【株価指数】主要株価指数は総じて軟調
2024/09/09 07:31
【ポイント】
・米雇用統計の軟調が景気に対する懸念を強めて株安要因に
・エヌビディアが続落、ハイテク株は全般に軟調
・米CPIやECB理事会が相場材料に
先週(9/2- )のレビュー
先週は主要株価指数が下落、いずれも8月上旬以来約1カ月ぶりの安値をつけました。米経済指標が総じて軟調。ISM製造業/非製造業景況指数は引き続き米景気の軟調を示唆。注目された米国の8月雇用統計も市場予想を下回りました。FRBの利下げ観測が高まる一方で、景気に対する懸念が強まったことが株価の下落要因となりました。
先週に好調な決算を発表したにもかかわらずに値を下げたエヌビディアは続落。その他のハイテク株も軟調でした。
今週(9/9- )の注目材料
9月17-18日の米FOMCに向けて市場の利下げ観測が一段と強まるかどうか。11日には米国の8月CPIが発表されます。インフレの鈍化が示された場合、利下げ観測の高まりが株価のプラス材料になるかもしれません。
最も注目されるのが米大統領選挙での両候補によるTV討論会、10日(日本時間11日午前10時開始)に実施されます。最新の世論調査によれば、ハリス氏が支持率でトランプ氏を上回っていますが、差はわずか。現時点で予定されている唯一のTV討論を受けて有権者の評価がどう変化するか、要注目でしょう。
両候補ともこれまではお互いを非難してきましたが、TV討論会では自身の政策に関する議論も活発化しそう。どちらの候補が有権者の支持を得るでしょうか。
12日にはECB(欧州中央銀行)の理事会が開催されます。6月に続いて利下げすると予想されています。利下げが実施された場合、ラガルド総裁が記者会見で追加利下げに関してどんなヒントを出すかが注目されます。
・米雇用統計の軟調が景気に対する懸念を強めて株安要因に
・エヌビディアが続落、ハイテク株は全般に軟調
・米CPIやECB理事会が相場材料に
先週(9/2- )のレビュー
先週は主要株価指数が下落、いずれも8月上旬以来約1カ月ぶりの安値をつけました。米経済指標が総じて軟調。ISM製造業/非製造業景況指数は引き続き米景気の軟調を示唆。注目された米国の8月雇用統計も市場予想を下回りました。FRBの利下げ観測が高まる一方で、景気に対する懸念が強まったことが株価の下落要因となりました。
先週に好調な決算を発表したにもかかわらずに値を下げたエヌビディアは続落。その他のハイテク株も軟調でした。
今週(9/9- )の注目材料
9月17-18日の米FOMCに向けて市場の利下げ観測が一段と強まるかどうか。11日には米国の8月CPIが発表されます。インフレの鈍化が示された場合、利下げ観測の高まりが株価のプラス材料になるかもしれません。
最も注目されるのが米大統領選挙での両候補によるTV討論会、10日(日本時間11日午前10時開始)に実施されます。最新の世論調査によれば、ハリス氏が支持率でトランプ氏を上回っていますが、差はわずか。現時点で予定されている唯一のTV討論を受けて有権者の評価がどう変化するか、要注目でしょう。
両候補ともこれまではお互いを非難してきましたが、TV討論会では自身の政策に関する議論も活発化しそう。どちらの候補が有権者の支持を得るでしょうか。
12日にはECB(欧州中央銀行)の理事会が開催されます。6月に続いて利下げすると予想されています。利下げが実施された場合、ラガルド総裁が記者会見で追加利下げに関してどんなヒントを出すかが注目されます。
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