ユーロ/円が前月の11位から一気にトップへと大躍進。
2024/01/11 17:19
トラリピ運用のコツ
前月の11位から一気にトップへと返り咲いたユーロ/円。
ユーロ/円のトップは昨年3月以来、実に9カ月ぶり。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピの「実際に獲得したpips」を通貨ペアごとに集計してランキング、うち上位13通貨ペアを掲載しています。スワップによる損益、およびロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
2位(のオージーキウイ)との差はわずかながら、ユーロ/円がトップを奪取。ユーロ/円がトップを記録するのは昨年3月以来、実に9カ月ぶり。後述するように、12月は北米と欧州の通貨が対円で高いボラティリティを記録、それが今回の結果につながったと推測されるため、今後もユーロ/円がトップの座を維持できるかどうかは疑問が残るところ。だが、それよりも11月の大幅ダウン(=11位)のほうが例外だったと見るほうが無難だろう。
北米と欧州の通貨が対円で高いボラティリティを記録。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピにおける「実際に獲得したpips」の平均値を算出しています。ロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
日銀が「マイナス金利を解除するのでは」という思惑が拡大したことなどで、対円通貨のボラティリティが大幅に増加した12月。今後もしばらくは日銀に関するニュースが材料視されやすい地合いが続くと想定されるため、対円通貨のトラリピを運用する場合はより一層のリスク管理に留意したいところだろう。
MVT … Most Valuable Toraripi の略
最優秀トラリピ(MVT)とは
毎月、獲得pipsが上位のトラリピの中から、
毎日が財産になる
というマネースクエアのスローガンを体現すると考えられるトラリピを、リピートレポート編集部が選出します。
そのため、獲得pipsが上位であっても、レンジの設定が極端にせまい(あるいは広い)場合や、利益値幅の設定が極端に小さい(あるいは大きい)場合は、選定の対象から除外することがあります。
■最優秀トラリピ(米ドル/円)
■殊勲賞トラリピ(ユーロ/円)
■敢闘賞トラリピ(ユーロ/円)
※選出したトラリピのパフォーマンスはあくまで過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
それでは、次号もよろしくお願いいたします。
リピートレポートに関しての注意事項
※「トラリピ」は、取引の利益を保証するものではありません。仕掛け方によっては多額の資金が必要となったり、設定したレンジ内であっても、損失を被ることがあります。