2019年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

新たな年をお迎えし、改めまして常日頃からのお客様並びにご関係の皆様の多大なるご支援とご愛顧に深く感謝申し上げます。

さて、昨年の世界情勢をやや振り返りますと、米中貿易摩擦問題が暮れにかけて深刻さを増し、世界経済の減速懸念、原油安、欧州の財政不安および英国のEU離脱問題などが関連し、為替市場のみならず、世界の金融市場が一喜一憂する不安定な様相を呈しました。年中盤には、為替市場において未だ記憶に新しいものとして、トルコショックによる新興国の通貨への信用が揺さぶられる事態もありました。一方で、地政学的には朝鮮半島における緊張緩和は、一昨年の状況とは打って変わり、世界平和への希望を繋ぐニュースとして好感された出来事でした。

日本国内に目を向けますと、毎年恒例の世相を表す漢字に示されたとおり、昨年は自然「災」害に加え、企業の不祥事などの人「災」も報道され、我々も自社の危機対応、内部管理態勢の強化に手綱を緩めないように、不断の意思を確認したところでございます。

当社は、昨年、新しい社名とロゴをはじめとするリブランディングを行い、年後半にはホームページ等を通じて、当社の存在価値を平易に示す「Strategy Statement」を広く掲げ、第二創業の掛け声の下、成長戦略の推進と人材やシステムなど経営基盤の強化を同時に実現してまいりました。

本年は、早々にも英国のEU離脱や、日本の新元号スタートなど国内外ともに節目となる重要なイベントも多く、その動向が注目されます。そのような中においても、当社は引き続き「アイデアとテクノロジーでNIPPONの資産運用の未来を創る」というビジョンのもとに挑戦を続けてまいります。多くのお客様の声を収集し、当社独自注文の「トラリピ」に代表されるテクノロジーと、そのテクノロジーを使いこなすための投資家教育を通じて、腹落ち感のあるミドルリスク・ミドルリターン投資をサポートし、『顧客本位のFintech(アセットマネジメントテック)企業』としてリーディングポジションを確固たるものにする1年にする所存でございます。

本年も皆様にとって幸多い一年になりますよう祈念するとともに、本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2019年1月元旦
株式会社マネースクエア
代表取締役社長
藤井 靖之

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