関税問題で激しく動いたドルカナダがトップを獲得。
2025/02/12 12:28
トラリピ運用のコツ
リピートレポートの活用方法
全体の傾向を、戦略改良のヒントに。
リピートレポートに掲載されているデータは、お客様が発注しているトラリピの全体傾向を示すもの。ご自身のトラリピと比較することで、新たな視点が生まれるかもしれません。
たとえば、
「ほかの人は、この通貨ペアで利益を上げているのか」
「リスク分散の通貨ペア選びを迷っていたけど、獲得pips上位のものから選んでみようかな」
「自分の利益値幅は、全体平均とずいぶん違う。少し近づければ、パフォーマンスが上がるかも」
こうした視点が生まれると、トラリピ戦略の見直しや追加を、より具体的に検討しやすくなるでしょう。
もちろん、全体の傾向や平均に合わせることが、必ずしもパフォーマンス向上につながるワケではありません。しかし、ほかのお客様の動きを知ることで、ご自身の運用方針を客観的に見つめ直すきっかけにはなると考えています。
リピートレポートは毎月更新。ご自身のトラリピ戦略の改良や最適化に、ぜひご活用ください。
ドルカナダが9位→1位へジャンプアップ。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピの「実際に獲得したpips」を通貨ペアごとに集計してランキング、全17通貨ペアのうち上位14通貨ペアを掲載(価格帯の影響から獲得pipsが少ない傾向にある、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円の3通貨ペアはランキングから省略)しています。スワップによる損益、およびロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
関税に関するトランプ大統領の発言でボラティリティが大幅に高まったドルカナダが、9位からジャンプアップして戴冠。関税問題はいまだ落ち着きを見せておらず、まだ右往左往すると目されているが、注目はその材料によってドルカナダが「トラリピ向きの上下動となるのか」、はたまた「トラリピには不向きな一方向の動きとなるのか」、そのあたりを見極めたい。
特段の変化なく、ほぼ従来どおりの水準。
データの算出方法
該当月に、新規と決済がともに成立した全トラリピにおける「実際に獲得したpips」の平均値を算出しています。ロスカット執行による決済は含んでおりません。
一言コメント
利益値幅は従来の範囲内で収まり、目立った動きやトレンドの変化は確認されなかった。
MVT … Most Valuable Toraripi の略
※2025年2月更新分より、選出基準を変更しました。
変更前)
冒頭の “『獲得pips』No.1の通貨ペアは?” にて、トップの通貨ペアから『最優秀トラリピ』を、2位の通貨ペアから『殊勲賞トラリピ』を、3位の通貨ペアから『敢闘賞トラリピ』を選出。
↓
変更後)
全トラリピの中から獲得pipsの多い順に『最優秀トラリピ』『殊勲賞トラリピ』『敢闘賞トラリピ』を選出。
最優秀トラリピ(MVT)とは
毎月、各通貨ペアで獲得pipsが上位のトラリピの中から、
毎日が財産になる
というマネースクエアのスローガンを体現すると考えられるトラリピを、リピートレポート編集部が選出します。
そのため、獲得pipsが上位であっても、レンジの設定が極端にせまい(あるいは広い)場合や、利益値幅の設定が極端に小さい(あるいは大きい)場合は、選定の対象から除外することがあります。
■最優秀トラリピ(米ドル/円)
※表示されている「ロスカットレート」は設定されたすべての注文が成立したと仮定して計算された値であり、実際のお取引とは異なる可能性があります。
■殊勲賞トラリピ(英ポンド/円)
※表示されている「ロスカットレート」は設定されたすべての注文が成立したと仮定して計算された値であり、実際のお取引とは異なる可能性があります。
■敢闘賞トラリピ(ドルカナダ)
※表示されている「ロスカットレート」は設定されたすべての注文が成立したと仮定して計算された値であり、実際のお取引とは異なる可能性があります。
※選出したトラリピのパフォーマンスはあくまで過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
それでは、次号もよろしくお願いいたします。
リピートレポートに関しての注意事項
※「トラリピ」は、取引の利益を保証するものではありません。仕掛け方によっては多額の資金が必要となったり、設定したレンジ内であっても、損失を被ることがあります。