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米国の対イラン攻撃、トランプ語録

2026/04/07 08:36

【ポイント】
・トランプ大統領はイランとの合意期限を日本時間8日午前9時と明言
・合意なければ、イランに激しい攻撃を加えると威嚇
・過去にみられたように期限を延長するかどうか
 
トランプ大統領は6日の記者会見で、イランとの合意期限が米東部時間7日午後8時(日本時間8日午前9時)と明言。合意にはホルムズ海峡の自由航行が盛り込まれる必要があると述べました。また、トランプ大統領は、合意がなければイランのインフラ攻撃を続けるとし、イランを一晩で壊滅させることも可能だと威嚇しました。
 
イランは停戦案を拒否、10項目からなる回答をしました。期限までに両国が合意に達する可能性は低く、トランプ大統領が脅しを実行に移すのか、それとも過去もあったように言を翻して期限を延長するのか。上述の期限は東京市場の取引開始のタイミングなので、一層の注意が必要でしょう。
 
以下では、イランに関するトランプ大統領の発言を、時間軸のものを中心にBloombergから拾いました。<日付は米国時間>
 
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2月28日(土) 「イランに対する大規模な軍事作戦を開始した」
3月  1日(日) 「(イランの新指導部は)協議を望んでいる。私は応じることに同意した」
3月  2日(月) 「目標が達成されるまでイラン攻撃を継続する」「4-5週間続く見通し」
            「4つの目標:①ミサイル能力排除、②海軍の破壊、③核兵器取得させない、
                         ④国外テロ組織を支援させない」
3月  3日(火) 「ホルムズ海峡通航の安全を確保するため、米国が保険と海軍の護衛を提供」
3月  5日(木) 「私がイランの次期指導者の選定に関与する」
3月  7日(土) 「濃縮ウラン確保のための地上部隊派遣を検討する」
3月10日(火) 「対イラン戦争はほぼ完了、はるかに前倒しで進展」
3月12日(木) 「イランは今、大きな代償を払っている。情勢は急速に進展している」
3月13日(金) 「イラン情勢は極めて順調だ」
3月15日(日) 「イランは停戦に応じる用意がある」⇒アラグチ外相は否定
             「実質的にイランを打ち負かした」「イランは合意を切望」
3月16日(月) 「カーグ島の石油インフラへの攻撃は依然として選択肢だ」
3月20日(金) 「イランとの停戦は望んでいない」「軍事作戦の縮小を検討している」
3月22日(日) 「ホルムズ海峡を48時間以内に解放しなければ、発電施設を壊滅させる」
3月23日(月) 「イランと合意に至る可能性は非常に高い」「5日以内に合意の可能性も」
3月26日(木) 「イランへの期限を4月6日午後8時に延長」
3月29日(日) 「我々が要求した15項目について、イランは大半に応じる姿勢を示した」
3月31日(火) 「2-3週間以内に撤退する可能性がある」「イランとの合意は不要」
4月  1日(金) 「今後2-3週間でイランに極めて厳しい打撃を加える」
4月  4日(土) 「48時間で期限が到来する。応じなければ、イランは地獄に直面する」
4月  6日(月) 「イランには米東部時間7日午後8時まで時間がある」
                       「合意なければイラン全体を一晩で壊滅させることも可能だ」
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

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