マネースクエア マーケット情報

ADP雇用とJOLTSが示す米雇用軟調!?

2026/01/08 07:02

【ポイント】
・12月ADP民間雇用者数は前月比4.1万人増と緩やかな伸び
・11月JOLTS(労働動態調査)によれば、求人数は24年9月以来の低水準
・9日発表の12月雇用統計に要注目!

米国の12月ADP民間雇用者数は前月比4.1万人増と前月(2.9万人減)から反発しました。もっとも、過去5カ月中3カ月はマイナス。25年平均は5.1万人増と24年の同14.4万人増から大幅に減速しています。

ADP雇用

11月JOLTS(労働動態調査)によれば、求人件数714.6万件と辛うじて700万件を上回ったものの、24年9月(710.3万件)に次ぐ低水準でした。採用件数511.5万件と、24年6月(508.8万件)以来の低水準でした。

JOLTS

米国の雇用情勢は急速に悪化しているわけではなさそうですが、ジリジリと弱含んでいるようです。FRBが利下げを決断する根拠の一つとなりそうです。9日発表の労働省統計局の12月雇用統計に要注目です。

なお、7日時点のOIS(翌日物金利スワップ)に基づけば、1月27-28日のFOMCで利下げが決定される確率は1割強、同3月17-18日までに利下げが決定される確率を5割弱と市場はみています。
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

  • 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
  • 当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。
  • 相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。
topへ