トラリピを仕掛ける範囲の目安は?

女性の相談者
トラリピって「上がりそう」「下がりそう」じゃなくて、これからレートが上下しそうな範囲を予想するんですよね?
スタッフ
はい。なので、相場を予想する頻度を大幅に減らすことができます。
スタッフ
「忙しい人のためのFX」なんて言い方をされる所以(ゆえん)ですね。
女性の相談者
その仕掛ける範囲のことを「レンジ」って呼ぶんですか?
スタッフ
そのとおりです。
英語で“範囲”を意味する「range」ですね。
女性の相談者
そのレンジをどう決めればいいかわからないんですけど。
スタッフ
「中長期のトラリピで」という前置きをさせていただいた上で…。
スタッフ
目安としていただきたいのは年間平均高低差です。
女性の相談者
何ですか?それ。
スタッフ
こちら↓をご覧ください。
過去5年間の平均高低差
女性の相談者
高低差って、その年の「高値-安値」がいくらだったかってこと?
高低差とは
スタッフ
そのとおりです。上記の表にはご参考として、過去5年間の平均高低差が表示されています。
女性の相談者
米ドル/円だと約12円か。
スタッフ
はい、これはつまり「米ドル/円は1年間に12円くらい上下してもおかしくない」ということを示しています。
女性の相談者
ということは、米ドル/円ならトラリピのレンジも12円幅にしろ、ってこと?
スタッフ
「しろ」と言うことはありませんが、目安とするには悪くないデータだと考えています。
女性の相談者
じゃあ、現在レートを中心にして12円幅に仕掛ければ悪くないってことですかね。
女性の相談者
今が106円だとしたら、まあ「100~112円」の12円幅って感じかな。
スタッフ
悪くないと思いますが、そのあたりにつきまして、ちょっとしたアドバイスがあります。
女性の相談者
ほう?
何でしょうか?
スタッフ
はい、トラリピのリスク管理に関するアドバイスでして…。
スタッフ
米ドル/円でトラリピを10円幅に仕掛ける場合を例としてみました。
こちら↓をご覧ください。
買いトラリピの基本的なリスク管理
女性の相談者
何ですか?これは。
スタッフ
買・トラリピの場合は下落がリスクです。なので、現在レートよりも下のレンジを深くするとリスクの軽減につながります。
スタッフ
つまり上記の例の場合、①~③の中では③が最もリスクの低い仕掛け方と申し上げることができます。
女性の相談者
あの、当たり前のこと言ってますよね。
スタッフ
…。
「大切なことは何度でも言うこと。一度じゃ相手が聞いてくれたか、相手に響いたかどうかわからないから」と、あるお客様から教わりましたので。
スタッフ
それに、ご存じないお客様もきっとおられると推測しますので、解説させていただきました。
女性の相談者
なるほどね。じゃあ、売りトラリピの場合は?
スタッフ
このようなイメージ↓となります。
売りトラリピの基本的なリスク管理
スタッフ
売・トラリピの場合は上昇がリスクなので、現在レートよりも上のレンジを深くすることでリスクの軽減につながります。
女性の相談者
平均高低差を目安にしながらリスクサイドを深めにすることでリスクを軽減ってことですね。
参考にしてみます。
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