米ドル指数からみた米ドル/円の落ち着きどころ
2026/05/26 08:37
【ポイント】
・今年1-3月は米ドル/円とドル指数は強い相関
・4月以降かい離が拡大し、4月30日以降の為替介入につながった!?
・ドル指数に基づく米ドル/円の推計値は157円近辺
今年だけをみても連動性が高かったドル指数(米ドル実効レート)と米ドル/円が4月以降かい離しているようにみえます。そうしたかい離の拡大が4月30日以降の本邦当局による為替介入を決断させたとみることも可能でしょう。

*****
以下では、26年1月~3月のドル指数と米ドル/円の関係式から足もとの米ドル/円の落ち着きどころを試算しました。短い期間の関係に基づく分析なので、あくまでも目先的な落ち着きどころ、あるいは本邦当局の為替介入に対する警戒を緩めても良い水準と言い換えることもできそうです。
まず、26年1~3月のドル指数と米ドル/円(日足)の相関係数は0.92と、かなり強い正の相関がみられました。関係式は以下の通り。
(米ドル/円)=-36.310+0.161*(Bloomberg米ドル実効レート)
推計期間:26年1月2日~3月31日 決定係数R2=0.85
4月以降は両者のかい離が拡大。その過程で、片山財務相や三村財務官から「断固たる措置」という強い言葉がでてきました(※)。そして、4月30日に三村財務官から「最後の退避勧告として申し上げる」との発言があり、その日に為替介入が実施された模様です。
※「断固たる措置」は25年12月にも片山財務相が言及していましたが(当時の米ドル/円は158円手前)、3月30日に三村財務官が「この状態が続けば、そろそろ断固たる措置も必要になる」と強い表現を用いてから為替介入が現実味を帯びました。
上記の関係式から5月25日時点の米ドル/円の推計値を試算すると、156.955円。25日の実勢値は158.896円なので、米ドル/円が2円程度下落したら、為替介入に対するガードを下げても良いと言えるかもしれません。もっとも、あくまで目先的な観点ですが・・・
・今年1-3月は米ドル/円とドル指数は強い相関
・4月以降かい離が拡大し、4月30日以降の為替介入につながった!?
・ドル指数に基づく米ドル/円の推計値は157円近辺
今年だけをみても連動性が高かったドル指数(米ドル実効レート)と米ドル/円が4月以降かい離しているようにみえます。そうしたかい離の拡大が4月30日以降の本邦当局による為替介入を決断させたとみることも可能でしょう。

*****
以下では、26年1月~3月のドル指数と米ドル/円の関係式から足もとの米ドル/円の落ち着きどころを試算しました。短い期間の関係に基づく分析なので、あくまでも目先的な落ち着きどころ、あるいは本邦当局の為替介入に対する警戒を緩めても良い水準と言い換えることもできそうです。
まず、26年1~3月のドル指数と米ドル/円(日足)の相関係数は0.92と、かなり強い正の相関がみられました。関係式は以下の通り。
(米ドル/円)=-36.310+0.161*(Bloomberg米ドル実効レート)
推計期間:26年1月2日~3月31日 決定係数R2=0.85
4月以降は両者のかい離が拡大。その過程で、片山財務相や三村財務官から「断固たる措置」という強い言葉がでてきました(※)。そして、4月30日に三村財務官から「最後の退避勧告として申し上げる」との発言があり、その日に為替介入が実施された模様です。
※「断固たる措置」は25年12月にも片山財務相が言及していましたが(当時の米ドル/円は158円手前)、3月30日に三村財務官が「この状態が続けば、そろそろ断固たる措置も必要になる」と強い表現を用いてから為替介入が現実味を帯びました。
上記の関係式から5月25日時点の米ドル/円の推計値を試算すると、156.955円。25日の実勢値は158.896円なので、米ドル/円が2円程度下落したら、為替介入に対するガードを下げても良いと言えるかもしれません。もっとも、あくまで目先的な観点ですが・・・
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
- 当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。
- 相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。
