エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) ※7月23日更新
2024/07/23 11:25
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YouTube エリオットView 7月22日 [日経平均 一段と調整色を強めるか?]
[日経平均]
【当面の想定レンジ】 35,000~41,000円
[NYダウ]
【当面の想定レンジ】 32,000~41,000ドル
[ナスダック]
【当面の想定レンジ】 14,500~18,300
[米ドル/円]
【当面の想定レンジ】 137.000~162.000円
[ドルインデックス(ドル指数)]
【当面の想定レンジ】 99.578~108.350
[日経平均]

【週足・エリオット波動分析】
6月下旬よりトライアングルから上放れた波動は、22年3月安値(24,681円)を起点とするインターミディエイト級第(3)波における、マイナー級第5波に位置付けられます。
この第5波は42,426円(7/11高値)を以て完了したとみられます。
水準面では、第1波と第5波は1:1.236のフィボナッチ比率関係[42,470円]になっていました。さらにチャートは、21年2月高値から引いたレジスタンスラインへの到達もはたしています。
同じ日のTOPIX終値は2929となり(ザラバ高値は2946)、第1波と第5波が等しく上がる水準[2931]を達成しています。
そしてトライアングルからの上放れ(第5波)はごく短期にとどまりました。「とても強いが、短期で終了する」という(トライアングル後の)第5波の特徴をよく表しています。
週足ローソク足は、7月2週の長大な上ヒゲを持つ「流星」に続き、先週(7月3週)は「包み大陰線」となり、日経平均の重要な天井打ちを示唆しています。

22年3月以来の➂波-(3)波「サード・オブ・サード」は、2年4カ月かけて完成したとみられます。
この見方が正しければ、今は➂波-(4)波調整の序盤にあります。この調整は9~11月まで続き、それを以て日経平均は4年サイクル底を付けることでしょう。
今月のマンスリー・フォーカス(No.42)に書いたように、日経平均は高値から15%~20%調整する可能性があります。7月高値42,426円から15%~20%の調整は3万6000円~3万4000円であり、4年サイクル底のターゲットレンジとして注目です。

【日経平均 日足・エリオット波動分析】
37,950円(6/17安値)以来の上昇・マイナー級第5波は、42,426円(7/11高値)を以て完成し、そこからはインターミディエイト級第(4)波の調整とみられます。
7月22日には一時39,519円まで下げ、終値(39,599円)も4万円台を大きく下回りました。この日、日経平均終値は25日MAを明確に下抜き、そして [39,660円] (第5波の上昇に対する61.8%押し水準)も下回っています。
短期的にも日経平均は、100日MA(※)や75日MAなどを試す展開かもしれません。
※100日MA…39,270円(7/22)
75日MA…39,105円(同)

[NYダウ]

【NYダウ日足・エリオット波動分析】
22年10月(28,660ドル)からの上昇は、プライマリー級➃波中(B)波に当たります。あるいは、それをプライマリー級➄波の上昇とみることもできます。いずれにしても、現行の上昇後には大きなスケールの下落となり、いずれ22年10月安値を窺う展開が想定されます。
7月18日には一時41,376ドルまで上昇し最高値を更新しましたが、その直後から急反落となりました。
ちょうど22年12月高値からのチャネルライン上限に達してから反落した格好です。トライアングル後の「最後の上昇」を完了した可能性に要注意です。
NYダウがピークアウトした可能性はS&P500からも伺えます。
S&P500は7月16日に最高値(5669)を付けましたが、この動きにより、フィボナッチ比率からのチャート節目[5645]が達成されています。さらに先週(7月3週)のローソク足は「包み大陰線」となっており、それは天井打ちパターンです。


[ナスダック]

【ナスダック総合指数日足・エリオット波動分析】
22年12月からの上昇は、プライマリー級第➃波における(B)波に位置付けられます(あるいはプライマリー級第➄波)。(B)波終了後には(C)の下落がスタートしますが、(C)波によりナスダックは12,500~10,000へ下落する可能性があります。
7月11日には一時18,671まで上昇し、フィボナッチ比率の節目[18,551]に達しました。
さらに、この日のローソク足「包み大陰線」は、ナスダックのピークアウトを暗示していました。
7月17日にナスダックは大きなギャップを空けて急落しましたが、それは上昇トレンド終了を意味する[Breakaway Gap]の可能性が高いでしょう。このギャップが埋められない限り、ナスダックが弱気トレンドに転じたというシナリオは支持されます。

【フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)・日足エリオット波動分析】
5931(7/11高値)を以て、22年10月からの(B)波による上昇は完了した可能性があります。
7月19日には一時5261まで下げ、高値からの下落率が10%を超えました(11.30%安)。これでSOX指数は、定義上の「調整局面」に入りました。
短期的には[5517-5675]へ第(ii)波によるリバウンドとなるかもしれません。もっとも、7月16日安値(5714)と17日高値(5636)に空いた「Breakaway Gap」を埋めることにはならないでしょう。
第(ii)波完了後には、第(iii)波による下げ(おそらくは急落)が続く見通しです。それは当面、5000処を試すでしょう。
[5001]…今年3月~4月の下げ幅(929.83)を7月高値(5931)から差し引くことで得られる水準


[米ドル/円]

2011年10月の75.570円以来の(A)-(B)-(C)[ジグザグ]による円安ⓦ波は、151.899円(22/10/21)を以て終わり、そこから2028年頃までレンジ相場を形成していく、というのが筆者による米ドル/円(ドル/円)の基本観です。
【月足・エリオット波動分析】
161.938円(7/3)を以て、8年サイクル高値を付けた可能性が高い、とみています。
月足は、長期上昇チャネルの上側から大きく逸脱していますが─今月のチャネル上限は153.750円に位置します─このように「極端に上がり過ぎ」の状態は長続きせず、いずれチャネル内に回帰する公算が大きいと思われます。
7月11日に円相場は円高に大きく振れました。政府・日銀はこの日、3兆5000億円程度のドル売り・円買い介入(今年3回目)を行なったと推定されています。
翌12日には、ユーロ/円に対するレートチェック報道もあり、ユーロに対しても円買い介入が入るのではと警戒され始めました。
これら政府・日銀による一連のアクションにより大きなトレンドが劇的に変わるとはいえませんが、少なくとも「円安パニック」「円安バブル」終息への、最初のきっかけにはなり得るでしょう。
今回は特に、円安から円高への基調転換は対米ドルだけでなく、他の主要通貨に対しても広がり始めた点に注目しています(名目実効円レートは円高に動き始めています)。

【週足・エリオット波動分析】
22年10月(151.899円)からのA(↘)-B(↗)-C(↘)編成において、23年1月(127.158円)からはB波に位置付けられ、それは151.899円を超えて不規則天井(イレギュラー・トップ)を形成しています。
B波は161.938円(7/3)を以て完成したと思われます。それはB波の目標値[161.350円]を満たすものでした。この見方が正しければ、足元はC波(ドル安・円高)の序盤に当たります。
C波の長さについては、A波が有効な「ものさし」になります。
A波の長さは24.741円(およそ25円)でしたから、C波の長さも同様と考えると、137円辺りがC波のターゲットになります。

【日足・エリオット波動分析】
4月に入ってからの急激なドル/円上昇(152円⇒161円)は、日米実質金利差を反映しておらず、専ら投機によってもたらされました。『円安バブル』と呼べる過剰な円安は、今後はあるべき水準へ修正されていくと思われます。
[日米実質金利差による推計値]…147.092円

筆者は、米長期金利の大幅な低下≒大幅な米ドル安を見込んでいます(実際そうなってきました)。
今後は日米実質金利差の縮小に沿って、ドル/円は150円を下回っていくでしょう。
足元は100日MA(※)が下値として意識されていますが、遠からず100日MAを下抜き、いずれ200日MAを打診する可能性が高いと考えます。
※100日MA…155.340円(7/23)、200日MA・・・151.510円(同)

【時間足・エリオット波動分析】
昨年末の140.244円からのドル高・円安は、161.938円(7/3)を以て終わり、トレンドは円安から円高へ転換したと思われます。
155.363円(7/18)からはリバウンドにあり、その上値メドとして[157.900円-159.450円]を想定しています。
目先リバウンド終了後に次のドル安・円高局面が想定され、それは当面、153.594円(5/16)を打診することでしょう。

[ドルインデックス(ドル指数)]

【週足・エリオット波動分析】
22年9月高値(114.778)以来、ドルインデックスはA(↘)-B(↗)-C(↘)編成による下落基調にあります。
23年7月安値(99.578)を起点とするB波は、トライアングル(ⓐ-ⓑ-ⓒ-ⓓ-ⓔ)を形成中です。
足元はⓔ波のドル高局面とみられます。この見方通りなら、まもなくB波は完成し、その後に到来するC波によって、ドル指数は23年安値(99.578)を大きく下回るでしょう。
派生的な見方として、「トライアングルは105.915(6/21)を以て既に完成しており、そこからはC波によるドル安が始まっている」というものがあります。
いずれにしても、今後の大幅なドル安を想定しています。
ただし106.517(4/16)を上抜く動きとなったときは、短期的なドル安見通しはいったん撤回され、別のオプションが必要になります。

エリオット波動とは
株式・為替動向を予想する心強いテクニカル手法
米国人ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した、今後の株式や為替など市場価格の動向を予想する手法です。相場は5つの上昇波と3つの下降波(合計8つの波)で一つの周期を作るパターンに従って展開するとされます。
このパターンは集団心理によるもので、数分から数十年といった様々な時間軸において観察されます。
フィボナッチ数列、黄金分割比率をチャート分析に初めて導入したのもエリオットです。
☆こちらもオススメ
YouTube エリオットView 7月22日 [日経平均 一段と調整色を強めるか?]
[日経平均]
【当面の想定レンジ】 35,000~41,000円
[NYダウ]
【当面の想定レンジ】 32,000~41,000ドル
[ナスダック]
【当面の想定レンジ】 14,500~18,300
[米ドル/円]
【当面の想定レンジ】 137.000~162.000円
[ドルインデックス(ドル指数)]
【当面の想定レンジ】 99.578~108.350
[日経平均]

【週足・エリオット波動分析】
6月下旬よりトライアングルから上放れた波動は、22年3月安値(24,681円)を起点とするインターミディエイト級第(3)波における、マイナー級第5波に位置付けられます。
この第5波は42,426円(7/11高値)を以て完了したとみられます。
水準面では、第1波と第5波は1:1.236のフィボナッチ比率関係[42,470円]になっていました。さらにチャートは、21年2月高値から引いたレジスタンスラインへの到達もはたしています。
同じ日のTOPIX終値は2929となり(ザラバ高値は2946)、第1波と第5波が等しく上がる水準[2931]を達成しています。
そしてトライアングルからの上放れ(第5波)はごく短期にとどまりました。「とても強いが、短期で終了する」という(トライアングル後の)第5波の特徴をよく表しています。
週足ローソク足は、7月2週の長大な上ヒゲを持つ「流星」に続き、先週(7月3週)は「包み大陰線」となり、日経平均の重要な天井打ちを示唆しています。

22年3月以来の➂波-(3)波「サード・オブ・サード」は、2年4カ月かけて完成したとみられます。
この見方が正しければ、今は➂波-(4)波調整の序盤にあります。この調整は9~11月まで続き、それを以て日経平均は4年サイクル底を付けることでしょう。
今月のマンスリー・フォーカス(No.42)に書いたように、日経平均は高値から15%~20%調整する可能性があります。7月高値42,426円から15%~20%の調整は3万6000円~3万4000円であり、4年サイクル底のターゲットレンジとして注目です。

【日経平均 日足・エリオット波動分析】
37,950円(6/17安値)以来の上昇・マイナー級第5波は、42,426円(7/11高値)を以て完成し、そこからはインターミディエイト級第(4)波の調整とみられます。
7月22日には一時39,519円まで下げ、終値(39,599円)も4万円台を大きく下回りました。この日、日経平均終値は25日MAを明確に下抜き、そして [39,660円] (第5波の上昇に対する61.8%押し水準)も下回っています。
短期的にも日経平均は、100日MA(※)や75日MAなどを試す展開かもしれません。
※100日MA…39,270円(7/22)
75日MA…39,105円(同)

[NYダウ]

【NYダウ日足・エリオット波動分析】
22年10月(28,660ドル)からの上昇は、プライマリー級➃波中(B)波に当たります。あるいは、それをプライマリー級➄波の上昇とみることもできます。いずれにしても、現行の上昇後には大きなスケールの下落となり、いずれ22年10月安値を窺う展開が想定されます。
7月18日には一時41,376ドルまで上昇し最高値を更新しましたが、その直後から急反落となりました。
ちょうど22年12月高値からのチャネルライン上限に達してから反落した格好です。トライアングル後の「最後の上昇」を完了した可能性に要注意です。
NYダウがピークアウトした可能性はS&P500からも伺えます。
S&P500は7月16日に最高値(5669)を付けましたが、この動きにより、フィボナッチ比率からのチャート節目[5645]が達成されています。さらに先週(7月3週)のローソク足は「包み大陰線」となっており、それは天井打ちパターンです。


[ナスダック]

【ナスダック総合指数日足・エリオット波動分析】
22年12月からの上昇は、プライマリー級第➃波における(B)波に位置付けられます(あるいはプライマリー級第➄波)。(B)波終了後には(C)の下落がスタートしますが、(C)波によりナスダックは12,500~10,000へ下落する可能性があります。
7月11日には一時18,671まで上昇し、フィボナッチ比率の節目[18,551]に達しました。
さらに、この日のローソク足「包み大陰線」は、ナスダックのピークアウトを暗示していました。
7月17日にナスダックは大きなギャップを空けて急落しましたが、それは上昇トレンド終了を意味する[Breakaway Gap]の可能性が高いでしょう。このギャップが埋められない限り、ナスダックが弱気トレンドに転じたというシナリオは支持されます。

【フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)・日足エリオット波動分析】
5931(7/11高値)を以て、22年10月からの(B)波による上昇は完了した可能性があります。
7月19日には一時5261まで下げ、高値からの下落率が10%を超えました(11.30%安)。これでSOX指数は、定義上の「調整局面」に入りました。
短期的には[5517-5675]へ第(ii)波によるリバウンドとなるかもしれません。もっとも、7月16日安値(5714)と17日高値(5636)に空いた「Breakaway Gap」を埋めることにはならないでしょう。
第(ii)波完了後には、第(iii)波による下げ(おそらくは急落)が続く見通しです。それは当面、5000処を試すでしょう。
[5001]…今年3月~4月の下げ幅(929.83)を7月高値(5931)から差し引くことで得られる水準


[米ドル/円]

2011年10月の75.570円以来の(A)-(B)-(C)[ジグザグ]による円安ⓦ波は、151.899円(22/10/21)を以て終わり、そこから2028年頃までレンジ相場を形成していく、というのが筆者による米ドル/円(ドル/円)の基本観です。
【月足・エリオット波動分析】
161.938円(7/3)を以て、8年サイクル高値を付けた可能性が高い、とみています。
月足は、長期上昇チャネルの上側から大きく逸脱していますが─今月のチャネル上限は153.750円に位置します─このように「極端に上がり過ぎ」の状態は長続きせず、いずれチャネル内に回帰する公算が大きいと思われます。
7月11日に円相場は円高に大きく振れました。政府・日銀はこの日、3兆5000億円程度のドル売り・円買い介入(今年3回目)を行なったと推定されています。
翌12日には、ユーロ/円に対するレートチェック報道もあり、ユーロに対しても円買い介入が入るのではと警戒され始めました。
これら政府・日銀による一連のアクションにより大きなトレンドが劇的に変わるとはいえませんが、少なくとも「円安パニック」「円安バブル」終息への、最初のきっかけにはなり得るでしょう。
今回は特に、円安から円高への基調転換は対米ドルだけでなく、他の主要通貨に対しても広がり始めた点に注目しています(名目実効円レートは円高に動き始めています)。

【週足・エリオット波動分析】
22年10月(151.899円)からのA(↘)-B(↗)-C(↘)編成において、23年1月(127.158円)からはB波に位置付けられ、それは151.899円を超えて不規則天井(イレギュラー・トップ)を形成しています。
B波は161.938円(7/3)を以て完成したと思われます。それはB波の目標値[161.350円]を満たすものでした。この見方が正しければ、足元はC波(ドル安・円高)の序盤に当たります。
C波の長さについては、A波が有効な「ものさし」になります。
A波の長さは24.741円(およそ25円)でしたから、C波の長さも同様と考えると、137円辺りがC波のターゲットになります。

【日足・エリオット波動分析】
4月に入ってからの急激なドル/円上昇(152円⇒161円)は、日米実質金利差を反映しておらず、専ら投機によってもたらされました。『円安バブル』と呼べる過剰な円安は、今後はあるべき水準へ修正されていくと思われます。
[日米実質金利差による推計値]…147.092円

筆者は、米長期金利の大幅な低下≒大幅な米ドル安を見込んでいます(実際そうなってきました)。
今後は日米実質金利差の縮小に沿って、ドル/円は150円を下回っていくでしょう。
足元は100日MA(※)が下値として意識されていますが、遠からず100日MAを下抜き、いずれ200日MAを打診する可能性が高いと考えます。
※100日MA…155.340円(7/23)、200日MA・・・151.510円(同)

【時間足・エリオット波動分析】
昨年末の140.244円からのドル高・円安は、161.938円(7/3)を以て終わり、トレンドは円安から円高へ転換したと思われます。
155.363円(7/18)からはリバウンドにあり、その上値メドとして[157.900円-159.450円]を想定しています。
目先リバウンド終了後に次のドル安・円高局面が想定され、それは当面、153.594円(5/16)を打診することでしょう。

[ドルインデックス(ドル指数)]

【週足・エリオット波動分析】
22年9月高値(114.778)以来、ドルインデックスはA(↘)-B(↗)-C(↘)編成による下落基調にあります。
23年7月安値(99.578)を起点とするB波は、トライアングル(ⓐ-ⓑ-ⓒ-ⓓ-ⓔ)を形成中です。
足元はⓔ波のドル高局面とみられます。この見方通りなら、まもなくB波は完成し、その後に到来するC波によって、ドル指数は23年安値(99.578)を大きく下回るでしょう。
派生的な見方として、「トライアングルは105.915(6/21)を以て既に完成しており、そこからはC波によるドル安が始まっている」というものがあります。
いずれにしても、今後の大幅なドル安を想定しています。
ただし106.517(4/16)を上抜く動きとなったときは、短期的なドル安見通しはいったん撤回され、別のオプションが必要になります。

エリオット波動とは
株式・為替動向を予想する心強いテクニカル手法
米国人ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した、今後の株式や為替など市場価格の動向を予想する手法です。相場は5つの上昇波と3つの下降波(合計8つの波)で一つの周期を作るパターンに従って展開するとされます。
このパターンは集団心理によるもので、数分から数十年といった様々な時間軸において観察されます。
フィボナッチ数列、黄金分割比率をチャート分析に初めて導入したのもエリオットです。
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
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