マネースクエア マーケット情報

【株価指数】 国際会議での要人発言に注意!

2026/04/13 08:15

【ポイント】
・11日の米・イラン和平協議はとん挫、米国はホルムズ海峡「逆封鎖」へ
・2週間の停戦期間中に何らかの合意ができるか
・IMF・世銀総会やG7、G20など国際会議での要人発言に注意!

(先週のレビュー)

主要株価指数は上昇。7日(日本時間8日)の期限ギリギリで米国とイランが停戦に合意したこと、またそれにより原油価格が大きく下落したことが好感されました。

3日はグッドフライデーで米国の株式市場は休場。6日はイースターマンデーで英国など欧州の主な株式市場が休場でした。

トランプ大統領は6日、7日までに合意できなければイランを激しく攻撃すると表明。原油価格は7日に一時117.63ドルまで上昇しました。その後(日本時間8日朝)、米国とイランが2週間の停戦で合意すること、両国が11日にパキスタンで交渉を持つことが発表され、原油価格が急落。イラン戦争終結の期待からリスクオフが後退して、世界的に株価の上昇要因となりました。


(今週の相場材料)

11日にイスラマバード(パキスタン)で開催された米国とイランの停戦協議は21時間の交渉のすえ、合意に至りませんでした。それを受けて、トランプ大統領はホルムズ海峡「逆封鎖」すると表明しました。7日の停戦合意は2週間とされているので、引き続き交渉は行われそうですが、合意に至るかどうかは不透明。世界の市場が一喜一憂する場面はありそうです。

今週、ワシントンでIMF・世銀総会が開催されます(13-18日)。世界中から財務省や中央銀行の関係者が集います。その流れで、G7やG20の財務相・中央銀行総裁会議も開催されます。国際会議やその他の会合等で財務省や中央銀行関係者が発言する機会が多くあるため、それらの発言を受けて市場がどう反応するか興味深いところでしょう。4月下旬の主要中銀の金融政策会合に向けて何らかのヒントは出されるでしょうか。14日にはIMF世界経済見通しが発表されます。

米企業の1-3月期の決算発表も要注目でしょう。13日ゴールドマンサックス、14日JPモルガンシティグループウェルズファーゴ、15日モルガンスタンレーバンクオブアメリカなどの金融機関の決算発表があります。3月以降の原油価格の急騰や株価の下落、プライベートクレジット市場の悪化などの影響はみられるでしょうか。他にも、16日台湾の半導体大手TSMC、17日ネットフリックスなどの決算発表が予定されています。
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

  • 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
  • 当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。
  • 相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。
topへ