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ECBは利上げ、年内連続利上げも⁉

2026/09/11 07:58

【ポイント】
・ECBは全会一致で0.25%の利上げを決定
・早ければ、次回10月の理事会でも利上げ!?
・市場は27年7月までに計4回の追加利上げを見込む
・ラガルド総裁は早期辞任の噂を否定せず

ECB理事会は10日、政策金利(中銀預金金利)を0.25%引き上げて、2.50%としました。前々回に続く利上げです。

ECBの声明では、「中東の紛争が引き続きインフレ圧力を生み出しており、インフレは長期間にわたって目標を大きく上回り続けるだろう」と述べられました。ECBスタッフの経済見通しでは、食料とエネルギーを除くコアインフレが27年2.6%28年2.3%と上方修正されました。

ラガルド総裁は記者会見で、利上げは全会一致で決定され、ユーロ圏経済の3つのシナリオのどれにおいても利上げが適切だったと述べました。

匿名のECB関係者によると、ECBは追加利上げを想定しており、次回10月の理事会でも利上げがありうるとのことでした。

10日のOIS(翌日物金利スワップ)に基づけば、市場は次回10月29日の理事会での利上げを9割以上の確率で織り込んでいます。そして、26年中のさらなる利上げを8割強、27年7月までに計4回の利上げを完全に織り込んでいます。

ECB見通し

なお、ラガルド総裁の任期は27年10月まで。世界経済フォーラムのトップに就任するために早期辞任するとの噂について記者会見で問われて、「何も報告することはない」とだけ回答しました。
西田明弘

執筆者プロフィール

西田明弘(ニシダアキヒロ)

チーフエコノミスト

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