2026年 新年のご挨拶

皆さま健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年2025年の市況を振り返りますと、米ドル/円は年初に158円台まで円安が進んだ後、日本銀行が17年ぶりとなる利上げを実施したことに加え、さらに4月には「トランプ相互関税ショック」の影響により一時140円を割り込む水準まで円が急騰しました。年後半の10月には、高市政権が発足し、「高市トレード」と称される現象が起き、円安・株高が進行し、11月には日経平均が史上初の5万円台を記録するなど、日本市場は大きな転機を迎え、ますます的確かつ柔軟な資産運用が重要であることを痛感した一年でした。
本年2026年の市況においては、引き続き、我が国の追加利上げへの思惑、また、欧州やカナダにおいては利下げ打ち止めの可能性もある中での、米国の利下げ期待など、各国中央銀行の金融政策が主な材料になりそうです。加えて、世界的な軍事的緊張の高まりを背景とした地政学リスクにも注目しなくてはなりません。
当社におきましては、これまでトラリピは「レンジ相場」での運用をサポートしてまいりましたが、昨年3月に新機能「レンジシフト」を導入し、トレンド相場でも設定レンジが自動でシフトすることで、これまで以上に快適なトラリピ運用が可能となり、ますますトラリピの選択肢が広がりました。また、9月にはトラリピ向きの新通貨ペア第5弾として「米ドル/シンガポールドル」を導入し、分散投資の強化を促進しました。そして、相場の転換点に対するお客さまの関心度が高まる中、「お客さまとの直接の対話を大切にしたい」との想いで始めた全国セミナープロジェクトは、昨年7月から本年3月までの間、日本全国の主要7都市を巡り、相場だけでなく、お客さまの生の声を聴き、当社のサービス・商品に活かす取り組みを行ってまいりました。
8月には、SBIリクイディティ・マーケット株式会社及び日本航空株式会社が、マネースクエアHDの新たな株主となったことでお客さまの資産運用のニーズに可能な限りお応えすべく、さらなる当社サービスの質の向上を実現してまいります。
本年2026年におきましても、創業来提唱している「お客さま視点を常に優先する」という基本理念のもと、これまで以上にお客さまに真に寄り添い、人生が豊かになるサービスの拡充に努めてまいります。そして、SBIグループの金融テクノロジーとJALのブランド力を活かしたシナジーにより、より一層革新的なサービスを提供し、お客さまの資産運用に新たな価値をもたらしてまいります。
新しい年が皆さまにとって幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧、ご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年 元旦
株式会社マネースクエア
代表取締役会長兼社長
相葉 斉