エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) ※3月18日更新
2025/03/18 10:36
宮田レポート/250318_miyata.pdf
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YouTube エリオットView 3月17日 [米テック株は弱気相場入り?! 日経平均の今後は]
[日経平均]
【当面の想定レンジ】 35,000~38,700円
[NYダウ・S&P500]
【当面の想定レンジ】 (NYダウ) 38,000~42,000ドル
(S&P500) 5000~5740
[ナスダック]
【当面の想定レンジ】 15,700~18,500
[米ドル/円]
【当面の想定レンジ】 139.000~154.000円
[ドルインデックス(ドル指数)]
【当面の想定レンジ】 99.578~108.523
[日経平均]

【週足 エリオット波動分析】
年内に日経平均は、インターミディエイト級第(5)波の上昇によって最高値を更新するでしょう。そのターゲットは[4万3000円-4万5000円]です。
この第(5)波上昇を以て、コロナショック底以来5年間にわたる強気相場(プライマリー第➂波)は完成し(『黄金の3年間』完結)、その後はプライマリー第➃波による停滞局面に移るでしょう。
24年7月以来のインターミディエイト級第(4)波の調整は続いています。第(2)波が「ジグザグ」だったことから、オルタネーションに則り、第(4)波形状は「トライアングル」、「フラット」、などの保ち合い型になるでしょう。
TOPIXに第(5)波ラリー入りの可能性
ところでこの数カ月間、TOPIXの底堅さが目立ちます。日経平均のC波は下げ幅を広げましたが、TOPIXの下げはこれまでのところ浅いものにとどまります。昨年12月高値(2811.71)を上抜けば、TOPIXは日経平均に先んじ第(5)波のラリーに入った可能性があるでしょう。



【時間足 エリオット波動分析】
40,398円(12/27高値)からは、第(4)波「シンメトリカル・トライアングル」(A-B-C-D-E)における、C波の下落に当たります。
3月17日は一時500円超の上昇となりましたが、今のところC波中のリバウンド局面とみています。戻りメドとしては37,874円(3/6高値)付近が適当です。
足元のリバウンドを終了すると日経平均は下値模索を再開し、[35,777円](B波の半値押し水準)、[34,686円](同61.8%押し)などを引き続き、試す可能性があります。
一方、3月11日安値(35,987円)を以てC波は完了しており、今はD波による戻り局面という可能性も浮上しています。3月11日の取引時間中、日経平均は1041円安となり3万6000円を下回りました。日中安値(35,987円)を付けた時点で、日経平均PERは14.5倍を下回りました。この日の大引けにかけて日経平均が急速に下げ渋った動きをみると─終値は36,793円(235円安)・PERは14.73倍でした─割安感が強まっていたことが伺えます。
[予想PER別の日経平均水準]
日経平均予想EPSは2477円(3/17)。過去最高は2564円(2/13)です。

[NYダウ・S&P500]

【日足 エリオット波動分析】
NYダウは、22年10月安値(28,660ドル)以来の上昇(B)波を45,073ドル(12/4高値)で完成し、(C)波の下落局面に突入した可能性が高い、とみています。
22年1月~10月の(A)波は22.4%下げました。(C)波はそれと同等か、あるいはより大きな下落スケールになると思われます。試みに最高値から22.4%下げる水準は[34,977ドル]であり、3万5000ドル処は中期タームの下値目標といえそうです。
今後数カ月内の下値目標としては、[37,611ドル](24年4月安値)に注目です。これは「エンディング・ダイアゴナル」開始点水準です。
40,661ドル(3/13安値)からは、マイナー級の第2波によるリバウンド局面とみられます。3月17日には一時42,013ドルまで上昇し、200日MAに達しています。
引き続き上値試しとなれば、[42,339ドル-42,858ドル]を試すでしょう。

【S&P500日足 エリオット波動分析】
6147(2/19高値)から5504(3/13安値)までの第1波(マイナー級)に続き、第2波によるリバウンド局面が展開中とみられます。第2波の上値メドは次の通りです。
[5742]…200日MA(3/17時点)
[5750]…第1波の下げ幅に対する38.2%戻り
[5826]…同50%戻り
[5901]…同61.8%戻り
これら節目のいずれかでリバウンドを終えると、次はマイナー級の第3波による下落が続きますが、それは勢いあるダイナミックなものになるでしょう。

【時間足 エリオット波動分析】
1月高値45,054ドルからの波動段階についてですが、(従来のマイナー級から)インターミディエイト級第(3)波とカウントし直します。第(3)波はマイナー級の五波構成(1~5)となり、40,661ドル(3/13安値)からはマイナー級の第2波とカウントされます。
第2波は「ジグザグ」パターンを辿ることが多いですが、これによれば、リバウンド期間は比較的短期にとどまると思われます。
フィボナッチ比率からの第2波メドは以下の通りです。
[42,339ドル]…第1波の下げ幅に対する38.2%戻り
[42,858ドル]…同50%戻り
[ナスダック]

【ナスダック総合指数 週足 エリオット波動分析】
ナスダック総合指数(以下、ナスダック)は、22年12月安値(10,207)以来のプライマリー級第➄波を完了し、サイクル級の調整に入った可能性が高い、とみています。
この見方通りなら、ナスダックの今後の調整規模はより大きくなり、期間も長くなるでしょう。
今後数カ月内にもナスダックは、以下に示す節目を目指す可能性があります。
[16,340]…22年10月から24年12月までの上昇に対し38.2%押し水準
[15,708]…プライマリー➀波のレッサーディグリー(4)波安値
プライマリー➃波の下げ率(37.77%)は、ほぼフィボナッチ比率(38.2%)でした。今後1~2年という期間では、 [12,527] (24年12月高値から38%下げる水準)へ下押す可能性もありそうです。



【時間足 エリオット波動分析】
20,110(2/18高値)を以て第5波による上昇は完了し─それは最高値に未達の『短縮された第5波(truncated fifth wave)』でした─本格的な調整が展開しています。
17,238(3/12安値)から、(マイナー級)第2波によるリバウンドに入ったとみられます。
フィボナッチ比率によるレジスタンスは[18,335-19,013](第1波下げ幅の38.2%-61.8%戻り)です。第2波のパターンはおそらく「ジグザグ」となるでしょう。
リバウンド後、第3波による下落トレンドが想定されます。第3波はナスダックを、週足分析であげた[16,340]、[15,708]などへ押し下げることになるでしょう。
[米ドル/円]

【月足・エリオット波動分析】
151.899円(22/10/21)からⓍ波「円高局面」が進行中です。このⓍ波により米ドル/円(ドル/円)は、2028年4月頃までレンジ相場を形成する、というのが基本シナリオ。24年7月の161.938円は、15年6月・125.860円から9年目に付けた「8年サイクル高値」とみられます。
22年10月以来のⓍ波が描くパターンとして大きくは、➀[ランニング・トライアングル]、➁[エクスパンディッド・フラット]、これら二通りの可能性があります。
➀の場合、現行C波はA波安値(127.158円)を下回りません。C波は三波で構成され、2011年からの上昇チャネルのセンターライン(➀)が強いサポートになるでしょう。
➀の水準は136.165円(3月)に位置します。
➁の場合は、現行C波(五波構成)はチャネル下限(➁)を目指すような、より大きなドル安・円高が見込まれます。➁の水準は116.540円(3月)です。

【週足 エリオット波動分析】
161.938円(24/7/3)からはC波によるドル安・円高トレンドです。月足分析で記したB波[トライアングル]説によれば、C波は三波構成(ⓐ-ⓑ-ⓒ)になります。158.825円(1/10)から、ⓒ波によるドル安・円高が進行中とみられます。
ドル/円は今後数カ月内に、24年9月の139.565円を下抜く可能性があります。以下の水準はⓒ波ターゲットとして要注目です。
[138.517円]…ⓐ波とⓒ波が等しく下がる水準
[136.452円]…24年7月から9月までドル/円下落幅と、今年1月からのドル/円下落幅が等しい

【日足 エリオット波動分析】
ドル/円は[146.922円] (9月からのドル/円上昇の61.8%押し水準)のサポート付近で下げ渋り、足元はリバウンドの動きがみられます。
IMM通貨先物市場では、投機筋による円買い持ちが過去最大に膨らんでいることから、円売り戻しによるドル/円上昇(リバウンド)も予想されます。


金利差からのドル/円推計値
足元、日米実質金利差からのドル/円推計値は[144.971円]です。

投機筋の円買い持ち高は5週連続増加(2025年3月11日時点)
IMM通貨先物市場における、投機筋(非商業部門)の円買い持ち高は、前週の112.8億ドルから113.2億ドルへ、5週連続で増加。過去最大の買い持ち高が続いています。
[ドルインデックス(ドル指数)]

【週足 エリオット波動分析】
110.176(1/13高値)からのドル安は、C波に位置付けられます。
109.881(2/3高値)からC-マルiii波によるドル安が進行中です。既に52週MAを大きく下回って推移しています。
足元、フィボナッチ・サポートレベル[103.984]付近で下げ渋ってはいますが、基調としてのドル安は今後も継続する見通しです。
22年9月~23年7月のA波において、ドル指数は10カ月で13.2%減価しました。C波も同様と仮定すると、今年11月頃にドル指数が[95.632]まで下げる可能性を指摘できます。なおA波とC波が同幅下げるとすると[94.976]が得られます。
エリオット波動とは
株式・為替動向を予想する心強いテクニカル手法
米国人ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した、今後の株式や為替など市場価格の動向を予想する手法です。相場は5つの上昇波と3つの下降波(合計8つの波)で一つの周期を作るパターンに従って展開するとされます。
このパターンは集団心理によるもので、数分から数十年といった様々な時間軸において観察されます。
フィボナッチ数列、黄金分割比率をチャート分析に初めて導入したのもエリオットです。
☆こちらもオススメ
YouTube エリオットView 3月17日 [米テック株は弱気相場入り?! 日経平均の今後は]
[日経平均]
【当面の想定レンジ】 35,000~38,700円
[NYダウ・S&P500]
【当面の想定レンジ】 (NYダウ) 38,000~42,000ドル
(S&P500) 5000~5740
[ナスダック]
【当面の想定レンジ】 15,700~18,500
[米ドル/円]
【当面の想定レンジ】 139.000~154.000円
[ドルインデックス(ドル指数)]
【当面の想定レンジ】 99.578~108.523
[日経平均]

【週足 エリオット波動分析】
年内に日経平均は、インターミディエイト級第(5)波の上昇によって最高値を更新するでしょう。そのターゲットは[4万3000円-4万5000円]です。
この第(5)波上昇を以て、コロナショック底以来5年間にわたる強気相場(プライマリー第➂波)は完成し(『黄金の3年間』完結)、その後はプライマリー第➃波による停滞局面に移るでしょう。
24年7月以来のインターミディエイト級第(4)波の調整は続いています。第(2)波が「ジグザグ」だったことから、オルタネーションに則り、第(4)波形状は「トライアングル」、「フラット」、などの保ち合い型になるでしょう。
TOPIXに第(5)波ラリー入りの可能性
ところでこの数カ月間、TOPIXの底堅さが目立ちます。日経平均のC波は下げ幅を広げましたが、TOPIXの下げはこれまでのところ浅いものにとどまります。昨年12月高値(2811.71)を上抜けば、TOPIXは日経平均に先んじ第(5)波のラリーに入った可能性があるでしょう。



【時間足 エリオット波動分析】
40,398円(12/27高値)からは、第(4)波「シンメトリカル・トライアングル」(A-B-C-D-E)における、C波の下落に当たります。
3月17日は一時500円超の上昇となりましたが、今のところC波中のリバウンド局面とみています。戻りメドとしては37,874円(3/6高値)付近が適当です。
足元のリバウンドを終了すると日経平均は下値模索を再開し、[35,777円](B波の半値押し水準)、[34,686円](同61.8%押し)などを引き続き、試す可能性があります。
一方、3月11日安値(35,987円)を以てC波は完了しており、今はD波による戻り局面という可能性も浮上しています。3月11日の取引時間中、日経平均は1041円安となり3万6000円を下回りました。日中安値(35,987円)を付けた時点で、日経平均PERは14.5倍を下回りました。この日の大引けにかけて日経平均が急速に下げ渋った動きをみると─終値は36,793円(235円安)・PERは14.73倍でした─割安感が強まっていたことが伺えます。
[予想PER別の日経平均水準]
日経平均予想EPSは2477円(3/17)。過去最高は2564円(2/13)です。

[NYダウ・S&P500]

【日足 エリオット波動分析】
NYダウは、22年10月安値(28,660ドル)以来の上昇(B)波を45,073ドル(12/4高値)で完成し、(C)波の下落局面に突入した可能性が高い、とみています。
22年1月~10月の(A)波は22.4%下げました。(C)波はそれと同等か、あるいはより大きな下落スケールになると思われます。試みに最高値から22.4%下げる水準は[34,977ドル]であり、3万5000ドル処は中期タームの下値目標といえそうです。
今後数カ月内の下値目標としては、[37,611ドル](24年4月安値)に注目です。これは「エンディング・ダイアゴナル」開始点水準です。
40,661ドル(3/13安値)からは、マイナー級の第2波によるリバウンド局面とみられます。3月17日には一時42,013ドルまで上昇し、200日MAに達しています。
引き続き上値試しとなれば、[42,339ドル-42,858ドル]を試すでしょう。

【S&P500日足 エリオット波動分析】
6147(2/19高値)から5504(3/13安値)までの第1波(マイナー級)に続き、第2波によるリバウンド局面が展開中とみられます。第2波の上値メドは次の通りです。
[5742]…200日MA(3/17時点)
[5750]…第1波の下げ幅に対する38.2%戻り
[5826]…同50%戻り
[5901]…同61.8%戻り
これら節目のいずれかでリバウンドを終えると、次はマイナー級の第3波による下落が続きますが、それは勢いあるダイナミックなものになるでしょう。

【時間足 エリオット波動分析】
1月高値45,054ドルからの波動段階についてですが、(従来のマイナー級から)インターミディエイト級第(3)波とカウントし直します。第(3)波はマイナー級の五波構成(1~5)となり、40,661ドル(3/13安値)からはマイナー級の第2波とカウントされます。
第2波は「ジグザグ」パターンを辿ることが多いですが、これによれば、リバウンド期間は比較的短期にとどまると思われます。
フィボナッチ比率からの第2波メドは以下の通りです。
[42,339ドル]…第1波の下げ幅に対する38.2%戻り
[42,858ドル]…同50%戻り
[ナスダック]

【ナスダック総合指数 週足 エリオット波動分析】
ナスダック総合指数(以下、ナスダック)は、22年12月安値(10,207)以来のプライマリー級第➄波を完了し、サイクル級の調整に入った可能性が高い、とみています。
この見方通りなら、ナスダックの今後の調整規模はより大きくなり、期間も長くなるでしょう。
今後数カ月内にもナスダックは、以下に示す節目を目指す可能性があります。
[16,340]…22年10月から24年12月までの上昇に対し38.2%押し水準
[15,708]…プライマリー➀波のレッサーディグリー(4)波安値
プライマリー➃波の下げ率(37.77%)は、ほぼフィボナッチ比率(38.2%)でした。今後1~2年という期間では、 [12,527] (24年12月高値から38%下げる水準)へ下押す可能性もありそうです。



【時間足 エリオット波動分析】
20,110(2/18高値)を以て第5波による上昇は完了し─それは最高値に未達の『短縮された第5波(truncated fifth wave)』でした─本格的な調整が展開しています。
17,238(3/12安値)から、(マイナー級)第2波によるリバウンドに入ったとみられます。
フィボナッチ比率によるレジスタンスは[18,335-19,013](第1波下げ幅の38.2%-61.8%戻り)です。第2波のパターンはおそらく「ジグザグ」となるでしょう。
リバウンド後、第3波による下落トレンドが想定されます。第3波はナスダックを、週足分析であげた[16,340]、[15,708]などへ押し下げることになるでしょう。
[米ドル/円]

【月足・エリオット波動分析】
151.899円(22/10/21)からⓍ波「円高局面」が進行中です。このⓍ波により米ドル/円(ドル/円)は、2028年4月頃までレンジ相場を形成する、というのが基本シナリオ。24年7月の161.938円は、15年6月・125.860円から9年目に付けた「8年サイクル高値」とみられます。
22年10月以来のⓍ波が描くパターンとして大きくは、➀[ランニング・トライアングル]、➁[エクスパンディッド・フラット]、これら二通りの可能性があります。
➀の場合、現行C波はA波安値(127.158円)を下回りません。C波は三波で構成され、2011年からの上昇チャネルのセンターライン(➀)が強いサポートになるでしょう。
➀の水準は136.165円(3月)に位置します。
➁の場合は、現行C波(五波構成)はチャネル下限(➁)を目指すような、より大きなドル安・円高が見込まれます。➁の水準は116.540円(3月)です。

【週足 エリオット波動分析】
161.938円(24/7/3)からはC波によるドル安・円高トレンドです。月足分析で記したB波[トライアングル]説によれば、C波は三波構成(ⓐ-ⓑ-ⓒ)になります。158.825円(1/10)から、ⓒ波によるドル安・円高が進行中とみられます。
ドル/円は今後数カ月内に、24年9月の139.565円を下抜く可能性があります。以下の水準はⓒ波ターゲットとして要注目です。
[138.517円]…ⓐ波とⓒ波が等しく下がる水準
[136.452円]…24年7月から9月までドル/円下落幅と、今年1月からのドル/円下落幅が等しい

【日足 エリオット波動分析】
ドル/円は[146.922円] (9月からのドル/円上昇の61.8%押し水準)のサポート付近で下げ渋り、足元はリバウンドの動きがみられます。
IMM通貨先物市場では、投機筋による円買い持ちが過去最大に膨らんでいることから、円売り戻しによるドル/円上昇(リバウンド)も予想されます。


金利差からのドル/円推計値
足元、日米実質金利差からのドル/円推計値は[144.971円]です。

投機筋の円買い持ち高は5週連続増加(2025年3月11日時点)
IMM通貨先物市場における、投機筋(非商業部門)の円買い持ち高は、前週の112.8億ドルから113.2億ドルへ、5週連続で増加。過去最大の買い持ち高が続いています。
[ドルインデックス(ドル指数)]

【週足 エリオット波動分析】
110.176(1/13高値)からのドル安は、C波に位置付けられます。
109.881(2/3高値)からC-マルiii波によるドル安が進行中です。既に52週MAを大きく下回って推移しています。
足元、フィボナッチ・サポートレベル[103.984]付近で下げ渋ってはいますが、基調としてのドル安は今後も継続する見通しです。
22年9月~23年7月のA波において、ドル指数は10カ月で13.2%減価しました。C波も同様と仮定すると、今年11月頃にドル指数が[95.632]まで下げる可能性を指摘できます。なおA波とC波が同幅下げるとすると[94.976]が得られます。
エリオット波動とは
株式・為替動向を予想する心強いテクニカル手法
米国人ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した、今後の株式や為替など市場価格の動向を予想する手法です。相場は5つの上昇波と3つの下降波(合計8つの波)で一つの周期を作るパターンに従って展開するとされます。
このパターンは集団心理によるもので、数分から数十年といった様々な時間軸において観察されます。
フィボナッチ数列、黄金分割比率をチャート分析に初めて導入したのもエリオットです。
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
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