トラリピ向きの値動きに戻ったことで対円通貨ペアが息を吹き返すも、全体としてはほぼ従来どおりの傾向に。
2023/08/07 13:18
トラリピ運用のコツ
トップと2位は、4ヵ月連続で同じ顔ぶれ。3位にはカナダドル/円が返り咲き。
全体の傾向に特段の変化は見られず、ほぼ従来どおりのランキング。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピの「実際に獲得したpips」を通貨ペアごとに集計してランキング、うち上位13通貨ペアを掲載しています。スワップによる損益、およびロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
傾向に変化の兆しが見られない中でも、引き続き、証拠金維持率に目を配ることは忘れずに。また、特定の通貨ペアにトラリピの比重が傾いている状況であれば、“ショック相場に強い” とされるトラリピ世界戦略の3通貨ペア(オージーキウイ・ユーロポンド・ドルカナダ)への分散も検討したいところ。
6月に落ち込んだ対円通貨ペアの利益値幅も、7月はほぼ従来どおりの水準までリカバリー。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピにおける「実際に獲得したpips」の平均値を算出しています。ロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
6月に大きく減少した平均高低差が、7月に入って回復したこと、さらに(6月は)トレンド基調で右肩上がりだった値動きが、7月は “トラリピ向き” の上下動が幾度か見られたことで、利益値幅の平均はほぼ従来の水準まで値を戻している。今後は、このトラリピ向きのボラティリティが “どこまで継続するか” に注目したいところ。
MVT … Most Valuable Toraripi の略
最優秀トラリピ(MVT)とは
毎月、獲得pipsが上位のトラリピの中から、
毎日が財産になる
というマネースクエアのスローガンを体現すると考えられるトラリピを、リピートレポート編集部が選出します。
そのため、獲得pipsが上位であっても、レンジの設定が極端にせまい(あるいは広い)場合や、利益値幅の設定が極端に小さい(あるいは大きい)場合は、選定の対象から除外することがあります。
■最優秀トラリピ(米ドル/円)
■殊勲賞トラリピ(英ポンド/円)
■敢闘賞トラリピ(ユーロ/円)
※選出したトラリピのパフォーマンスはあくまで過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
それでは、次号もよろしくお願いいたします。
リピートレポートに関しての注意事項
※「トラリピ」は、取引の利益を保証するものではありません。仕掛け方によっては多額の資金が必要となったり、設定したレンジ内であっても、損失を被ることがあります。