FOMCの結果を受けて米ドルが全面高、本日BOE会合
2026/09/17 08:52
【ポイント】
・FRBが年内の追加利上げを示唆し、米ドル高要因に
・BOEの声明や議事要旨によって次回11月の利上げ観測が一段と強まるか
(欧米市場レビュー)
16日、欧米時間の外為市場では米ドルが全面高の展開。一時米ドル/円は156.367円、米ドル/カナダドルは1.39903カナダドル、米ドル/シンガポールドルは1.27798シンガポールドルへと上昇し、豪ドル/米ドルは0.70733米ドル、英ポンド/米ドルは1.33732ドル、NZドル/米ドルは0.56996米ドルへと下落しました。
FRB(米連邦準備制度理事会)はFOMC(米連邦公開市場委員会)を開き、0.25%の利上げを行うことを決定。政策金利を3.50~3.75%から3.75~4.00%へと引き上げました。FOMC参加者各個人による政策金利見通し(ドット・プロット)では年内の追加利上げが強く示唆され、そのことが米ドル高の要因となりました。
※ドット・プロットの内容などFOMCの結果については、本日の『ファンダメ・ポイント』[米FOMCはタカ派的利上げ、年内に追加利上げへ⁉]にて詳しく解説していますので、ご覧ください。
(本日の相場見通し)
本日は米国の経済指標が多く発表され、それらの結果が相場材料になる可能性があります。
米経済指標の市場予想は以下のとおり。( )は前回の実績です。
・先週分の新規失業保険申請件数:20.7万件(20.6万件)
・9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数:32.5(47.4)
・8月住宅着工件数(年率換算):131.9万件(123.9万件)
・8月建設許可件数(年率換算):141.0万件(144.3万件)
・8月住宅販売保留指数(前月比):マイナス0.1%(マイナス2.3%)
FOMCは年内あと2回、10月27-28日と12月8-9日に開催されます。本日発表の米経済指標が市場予想と比べて強い結果になれば、年内に1回ではなく2回の追加利上げが行われるとの観測が強まる可能性があります。その観測が強まる場合、米ドル/円や米ドル/カナダドル、米ドル/シンガポールドルは堅調に推移し、ユーロ/米ドルや豪ドル/米ドルは軟調に推移しそう。豪ドル/米ドルは引き続き200日移動平均線(本日時点で0.70075米ドル)が下値メドです。
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BOE(英中銀)の政策会合が本日開催されます。会合の結果は声明や議事要旨とともに日本時間20時に判明する予定です。
BOEは25年12月に利下げを実施し、その後前回26年7月まで5会合連続で政策金利を据え置いています。現在の政策金利は3.75%です。
政策金利は今回も据え置かれると市場は予想しています。そのとおりの結果になれば、BOEの声明や会合の議事要旨が相場材料になりそう。それらで明らかになる9人の政策メンバーの投票行動に特に注目です。前回7月30日の会合では6対3で政策金利の据え置きを決定し、反対した3人はいずれも0.25%の利上げを支持しました。
市場では、次回11月5日の会合で0.25%の利上げを行うとの見方が有力です。今回の会合で利上げを支持するメンバーが増える、あるいは声明や議事要旨などがタカ派的な内容になれば、BOEによる利上げ観測が一段と強まりそう。その場合、英ポンド/円は堅調に推移し、ユーロ/英ポンドは軟調に推移すると考えられます。
※ユーロ/英ポンドのテクニカル分析は、本日の『テクニカル・ポイント』[ユーロ/英ポンド、BOE会合が相場動意となるか]をご覧ください(お客様専用ページへのログインが必要です)。
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