【株価指数】SW連休中の相場変動に要注意!
2026/09/21 06:42
【ポイント】
・日本は大型連休のため、欧米市場への反応は24-25日に
・今週の最大イベントは米中首脳会談!?
・原油価格や長期金利、各国金融政策見通しにも要注意!
(先週のレビュー)
先週の主要株価指数はマチマチ。週前半は、アンソロピックやOpenAIのCEOらが相次いでAIの安全性に懸念を表明、またサウジアラビアが石油パイプラインを停止して原油価格が一時4カ月ぶりの水準に上昇したことなどが株価の重石となりました。米長期金利は約3年ぶりの5%台、日本のそれは約29年ぶりの3%台まで一時上昇。その後に日米英の中銀会合が実施されて、それらに対する主要株価指数の反応が大きく異なりました。
日経平均は小動きながらもジリ高。18日の日銀金融政策決定会合での利上げは、据え置きを主張した委員が2人いたためにハト派的と受け止められて株高要因となりました。米主要3指数はバラバラ。NYダウは下落基調、S&P500は揉み合い、ナスダック100は16日に下落しましたが、週後半に反発。16日の米FRBの利上げはインフレ抑制を強調したタカ派的利上げで株価を押し下げました。英FTSE100は17日に大きく上昇したものの、18日に大幅安となりました。17日の英BOEは政策金利を据え置き。国債売却を27年4月まで停止すると発表したことで長期金利が大幅に低下して株価を押し上げました。
(今週の相場材料)
今週は日本がシルバーウィーク(SW)で3連休のため、週前半の海外市場の状況は24-25日にまとめて日経平均に反映されます。円相場の動向にも要注意でしょう。米ドル/円は9月8日に152円台まで下落した後にジリジリと上昇。18日の日銀会合の結果や植田総裁の記者会見を受けて一時158円台を示現しましたが、海外市場で日銀が為替介入の準備段階ともされるレートチェックを行ったとの報道があり、156円台後半で週を終えました。円相場は今週も大きく揺れ動くかもしれません。本邦当局による(あるいは日米協調での)為替介入への警戒も怠れません。
今週も、為替相場、原油価格や長期金利の動向、AIの安全性に対する懸念(杞憂?)などが相場材料になりそうです。
最大のイベントは24日に予定されるワシントンでの米中首脳会談でしょう。AIや貿易・関税、投資などについて話し合いが行われるようです。20日にはベッセント財務長官と何立峰副主席が事前協議を行っています。米国と中国の間で具体的な合意ができるかどうかは不明ですが、株価を含め様々な市場に影響が及ぶかもしれません。
原油価格に影響しそうな材料も多くあります。国連総会がニューヨークで開催され(22~28日に一般討論演説)、これに合わせて米国と湾岸諸国との会合が予定されています。中国がサウジアラビアの訴えを受けてイランに対してフーシ派抑制で協力を要請しました。上述の米中首脳会談でも米国とイランの関係やホルムズ海峡問題も議題に上るかもしれません。
原油価格の動向次第では、各国の金融政策見通しや長期金利に変化が生じるかもしれません。とりわけ、日本や米国の長期金利(10年物国債利回り)は上昇にいったん歯止めがかかったようにも見えますが、重要な節目(日3%、米5%)近辺で揉み合っており、上放れするようだと株価の重石になりそうです。
・日本は大型連休のため、欧米市場への反応は24-25日に
・今週の最大イベントは米中首脳会談!?
・原油価格や長期金利、各国金融政策見通しにも要注意!
(先週のレビュー)
先週の主要株価指数はマチマチ。週前半は、アンソロピックやOpenAIのCEOらが相次いでAIの安全性に懸念を表明、またサウジアラビアが石油パイプラインを停止して原油価格が一時4カ月ぶりの水準に上昇したことなどが株価の重石となりました。米長期金利は約3年ぶりの5%台、日本のそれは約29年ぶりの3%台まで一時上昇。その後に日米英の中銀会合が実施されて、それらに対する主要株価指数の反応が大きく異なりました。
日経平均は小動きながらもジリ高。18日の日銀金融政策決定会合での利上げは、据え置きを主張した委員が2人いたためにハト派的と受け止められて株高要因となりました。米主要3指数はバラバラ。NYダウは下落基調、S&P500は揉み合い、ナスダック100は16日に下落しましたが、週後半に反発。16日の米FRBの利上げはインフレ抑制を強調したタカ派的利上げで株価を押し下げました。英FTSE100は17日に大きく上昇したものの、18日に大幅安となりました。17日の英BOEは政策金利を据え置き。国債売却を27年4月まで停止すると発表したことで長期金利が大幅に低下して株価を押し上げました。
(今週の相場材料)
今週は日本がシルバーウィーク(SW)で3連休のため、週前半の海外市場の状況は24-25日にまとめて日経平均に反映されます。円相場の動向にも要注意でしょう。米ドル/円は9月8日に152円台まで下落した後にジリジリと上昇。18日の日銀会合の結果や植田総裁の記者会見を受けて一時158円台を示現しましたが、海外市場で日銀が為替介入の準備段階ともされるレートチェックを行ったとの報道があり、156円台後半で週を終えました。円相場は今週も大きく揺れ動くかもしれません。本邦当局による(あるいは日米協調での)為替介入への警戒も怠れません。
今週も、為替相場、原油価格や長期金利の動向、AIの安全性に対する懸念(杞憂?)などが相場材料になりそうです。
最大のイベントは24日に予定されるワシントンでの米中首脳会談でしょう。AIや貿易・関税、投資などについて話し合いが行われるようです。20日にはベッセント財務長官と何立峰副主席が事前協議を行っています。米国と中国の間で具体的な合意ができるかどうかは不明ですが、株価を含め様々な市場に影響が及ぶかもしれません。
原油価格に影響しそうな材料も多くあります。国連総会がニューヨークで開催され(22~28日に一般討論演説)、これに合わせて米国と湾岸諸国との会合が予定されています。中国がサウジアラビアの訴えを受けてイランに対してフーシ派抑制で協力を要請しました。上述の米中首脳会談でも米国とイランの関係やホルムズ海峡問題も議題に上るかもしれません。
原油価格の動向次第では、各国の金融政策見通しや長期金利に変化が生じるかもしれません。とりわけ、日本や米国の長期金利(10年物国債利回り)は上昇にいったん歯止めがかかったようにも見えますが、重要な節目(日3%、米5%)近辺で揉み合っており、上放れするようだと株価の重石になりそうです。
- 当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
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