原油価格上昇、米ドル/円の上昇は短期金利差で説明可能!?
2026/07/22 08:09
【ポイント】
・原油価格が上昇して米利上げ観測が高まった
・超短期モデルによれば、米ドル/円の推計値は162円台ミドルに上昇
・「米ドル/円の上昇はファンダメンタルズを反映していない」とまでは言えない⁉
ホルムズ海峡および紅海の航行リスクが高まり、原油価格が上昇。WTI原油先物価格は1バレル=84ドル台、北海ブレント先物は同91ドル台に上昇しました。全般に市場金利が上昇し、米ドル/円は一時163.199円と約40年ぶりの高値を更新しました。
OIS(翌日物金利スワップ)に基づけば、市場が織り込む9月米FOMCでの0.25%利上げの確率は21日時点で83%と、先週末17日時点の68%から上昇しました。
米ドル/円はここ数日162.500円の手前で跳ね返されていましたが、その水準を超えており、市場では本邦当局による円買いの為替介入への警戒感が高まっているかもしれません。ただ、足もとの米ドル/円の上昇は日米の金融政策見通しの差である程度説明できそうです。
金融政策見通しを強く反映する短期金利(2年物国債利回り)の日米格差は2.82%と、17日の2.74%から拡大。今年5月1日から7月6日までのデータを基にした超短期推計式では、米ドル/円の推計値は162.48円と17日時点の161.04円から上昇。推計値はやや米ドル高方向にかい離しているものの、「米ドル/円の上昇はファンダメンタルズを反映していない」とまでは言えないかもしれません。もっとも、今後、本邦当局からどんなメッセージが出てくるか、注意する必要はありそうです。
・原油価格が上昇して米利上げ観測が高まった
・超短期モデルによれば、米ドル/円の推計値は162円台ミドルに上昇
・「米ドル/円の上昇はファンダメンタルズを反映していない」とまでは言えない⁉
ホルムズ海峡および紅海の航行リスクが高まり、原油価格が上昇。WTI原油先物価格は1バレル=84ドル台、北海ブレント先物は同91ドル台に上昇しました。全般に市場金利が上昇し、米ドル/円は一時163.199円と約40年ぶりの高値を更新しました。
OIS(翌日物金利スワップ)に基づけば、市場が織り込む9月米FOMCでの0.25%利上げの確率は21日時点で83%と、先週末17日時点の68%から上昇しました。
米ドル/円はここ数日162.500円の手前で跳ね返されていましたが、その水準を超えており、市場では本邦当局による円買いの為替介入への警戒感が高まっているかもしれません。ただ、足もとの米ドル/円の上昇は日米の金融政策見通しの差である程度説明できそうです。
金融政策見通しを強く反映する短期金利(2年物国債利回り)の日米格差は2.82%と、17日の2.74%から拡大。今年5月1日から7月6日までのデータを基にした超短期推計式では、米ドル/円の推計値は162.48円と17日時点の161.04円から上昇。推計値はやや米ドル高方向にかい離しているものの、「米ドル/円の上昇はファンダメンタルズを反映していない」とまでは言えないかもしれません。もっとも、今後、本邦当局からどんなメッセージが出てくるか、注意する必要はありそうです。
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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