トラリピのメリットとデメリットを
まとめてもらえませんか?

知り合いにトラリピを紹介しようと思うんですけど。

ありがとうございます。

手短に伝えたいから、トラリピのメリットとデメリットをまとめてもらえませんか?

トラリピの仕組みは理解されている、という前提でよろしいですか?

いいですよ。
他社でFXをやっているので、トラリピの90秒動画を観れば、だいたいわかると思います。
他社でFXをやっているので、トラリピの90秒動画を観れば、だいたいわかると思います。

了解しました。
では、メリット面から。以下のような感じになるかと思います。
では、メリット面から。以下のような感じになるかと思います。


なるほどね。
いちおう、簡単に解説してもらえますか?
いちおう、簡単に解説してもらえますか?

了解しました。では、
①相場の「上がる」「下がる」を予想しなくていい、について。
こちらは発注前の話です。
トラリピは「上がる」「下がる」ではなく、これからレートが上下しそうな範囲を予想します。
①相場の「上がる」「下がる」を予想しなくていい、について。
こちらは発注前の話です。
トラリピは「上がる」「下がる」ではなく、これからレートが上下しそうな範囲を予想します。


発注したのち、予想した範囲内でレートが上下する間は、新たな予想をする必要がない、ということになります。

そうですね。

そのため、相場を予想する頻度を大幅に削減することができる、ということになります。

上がるか・下がるかの予想って、みんな苦労するから、これは新しい発想だなあと思いました。

では、続いて、②FXに時間を取られない、について。
こちらは発注後の話です。
FXは24時間変動します。でも人は、仕事をしたり、くつろいだり、寝る時間だって必要です。
こちらは発注後の話です。
FXは24時間変動します。でも人は、仕事をしたり、くつろいだり、寝る時間だって必要です。

そうですね。

トラリピは、人に代わって24時間、システムがレートを見張るので、皆さまの暮らしをジャマしないFXを実現します。

①と②は、要するにラクってことですね。

はい、そのとおりです。

最後に、③相場の乱高下に強い、について。
一般的には敬遠される乱高下の局面でも、リピート機能は売買チャンスを逃しません。
一般的には敬遠される乱高下の局面でも、リピート機能は売買チャンスを逃しません。

むしろ、予想した範囲内では乱高下するほど収益チャンスが高まります。これもトラリピの大きな強みの一つです。

わかりました。
じゃあ、次、気になるデメリットは?
じゃあ、次、気になるデメリットは?

はい。こんな感じかと思います。


ほほう。
解説をお願いします。
解説をお願いします。

はい。では、①戦略上、短期間では大きな利益をねらいにくい、について。
トラリピがねらうのは総推移です。「総推移をリピート機能で手間なくねらう」。それがトラリピの戦略です。
トラリピがねらうのは総推移です。「総推移をリピート機能で手間なくねらう」。それがトラリピの戦略です。

あの、総推移って、何ですか?

トータルの値動きを示すデータのことです。
以下の図をご覧ください。
以下の図をご覧ください。


ああ、トータルって、そういうことか。
1円上がって、1円下がって、また上がって、下がって…。
たしかに、トータルの値動きは6円ですね。
1円上がって、1円下がって、また上がって、下がって…。
たしかに、トータルの値動きは6円ですね。

はい。大切なことなので、もう一度言いますが、トラリピは総推移をねらう戦略です。

はあ…。

当然のことながら、総推移の値は、期間を長く見るほど大きくなります。
(例)米ドル/円の総推移


まあ、そうでしょうね。

トラリピで大きな利益を生み出すには、大きな総推移が必要です。
しかし、短期間では総推移が小さいため、大きな利益をねらいにくい、ということが言えます。
しかし、短期間では総推移が小さいため、大きな利益をねらいにくい、ということが言えます。

むむー、なるほど。
戦略上の特性、ってことですかね…。
戦略上の特性、ってことですかね…。

はい、そのとおりです。

わかりました。
じゃあ、次は?
じゃあ、次は?

続いて、②評価損を抱えやすい、について。
こちらも、①のときと似たような解説になってしまうのですが…。
こちらも、①のときと似たような解説になってしまうのですが…。

どういうことですか?

トラリピは戦略上、相場の上昇と下落、両方の値動きが必要です。

そのため、含み損を抱えるのは戦略上避けられないとご認識いただく必要があります。

そっか。
言われてみれば、そうですよね。
言われてみれば、そうですよね。

はい。ポジションが増えるごとに含み損は拡大しますが、相場が反転すると含み損が減少しながら、手元に利益が残る。そのくり返しがトラリピです。

なるほど。

そして、③トレンド相場に弱い、についても、同様の解説となります。

上下両方の値動きが必要なんだから、どちらか一方に進んでしまうトレンド相場には向いていないってことですね。

はい、そのとおりです。

でも、決済トレールは?

トレンド相場に強くなりますが、たとえば買いの場合、プラス20銭、余計に上がらないと利益を取り損ねるというデメリットがあるため、一長一短です。
※南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円の場合はプラス10銭
※南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円の場合はプラス10銭

そっか。
それに、トレンド相場って、そんなに多く発生するものじゃないですもんね。
それに、トレンド相場って、そんなに多く発生するものじゃないですもんね。

そうですね。
ですが、このように、トラリピの得意・不得意をはっきり認識した上で「じゃあ、どうやって仕掛けるか」を考えることは、とても重要だと思います。
ですが、このように、トラリピの得意・不得意をはっきり認識した上で「じゃあ、どうやって仕掛けるか」を考えることは、とても重要だと思います。

そうですね。
私自身も、認識がクリアになった気がします。
ありがとうございました。
私自身も、認識がクリアになった気がします。
ありがとうございました。