リピレポ史上初、対円の通貨ペアが一つもトップ3に食い込めない結果に。
2024/03/06 12:01
トラリピ運用のコツ
リピレポ史上初、対円の通貨ペアが一つもトップ3に食い込めず。
NZドル/米ドルが、過去最高の3位にランクイン。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピの「実際に獲得したpips」を通貨ペアごとに集計してランキング、うち上位13通貨ペアを掲載しています。スワップによる損益、およびロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
前月(=2月)はじわじわと円安が進行したことで、対円の通貨ペアは心理的にトラリピを仕掛けづらい(=高値圏で買いづらく、売りだとマイナススワップが気になる)値位置に突入、それにより獲得pipsを稼ぐことができなかったと考えられる。その一方で、利上げ観測(結果は据え置き)でボラティリティが高まったNZドルがランキングで躍進、NZドル/米ドルが過去最高の3位を記録した要因と言えるだろう。対円の通貨ペアが、3月も同様の値位置を継続するのか、注目したい。
1月と比較して、変動が乏しかった2月。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピにおける「実際に獲得したpips」の平均値を算出しています。ロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
「1日あたりの平均高低差」が減少。2月は、米ドル/円 85.2pips(1月:133.2pips)、ユーロ/円 84.3pips(1月:124.2pips)、豪ドル/円 55.5pips(1月:67.9pips)、カナダドル/円 58.6pips(1月:88.0pips)、英ポンド/円でも101.5pips(1月:144.1pips)に留まるなど、対円の通貨ペアにおける減少が著しかった。
MVT … Most Valuable Toraripi の略
最優秀トラリピ(MVT)とは
毎月、獲得pipsが上位のトラリピの中から、
毎日が財産になる
というマネースクエアのスローガンを体現すると考えられるトラリピを、リピートレポート編集部が選出します。
そのため、獲得pipsが上位であっても、レンジの設定が極端にせまい(あるいは広い)場合や、利益値幅の設定が極端に小さい(あるいは大きい)場合は、選定の対象から除外することがあります。
■最優秀トラリピ(ドルカナダ)
■殊勲賞トラリピ(オージーキウイ)
■敢闘賞トラリピ(オージーキウイ)
※選出したトラリピのパフォーマンスはあくまで過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
それでは、次号もよろしくお願いいたします。
リピートレポートに関しての注意事項
※「トラリピ」は、取引の利益を保証するものではありません。仕掛け方によっては多額の資金が必要となったり、設定したレンジ内であっても、損失を被ることがあります。