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米CPI上振れ、FRBの「次の一手」は利上げ!?

2026/05/13 07:42

【ポイント】
・4月CPIは総合、コアとも上振れ
・市場は9月以降のFOMCでの利上げを織り込み、12月までで約4割
・新体制“ウォーシュFRB”の「最初の一手」は利上げか

米国の4月CPIは総合が前年比3.8%、食料とエネルギーを除くコアが2.8%。いずれも、前月から伸びが高まり、市場予想(3.7%、2.7%)を上回りました。4月末に発表された3月PCE(個人消費支出)デフレーターでも、25年春ごろをボトムにインフレ率がジリジリと高まっていることが確認されています。

■5月8日付け「“ウォーシュ議長”に逆風となりそうな米経済情勢」

米CPI

12日時点のOIS(翌日物金利スワップ)に基づけば、市場は次回6月と次々回7月のFOMCで極々わずかに利下げを織り込んでいます。しかし、9月以降は次第に利上げを織り込んでおり、12月までに約4割の確率で0.25%の利上げを予想しています(27年4月までで約9割)。

米金融政策見通し

16日にはトランプ大統領に指名されたウォーシュ元FRB理事が議長に就任することが確実視されています。“ウォーシュ議長”の率いる新体制のFRBの「最初の一手」は利上げになるかもしれません。

なお、同じ12日のOISに基づけば、市場は次回6月15-16日の日銀金融政策決定会合での利上げを8割近く織り込んでいます。
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

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