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【PM】RBAは0.25%の利上げ! 豪ドルが急伸

2026/02/03 13:25

【ポイント】
・RBA(豪中銀)はCPIトリム平均値の見通しを上方修正
・あと1~2回の利上げでCPIトリム平均値はRBAの目標中間値に到達!?

RBAは本日政策会合を開き、全会一致で0.25%の利上げを行うことを決定。政策金利を3.60%から3.85%へと引き上げました。RBAは25年8月に0.25%の利下げを実施した後、前回25年12月まで3会合連続で政策金利を据え置いていましたが、今回利上げに転じました。

RBA会合の結果を受けて豪ドルが急伸しました。市場はタカ派的な利上げと評価したようです。

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RBAの声明はタカ派的な内容でした。

声明では、今回の利上げについて「インフレ率上昇の一部は供給能力のひっ迫を反映しており、インフレ率は当面、(RBAの)目標を上回る水準で推移する可能性が高いため」と説明されました。

声明はまた、「ここ数カ月間の広範なデータは、25年後半にインフレ圧力が大幅に高まったことを裏付けている」と指摘。インフレ率上昇の一部は一時的な要因によるものと評価しつつも、「民間需要が予想以上に急速に拡大していること、供給能力のひっ迫が以前の評価よりも大きいこと、労働市場の状況がややひっ迫していることは明らかだ」としました。

RBAは今回、3カ月ごとの金融政策報告を公表。CPIトリム平均値の予測を25年11月時点から上方修正しました。

CPIトリム平均値予測(前年比)は以下のとおり。( )は25年11月時点の予測です。
・26年6月:3.7%(3.2%)
・26年12月:3.2%(2.7%)
・27年6月:2.8%(2.6%)
・27年12月:2.7%(2.6%)
・28年6月:2.6%(なし)

(※)RBAによると、CPIトリム平均値の予測は、政策金利が26年6月に3.9%、26年12月と27年6月に4.2%、27年12月に4.3%、28年6月に4.2%になるとの前提で作成されました。RBAはRBNZ(NZ中銀)のように将来の政策金利の見通しを公表しておらず、政策金利の前提は1月28日時点の市場金利に基づいたとのこと。

RBAの政策金利は本日の利上げによって3.85%になりました。政策金利は今後4.3%へと上昇する(あと1~2回利上げする)との前提で、RBAはインフレ見通しを引き上げ、CPIトリム平均値は28年前半まで目標中間値の2.5%近辺に戻らないと予測しました。

八代和也

執筆者プロフィール

八代和也(ヤシロカズヤ)

シニアアナリスト

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