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米長期金利は「ブラックマンデー」直前の水準に上昇! 米ドル/円は150円台を示現するか

2024/10/15 07:57

【ポイント】
・米長期金利は11日に7月31日以来となる4.10%まで上昇
・米ドル/円は8月1日以来となる150円台を示現するか

米長期金利(10年物国債利回り)は11日に4.10%まで上昇しました(14日はコロンブスデーで米債券市場は休場)。これは今年7月31日以来の高水準で、日銀の利上げ、中東情勢の緊迫化、米雇用統計の軟調などから株価が大きく下落した8月5日「(令和の)ブラックマンデー」直前のことでした。

米長期金利

米ドル/円は8月1日に150円を割り込んでから、一度も150円台を示現していませんが、昨日14日に一時149.949円と150円に限りなく接近しました。

米ドル/円

米長期金利が現行水準近辺で推移する、あるいは一段と上昇するようであれば、米ドル/円は150円台で推移するかもしれません。

■米ドル/円のテクニカル分析については、本日の「米ドル/円、“半値戻し”に接近中!目先の注目ポイントは?」をご覧ください(お客様専用ページへのログインが必要です)。
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

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