米大統領選挙に注目!
2024/11/06 08:34
※米大統領選挙に関するWEBセミナー(YouTube)については、11月2日開催の『識者に問う“新大統領決定後の世界経済のゆくえ”』をご視聴ください。
【ポイント】
・トランプ氏とハリス氏のどちらが大統領選で勝利するか
・大統領選挙の開票状況に為替相場が敏感に反応か
(欧米市場レビュー)
5日、欧米時間の外為市場では、米ドルが軟調に推移。一時、米ドル/円は151.321円、米ドル/カナダドルは1.38206カナダドルへと下落し、ユーロ/米ドルは1.09319ドル、英ポンド/米ドルは1.30345ドル、豪ドル/米ドルは0.66359米ドルへと上昇しました。米大統領選挙の投票が続くなか、ポジション調整が中心とみられます。
(本日の相場見通し)
本日は、米大統領選挙に注目です。選挙の開票状況に為替相場が敏感に反応しそうです。選挙の大勢は、早ければ日本時間本日午後に判明する可能性があります。
10月以降、トランプ前大統領が大統領選で勝利するとの観測が強まったことで米国の長期金利(10年物国債利回り)が上昇し、米ドル高が進みました。選挙の結果次第では金融市場が大きく変動する可能性があり、注意が必要です。
※米大統領選挙については、[【特別レポート】アメリカ大統領選挙2024]や、5日の『ファンダメ・ポイント』[米大統領選は5日投開票、結果判明は・・・?]にて詳しく解説していますので、ご覧ください。
※米ドル/円のテクニカル分析は、本日の『テクニカル・ポイント』[米ドル/円、米大統領選結果が相場動意となりそう!]をご覧ください(お客様専用ページへのログインが必要です)。
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本日、ラガルドECB(欧州中銀)総裁やデギンドスECB副総裁、ビルロワドガロー・フランス中銀総裁、エスクリバ・スペイン中銀総裁などの発言機会があります。
ラガルド総裁らECB理事会メンバーがECBの今後の利下げペースについてのヒントを提供すれば、ユーロが反応する可能性があります。利下げ観測が市場で一段と強まる場合、ユーロが軟調に推移しそうです。
ECBは6月・9月・10月の理事会で利下げを実施しました(8月の理事会は政策金利を据え置き)。市場では、ECBは今後も利下げを継続すると予想されています。次回のECB理事会は12月12日、その次は25年1月30日に開かれます。
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