【速報】米シャットダウンは解消へ⁉
2025/11/10 13:25
米議会はシャットダウン解消へ最大のハードルをクリアしました。シャットダウンが解消されるならば、投資家心理は改善してリスクオンの動きがでそうです(株高、米ドル/円の上昇、資源新興国通貨の上昇、など)。ただし、経済活動が正常化し、また当局がシャットダウンの影響や経済の実態を把握できるまでまだしばらく時間はかかりそうです。
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米上院は日本時間11日午後1時ごろ、継続(つなぎ)予算案を採決するための動議を、可決に必要なギリギリの60対40で可決しました。採決が行われれば、予算案は単純過半数(51議席以上、または50議席+副大統領票)で可決されます。
予算案が上院で可決されれば次に下院で採決されます。同じものが可決されれば、(大統領の署名を経て)予算が成立します。それにより、過去最長の40日間続いたシャットダウンは解消されます。ただ、ジョンソン下院議長は地元に帰っている下院議員がワシントンに戻るまで2日間の猶予を与えており、すぐに採決されるわけではなさそうです。
上院が可決した継続予算案の内容は以下の通り。
・農務省、退役軍人省、議会の年度末(26年9月末)までのフル予算と、その他の省庁の26年1月30日までの継続予算
・シャットダウン中の連邦職員の給与支払い、遅れていた州地方政府への補助金の交付
継続予算案には民主党が求めるオバマケアの延長は含まれませんでしたが、年内にそれを延長する法案の採決を行うとの共和党の約束を民主党の一部が受け入れました。
継続予算が成立すれば、次は本予算が成立した農務省、退役軍人省、議会を除く省庁の本予算案の審議と、26年以降までオバマケアを延長する法案の審議(本予算案に盛り込む?)。本予算がまとまらなければ、継続予算が切れる26年1月30日以降の新たな継続予算案の審議・・・となります。
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米上院は日本時間11日午後1時ごろ、継続(つなぎ)予算案を採決するための動議を、可決に必要なギリギリの60対40で可決しました。採決が行われれば、予算案は単純過半数(51議席以上、または50議席+副大統領票)で可決されます。
予算案が上院で可決されれば次に下院で採決されます。同じものが可決されれば、(大統領の署名を経て)予算が成立します。それにより、過去最長の40日間続いたシャットダウンは解消されます。ただ、ジョンソン下院議長は地元に帰っている下院議員がワシントンに戻るまで2日間の猶予を与えており、すぐに採決されるわけではなさそうです。
上院が可決した継続予算案の内容は以下の通り。
・農務省、退役軍人省、議会の年度末(26年9月末)までのフル予算と、その他の省庁の26年1月30日までの継続予算
・シャットダウン中の連邦職員の給与支払い、遅れていた州地方政府への補助金の交付
継続予算案には民主党が求めるオバマケアの延長は含まれませんでしたが、年内にそれを延長する法案の採決を行うとの共和党の約束を民主党の一部が受け入れました。
継続予算が成立すれば、次は本予算が成立した農務省、退役軍人省、議会を除く省庁の本予算案の審議と、26年以降までオバマケアを延長する法案の審議(本予算案に盛り込む?)。本予算がまとまらなければ、継続予算が切れる26年1月30日以降の新たな継続予算案の審議・・・となります。
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