南アフリカランドの特徴や変動の傾向
南アフリカランドの特徴
資源価格の影響を受けやすい「資源国通貨」
南アフリカは、金やダイヤモンド、プラチナなどの鉱物資源に恵まれており、世界有数の鉱山資源国です。そのため、南アフリカランドは資源国通貨に位置づけられ、金など商品価格に影響を受けやすいのが特徴です。
中央銀行であるSARB(南アフリカ中銀)の金融政策も南アフリカランドにとって重要です。SARBはインフレ目標を設定しており、前年比の消費者物価指数(CPI)上昇率を中期的に3~6%の範囲内に収めるように政策運営を行っています。したがって、CPIの動向には注目する必要があります。SARBの利上げ(利上げ観測が高まること)は、南アフリカランドにとってプラス材料です。
南アフリカランドは、グローバルな資金移動の影響を受けやすいという特徴があります。米FRBなど主要国中銀の金融引き締めは南アフリカランドにとってマイナス材料になると考えられます。
南アフリカランドの為替動向
南アフリカランド/円の月足チャート
南アフリカランドの変動要因
主な上昇要因
国際情勢 | リスクオン |
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金融政策 | SARBの金融引き締め(観測の高まり) |
経済指標 | GDPやCPIなど南アフリカの経済指標が市場予想を上回る良い数字の場合 |
その他 | 金など商品価格の上昇 |
主な下落要因
国際情勢 | リスクオフ |
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金融政策 | SARBの金融緩和(観測の高まり) |
経済指標 | 南アフリカの経済指標が市場予想を下回る悪い数字の場合 |
その他 | 金など商品価格の下落、FRBなど主要国中銀の金融引き締め、エスコム(南アフリカの国営電力会社)による計画停電 |
※上昇要因・下落要因は現在の環境による一般的な目安であり、市場の注目度や見方により真逆の値動きになることがあります。
南アフリカの概要
国・地域名 | 南アフリカ共和国(Republic of South Africa) |
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首都 | プレトリア |
位置 | 南緯25度44分、東経28度11分(プレトリア) |
面積 | 122万km² |
人口 | 6,004万人 (2021年 世界銀行) |
主要言語 | 英語、アフリカーンス語、ズールー語 など11言語 |
南アフリカの主な祝祭日
2023年 | |
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1月1日 | ニューイヤーズ・デー(New Year’s Day) |
3月21日 | 人権記念日(Human Rights Day) |
4月7日 | 聖金曜日(Good Friday) |
4月10日 | 家族の日(Family Day) |
4月27日 | 自由の日(Freedom Day) |
5月1日 | メーデー(Workers’ Day) |
6月16日 | 青年の日(Youth Day) |
8月9日 | 全国婦人の日(National Women’s Day) |
9月25日 | 文化遺産記念日(Heritage Day) |
12月16日 | 和解の日(Day of Reconciliation) |
12月25日 | クリスマス(Christmas Day) |
12月26日 | 善意の日(Day of Goodwill) |
(データ出所:リフィニティブ)
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