指値注文
リミット注文とも呼ばれるリスク管理に役立つ注文方法
指値注文とは
指値注文とは、あらかじめ現在の価格よりも有利な価格を指定(予約)して行う注文方法です。通常、「現在の価格よりも安く買いたいとき」、または「現在の価格よりも高く売りたいとき」に利用されます。
指値注文の利用方法
指値注文は、新規注文と決済注文の両方で利用することが可能です。
①新規注文
「現在の価格よりも安い価格で買いたい」
「現在の価格よりも高い価格で売りたい」
②決済注文
「保有している買いポジションを
より高い価格で決済したい」
「保有している売りポジションを
より安い価格で決済したい」
指値注文の
メリット・デメリット
メリット
・売買したい価格をあらかじめ指定して発注できる
・指定した価格より不利な価格では約定しない
・約定していない注文は、キャンセルや修正ができる(注文金額以外)
・常に監視していなくても、価格の条件を達成すれば注文が成立する
デメリット
・市場価格が指値注文した価格に到達しない場合、新規のポジション保有もしくは保有ポジションの決済が行われないため、収益チャンスを逃したり、決済できず損失が拡大する可能性がある