これまでの傾向に「変化の兆し」。ランキングやデータを参考にしたトラリピ戦略のメンテナンスが必要な時期か。

2023/07/06 12:20

トラリピ運用のコツ

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前月に成立したすべてのトラリピを集計


『獲得pips』No.1の通貨ペアは?

※1pips → 0.01円、円が絡まない通貨ペア → 0.0001

全体の約4割を占める独走ぶりで、オージーキウイが3カ月連続トップを記録。

獲得pipsトップ3

4位 豪ドル/円 5位 米ドル/円 6位 ユーロポンド 7位 カナダドル/円 8位 英ポンド/円 9位 NZドル/円 10位 NZドル/米ドル 11位 ユーロ/米ドル 12位 英ポンド/米ドル 13位 豪ドル/米ドル


カナダドル/円が大きくランクダウン。代わりに浮上したのは“ドルカナダ”。

獲得pipsトップ3の直近6ヵ月推移グラフ


データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピの「実際に獲得したpips」を通貨ペアごとに集計してランキング、うち上位13通貨ペアを掲載しています。スワップによる損益、およびロスカット執行による決済は含んでおりません。

一言コメント
長くトップ3を窺う(うかがう)位置に付けていたドルカナダが、ついに3位にランクイン。ドルカナダがトップ3に食い込んだのは実に7か月ぶり(2022年11月に2位)で、昨今、対円通貨ペアのボラティリティが低下傾向(※後述)となる中、今後も安定的に上位をキープするか注目したい。




決済された『利益値幅』の平均は?


データが示す、ボラティリティの低下傾向。

利益値幅の平均と1日あたりの平均高低差


利益値幅の直近6ヵ月推移グラフ


データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピにおける「実際に獲得したpips」の平均値を算出しています。ロスカット執行による決済は含んでおりません。

一言コメント
本年3月をピークに、平均高低差は減少傾向。それに伴い、利益値幅のグラフも右肩下がりとなっている通貨ペアが散見される。そんなボラティリティの低下に合わせて、利益値幅の見直しなど、トラリピ戦略のメンテナンスを施すことも一考ではないか。




月間『最優秀トラリピ』(MVT)


MVT … Most Valuable Toraripi の略

最優秀トラリピ(MVT)とは
毎月、獲得pipsが上位のトラリピの中から、

毎日が財産になる

というマネースクエアのスローガンを体現すると考えられるトラリピを、リピートレポート編集部が選出します。

そのため、獲得pipsが上位であっても、レンジの設定が極端にせまい(あるいは広い)場合や、利益値幅の設定が極端に小さい(あるいは大きい)場合は、選定の対象から除外することがあります。


■最優秀トラリピ(英ポンド/円)

最優秀トラリピ


最優秀トラリピの結果




■殊勲賞トラリピ(オージーキウイ)

殊勲賞トラリピ


殊勲賞トラリピの結果




■敢闘賞トラリピ(ユーロ/円)

敢闘賞トラリピ


敢闘賞トラリピの結果



※選出したトラリピのパフォーマンスはあくまで過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。


参考にしてみてがぅ


それでは、次号もよろしくお願いいたします。



リピートレポートに関しての注意事項

※「トラリピ」は、取引の利益を保証するものではありません。仕掛け方によっては多額の資金が必要となったり、設定したレンジ内であっても、損失を被ることがあります。

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