予測不能、関税問題で早速トランプ砲が炸裂!
2025/01/22 07:56
【ポイント】
・大統領就任式前に、関税発動はまだとの報道
・大統領就任式でも関税発動を明言せず
・その夜(日本時間21日午前)に関税引き上げの方針を表明
市場が注目する関税引き上げの問題について、トランプ大統領が早速マーケットを振り回しました。
20日の大統領就任式前、WSJ(ウォールストリート・ジャーナル)紙がトランプ陣営の内部メモを基に、関税の見直しを指示するものの、関税の引き上げはまだ発動しないとの記事を配信しました。
その後の就任演説でも関税にほとんど触れなかったこともあり、市場で安堵が広がり、カナダドルやメキシコペソは堅調に推移しました。

事態が急変したのは、20日午後8時(日本時間21日午前10時)ごろ、トランプ大統領はオーバルオフィス(大統領執務室)で多くの大統領令に署名しつつ、記者団の質問に答えて「メキシコとカナダに25%(の関税を課すこと)を検討している」「2月1日に実施すると思う」と述べました。

トランプ大統領は就任初日からマーケットを揺さぶりました。これからの4年間、同様の事態が何度も起きそうです。とりわけ、日本時間の午前中は要注意かもしれません。
・大統領就任式前に、関税発動はまだとの報道
・大統領就任式でも関税発動を明言せず
・その夜(日本時間21日午前)に関税引き上げの方針を表明
市場が注目する関税引き上げの問題について、トランプ大統領が早速マーケットを振り回しました。
20日の大統領就任式前、WSJ(ウォールストリート・ジャーナル)紙がトランプ陣営の内部メモを基に、関税の見直しを指示するものの、関税の引き上げはまだ発動しないとの記事を配信しました。
その後の就任演説でも関税にほとんど触れなかったこともあり、市場で安堵が広がり、カナダドルやメキシコペソは堅調に推移しました。

事態が急変したのは、20日午後8時(日本時間21日午前10時)ごろ、トランプ大統領はオーバルオフィス(大統領執務室)で多くの大統領令に署名しつつ、記者団の質問に答えて「メキシコとカナダに25%(の関税を課すこと)を検討している」「2月1日に実施すると思う」と述べました。

トランプ大統領は就任初日からマーケットを揺さぶりました。これからの4年間、同様の事態が何度も起きそうです。とりわけ、日本時間の午前中は要注意かもしれません。
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