ECBとBOEの政策会合プレビュー
2026/02/05 08:18
※米政府のシャットダウンの解消により、新たな経済指標発表スケジュールは以下の通り
2月5日 12月JOLTS=労働動態調査(当初3日発表予定)
2月11日 1月雇用統計+年次改定(同6日)
2月13日 1月CPI(同11日)
【ポイント】
・ECB、BOE(英中銀)とも据え置き予想
・ECBは利下げサイクル終了との観測が強まるか
・BOEは将来的な利下げを示唆するか
・ユーロ/英ポンドは上下どちらにも動きやすい位置か
5日にBOE(英中銀)とECBの政策会合が開催されます。BOEのMPC(金融政策委員会)の結果判明と金融政策報告(3カ月に一度)の発表は日本時間21:00。ベイリー総裁の記者会見は21:30から。ECB理事会の結果判明は同22:15。ラガルド総裁の記者会見は22:45から。
BOE:将来的な利下げに向けたヒントはあるか
BOEのMPCでは据え置きが確実視されています。4日時点のOIS(翌日物金利スワップ)に基づけば、市場が織り込む利下げの確率は3%弱。同じくOISに基づけば、4月のMPCまでで利下げ確率は7割を超えます。また、26年末までの追加利下げは五分五分とみられています。
BOEは英国のインフレ率が昨年秋をピークとして鈍化傾向を続けると予想しており、利下げが可能になるとみているようです。MPCの声明や金融政策報告、ベイリー総裁の記者会見を受けて利下げ観測が高まるかどうか。
■英ポンド/米ドルのテクニカル分析は、「英ポンド/米ドル、下値固め模索の時間帯!BOE会合&総裁会見が相場動意となるか」をご覧ください。お客様専用ページへのログインが必要です。

ECB:利下げサイクル終了との観測が強まるか
ECB理事会でも据え置きが確実視されています。OISが織り込む利下げ確率はほぼゼロ。26年中の8回の理事会での利下げ確率はいずれも3割を下回っており、市場では利下げサイクルは終了したとの見方が有力です。
ユーロ圏の景気は引き続き軟調ながら、少しずつ改善しています。政策金利(中銀預金金利)は理事会前で2.00%と、中立水準に達したものとみられます。グリーンランドや欧州の安全保障に関連して米国との通商摩擦が強まって景気に下押し圧力が加わる可能性はあるものの、現状では追加利下げは必要ないとの判断に傾きそうです。
1月ユーロ圏CPIは、総合が前年比1.7%、コアが同2.2%と、いずれも昨年12月(2.0%、2.3%)から伸びが鈍化しました。ECBは2%の物価目標がほぼ達成されたとみているようです。

ECB理事会の声明やラガルド総裁の記者会見で上記の観測が裏付けられるかどうか。
ユーロ/英ポンドは上下どちらにも動きやすい?
ユーロ/英ポンドは16年以降の変動レンジのほぼ中間(やや英ポンド高)にあり、本日の材料次第では上下どちらにも動きやすいかもしれません。
2月5日 12月JOLTS=労働動態調査(当初3日発表予定)
2月11日 1月雇用統計+年次改定(同6日)
2月13日 1月CPI(同11日)
【ポイント】
・ECB、BOE(英中銀)とも据え置き予想
・ECBは利下げサイクル終了との観測が強まるか
・BOEは将来的な利下げを示唆するか
・ユーロ/英ポンドは上下どちらにも動きやすい位置か
5日にBOE(英中銀)とECBの政策会合が開催されます。BOEのMPC(金融政策委員会)の結果判明と金融政策報告(3カ月に一度)の発表は日本時間21:00。ベイリー総裁の記者会見は21:30から。ECB理事会の結果判明は同22:15。ラガルド総裁の記者会見は22:45から。
BOE:将来的な利下げに向けたヒントはあるか
BOEのMPCでは据え置きが確実視されています。4日時点のOIS(翌日物金利スワップ)に基づけば、市場が織り込む利下げの確率は3%弱。同じくOISに基づけば、4月のMPCまでで利下げ確率は7割を超えます。また、26年末までの追加利下げは五分五分とみられています。
BOEは英国のインフレ率が昨年秋をピークとして鈍化傾向を続けると予想しており、利下げが可能になるとみているようです。MPCの声明や金融政策報告、ベイリー総裁の記者会見を受けて利下げ観測が高まるかどうか。
■英ポンド/米ドルのテクニカル分析は、「英ポンド/米ドル、下値固め模索の時間帯!BOE会合&総裁会見が相場動意となるか」をご覧ください。お客様専用ページへのログインが必要です。

ECB:利下げサイクル終了との観測が強まるか
ECB理事会でも据え置きが確実視されています。OISが織り込む利下げ確率はほぼゼロ。26年中の8回の理事会での利下げ確率はいずれも3割を下回っており、市場では利下げサイクルは終了したとの見方が有力です。
ユーロ圏の景気は引き続き軟調ながら、少しずつ改善しています。政策金利(中銀預金金利)は理事会前で2.00%と、中立水準に達したものとみられます。グリーンランドや欧州の安全保障に関連して米国との通商摩擦が強まって景気に下押し圧力が加わる可能性はあるものの、現状では追加利下げは必要ないとの判断に傾きそうです。
1月ユーロ圏CPIは、総合が前年比1.7%、コアが同2.2%と、いずれも昨年12月(2.0%、2.3%)から伸びが鈍化しました。ECBは2%の物価目標がほぼ達成されたとみているようです。

ECB理事会の声明やラガルド総裁の記者会見で上記の観測が裏付けられるかどうか。
ユーロ/英ポンドは上下どちらにも動きやすい?
ユーロ/英ポンドは16年以降の変動レンジのほぼ中間(やや英ポンド高)にあり、本日の材料次第では上下どちらにも動きやすいかもしれません。
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
- 当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。
- 相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。
