米FOMCに注目! 市場は0.25%の利上げを予想
2026/09/16 08:45
【ポイント】
・市場は本日のFOMCでの0.25%利上げを9割織り込む
・「ドット・プロット」やFRB議長の会見で追加利上げ観測が強まるか
(欧米市場レビュー)
15日、欧米時間の外為市場では米ドルが引き続き堅調に推移。一時米ドル/円は155.189円、米ドル/カナダドルは1.39248カナダドル、米ドル/シンガポールドルは1.27267シンガポールドルへと上昇し、ユーロ/米ドルは1.15259ドル、英ポンド/米ドルは1.34647ドルへと下落しました。米国の長期金利(10年物国債利回り)が上昇したことが引き続き米ドルの支援材料となり、米ドル/円に関しては原油高によって日本の貿易収支が悪化するとの見方(円安材料)も上昇要因となりました。
米長期金利は一時5.04%と、07年7月以来およそ19年ぶりの高い水準を記録(NY市場は5.00%で終了)。原油価格の上昇によってインフレ圧力が強まるとの懸念などが、米長期金利を押し上げました。
(本日の相場見通し)
市場の関心は、FOMC(米連邦公開市場委員会)へと向かうとみられます。FOMCの結果は日本時間17日午前3時に判明し、3時30分からウォーシュFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見する予定です。
FRBは25年12月に利下げを実施した後、前回26年7月まで5会合連続で政策金利を据え置いています。現在の政策金利は3.50~3.75%です。
最近の原油価格上昇を受け、市場では本日のFOMCで0.25%の利上げが行われると予想されています。CMEのFedWatchツールに基づくと、15日時点で市場が織り込む本日のFOMCで利上げが行われる確率は93%。政策金利が据え置かれた場合には大きなサプライズとなり、米ドル安が進むと考えられます。
市場予想どおりの結果になれば、3カ月ごとのFOMC参加者各個人による政策金利見通し(ドット・プロット)やウォーシュ議長の会見が相場材料になりそうです。なお、ウォーシュ議長は6月のドット・プロットで政策金利の見通しを示しませんでした(他の18人は見通しを提示)。
※FOMCの注目点については、本日の『ファンダメ・ポイント』[米CPIとFOMC直前プレビュー]をご覧ください。
市場では、FRBは12月末までにさらに0.25%の利上げを行うとの見方が有力です。ドット・プロットやウォーシュ議長の会見がタカ派的な内容になれば、追加利上げ観測が強まるとともに、米ドル/円や米ドル/カナダドル、米ドル/シンガポールドルには上昇圧力が、ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルには下落圧力が加わりそう。豪ドル/米ドルは、200日移動平均線(本日時点で0.70057米ドル)が下値メドです。
※英ポンド/米ドルのテクニカル分析は、本日の『テクニカル・ポイント』[英ポンド/米ドル、英8月CPI&米FOMC結果が相場動意となりそう]をご覧ください(お客様専用ページへのログインが必要です)。
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