暗号資産（仮想通貨）

暗号資産（仮想通貨）とは、デジタル通貨の一種で、ブロックチェーン技術を使ってインターネット上でやりとりされる現物の存在しない「財産的価値」、「交換するための媒体」、「電子データ」のことです。

電子マネーとの違いは、取引や残高を記録するホストコンピューターが存在しない点で、仲介者（銀行など）を経由せず、ユーザー同士で直接やりとりができます。
また世界中で両替することなく同一単位で取引され、送金なども低コストで行うことができます。
しかし、裏付けられる資産が存在しないことから、利用者の需給関係によって価格が大きく変動するなどの特徴があるので注意が必要です。

日本国内で広く普及していた「仮想通貨」という呼称は、法定通貨との誤認を生じさせる可能性があることを踏まえ、資金決済法の改正（令和2年5月1日施行）により、「仮想通貨」は「暗号資産」へ変更されました。