中国不動産危機、碧桂園はデフォルト回避?
2023/09/04 07:21
【ポイント】
・碧桂園は人民元建て社債の償還を26年に延期
・5日(ないし6日)の米ドル建て社債の利払いが実行できるか
・その他にも多くの社債の償還や利払いがある
経営危機に陥っている中国の碧桂園(カントリーガーデン)は1日、4日に予定されていた人民元建て社債の償還を26年に先送りすることで債権者の同意を得たようです。40日の猶予期間を設定することも同意された模様。
また、碧桂園は4日に期日が到来するマレーシアリンギット建て社債の利払いを実行したとのことです。
碧桂園は8月6日に期日が到来した米ドル建て社債の利払いが滞っています。9月5日(一説には6日)までが猶予期限のため、それを過ぎても利払いが行われなければデフォルト(債務不履行)と認定される可能性があります。
その他にも、9月中に多くの社債の元本償還や利払いが予想されており、碧桂園がそれらを乗り越えることがきるのか、引き続き要注目でしょう。
■1日のM2TVグローバルview「中国不動産バブル崩壊!? 円高か、円安か」(YouTube)をご覧ください。

・碧桂園は人民元建て社債の償還を26年に延期
・5日(ないし6日)の米ドル建て社債の利払いが実行できるか
・その他にも多くの社債の償還や利払いがある
経営危機に陥っている中国の碧桂園(カントリーガーデン)は1日、4日に予定されていた人民元建て社債の償還を26年に先送りすることで債権者の同意を得たようです。40日の猶予期間を設定することも同意された模様。
また、碧桂園は4日に期日が到来するマレーシアリンギット建て社債の利払いを実行したとのことです。
碧桂園は8月6日に期日が到来した米ドル建て社債の利払いが滞っています。9月5日(一説には6日)までが猶予期限のため、それを過ぎても利払いが行われなければデフォルト(債務不履行)と認定される可能性があります。
その他にも、9月中に多くの社債の元本償還や利払いが予想されており、碧桂園がそれらを乗り越えることがきるのか、引き続き要注目でしょう。
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