レビュー)

17日、欧米時間の外為市場では英ポンドが軟調に推移。一時英ポンド/円は207.837円、英ポンド/米ドルは1.33370ドルへと下落し、ユーロ/英ポンドは0.86026ポンドへと上昇。英ポンド/円は7月30日以来の安値をつけました。ポンドが軟調に推移したのは、利上げを支持するメンバーが増えなかったことや、国債の売却計画が見直されて英国の長期金利(10年物国債利回り)が低下したことが要因のようです。

BOE(英中銀)は政策会合を開き、政策金利を3.75%に据え置くことを決定。その決定は前回7月30日の会合と同じく6対3で、ピル・チーフエコノミスト、マン政策委員、グリーン政策委員は今回も0.25%の利上げを支持して反対票を投じました。

※国債の売却計画の見直しを含めBOE会合について詳しくは、本日の『ファンダメ・ポイント』[BOEレビューとBOJプレビュー]をご覧ください。

13日に行われたスウェーデンの総選挙の開票作業が17日に終了しました。定数349議席のうち、社会民主労働党など野党陣営は176議席、穏健党など与党陣営は173議席を獲得し、野党陣営が僅差で勝利。その結果を受けてクリステション首相は辞任を表明しました。

(本日の相場見通し)

日銀の金融政策決定会合が本日開催されます。会合の結果は通常正午前後に判明し、15時30分から植田日銀総裁が会見する予定です。

日銀は前々回6月15-16日の会合で0.25%の利上げを実施し、前回7月30-31日の会合では政策金利を据え置きました。現在の政策金利は1.00%です。

市場は本日の会合で0.25%の利上げが決定されると予想しています。そのとおりの結果になれば、会合における9人の政策メンバーの投票行動日銀の声明植田総裁の会見が相場材料になりそうです。投票行動に関しては、政策金利の据え置きを支持した委員がいたのかに注目。植田総裁の会見における注目点は、次の利上げのタイミングについて何らかの手掛かりが提供されるのかどうかです。

※日銀会合の注目点については、本日の『ファンダメ・ポイント』[BOEレビューとBOJプレビュー]もご覧ください。

市場では、日銀は次々回12月17-18日の会合で0.25%の追加利上げを行うとの観測があります。植田総裁の会見などによってその観測が後退すれば、米ドル/円やユーロ/円など対円の通貨ペアには上昇圧力が加わる可能性があります。

※米ドル/円のテクニカル分析は、本日の『テクニカル・ポイント』[注目の日銀会合&植田総裁会見!米ドル/円の相場動意となるか]をご覧ください(お客様専用ページへのログインが必要です)。

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米国の8月鉱工業生産8月景気先行指数が発表されます(それぞれ日本時間22:15と23:00)。市場予想は、鉱工業生産が前月比0.3%、景気先行指数が同0.1%です。

また、ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)副議長(銀行監督担当)シュミッド・カンザスシティー連銀総裁がそれぞれ講演します。

FRBは16日に開いたFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の利上げを行うことを決定。政策金利を3.50~3.75%から3.75~4.00%へと引き上げました。また、ドット・プロット(FOMC参加者各個人による政策金利見通し)では、年内の追加利上げが示唆されました。

※詳しくは、17日の『ファンダメ・ポイント』[米FOMCはタカ派的利上げ、年内に追加利上げへ⁉]をご覧ください。

年内に開かれるFOMCは10月27-2812月8-9日の2回です。鉱工業生産や景気先行指数が市場予想を上回る結果になる、あるいはボウマン副議長やシュミッド総裁がタカ派的な発言をすれば、年内の追加利上げは1回ではなく2回との観測が強まる可能性があります。

その観測が強まる場合、米ドル/カナダドルや米ドル/シンガポールドルが堅調に推移し、ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドルは軟調に推移しそう。英ポンド/米ドルは、7月28日安値の1.32744ドルが目先の下値メドです。

八代和也

執筆者プロフィール

八代和也(ヤシロカズヤ)

シニアアナリスト

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