PARALLEL RUN INTERVIEW アスリートのための資産運用プログラム パラレルラン特別対談

#2
野球解説者/元プロ野球選手
川崎 憲次郎

成績を出し続ける秘訣と
アスリートの資産運用の重要性

川崎憲次郎 野球解説者/元プロ野球選手
1971年1月8日生まれ。大分県佐伯市出身。1988年、ドラフト1位でヤクルトスワローズに入団。90年には19歳ながらローテーション入りし、年間200イニングスを超える働きで、チームの柱として活躍。93年に日本シリーズMVP。98年には17勝し、最多勝を獲得。投手として最高の名誉でもある沢村賞を受賞。2004年10月、現役を引退。現在は野球解説や講演の傍ら、大分県をPRする「かぼす特命大使」としても活動する。
川崎憲次郎インタビュー写真01
藤井
この度は、アスリートに特化した資産運用プログラムパラレルランに、川崎憲次郎さんをお迎えしております。 本題の前に、2021年東京ヤクルトスワローズ日本シリーズ優勝しましたね。マネースクエアはヤクルトスワローズのスポンサーでもあるので、非常に嬉しい結果となりました。川崎さんご自身も、高校を卒業してからヤクルトスワローズで長年ご活躍されましたが、今回の優勝という結果はいかがですか?
川崎
正直、かなり驚きました。開幕前は、上位にいくだろうという予想はありましたが、まさかセ・リーグで優勝して、日本一になるとは思ってもいなかったです。

オリックス・バッファーローズとの日本シリーズもとても面白い試合でした。あれだけの熱戦を繰り広げたわけですから、やっている選手・スタッフ陣たちは息もつけない展開だったと思います。観ている私も大興奮で、稀に見る日本シリーズだったと思います。

本当に、手に汗握る熱戦でした。 川崎さんの話に変わりますが、川崎さんは大分の津久見高校で甲子園に出られて、1988年にドラフト1位でヤクルトスワローズに入団されました。そもそも野球を始めたきっかけは何だったのですか。

当時はスポーツといったら野球しかなかったんですよ。親戚のおじさんが高校野球で活躍したこともあって、比較的身近に野球というスポーツがありました。そういう環境の中で、自然な流れで少年野球団に入りました。小学校2年生のときでしたね。

私も川崎さんと年齢が近いので、その時代の空気感とてもよく分かります。最初からピッチャーだったんですか?

いえ、小学校4年生のときに、当時の監督からいきなりピッチャーに指名されました。その時は野球のルールもよく分かっていなかったのですが、肩が強かったからだと思います。

プロになってから、すぐ活躍できた秘訣

ピッチャーというと、昨年はプロ2年目の奥川恭伸(オクガワ ヤスノブ)選手が9勝をあげました。実はヤクルトスワローズで、入団後2年以内に9勝を挙げたのは1990年の12勝という川崎さんの記録以来、実に31年ぶりということです。再び川崎さんの偉大な記録にも脚光が集まりました。川崎さんは、1998年に17勝で沢村賞と最多勝も獲得されています。
そんな川崎さんも奥川選手も、高校生からプロに入って比較的早い段階で活躍できた要因は何だと思われていますか。

私が最初に奥川投手を目にしたのは、彼が高校生の時です。その時点で身体能力は高かったのですが、一つ欠点がありました。それは、ボールを投げるときに身体が開くのが早いということでした。そこを改善しないとプロでは活躍できない、当時、私はそう思っていました。
実際に、プロ一年目は、打たれることも多かったと思います。そんな奥川投手を知っているので、昨年の活躍は非常に感慨深いものがありました。

川崎憲次郎インタビュー写真02

あれだけ活躍している奥川選手をみると想像しにくいですが、やはり苦労もされていたのですね。

欠点があったのは事実なんですが、2年目でこれだけ活躍できた理由は、彼の学習能力の高さにあると思います。野球脳の高さと言ってもいいですが、つまり、失敗を糧に成長できるということです。

野球というスポーツは、失敗することが当たり前といえば当たり前です。ただし、同じ失敗を何度も繰り返してしまうと、プロとして認められなくなってしまいます。奥川投手はそれを若いうちから気づいて、活躍しているのですから本当感心します。

川崎憲次郎インタビュー写真04

川崎さんらしい、非常に説得力のある分析です。
論語に「過ちては改むるに憚ること勿れ」(間違いを犯したと認識したら、躊躇せずに改めるべき、という意) という言葉がありますが、まさにその通りですね。 一人でやっていると、何が良くて何が悪いかの見極めが難しいこともあると思います。失敗を繰り返してしまう原因の一つとして、そもそもそれが失敗だと認識できていないこともありますよね。我々の専門である投資という分野にも、似たようなところがあります。 闇雲に投資をしても、失敗するのは目に見えています。私たちはお客様の大切な資産をお預りしている以上、プロとして仮説検証を繰り返しながら資産運用をサポートしたいと考えています。 このパラレルランもそういった取り組みの一環で、投資をしたことがないアスリートの方々にも安心して資産運用していただけるように、専門のスタッフが適宜サポートを行います。

それは頼りになりますね。

資産運用の重要性

川崎憲次郎インタビュー写真01
プロ野球選手は、年間約140試合もこなし、投手ともなると怪我や故障にも悩まされると思います。また、安定した成績を残すことも求められ、精神的なプレッシャーも想像されますが、川崎さんは周囲の人たちのサポートについてどのようにお考えですか?

サポートの観点から言うと、野球はそもそも、一人でやるスポーツではなくチームスポーツですし、選手はスタッフや球団関係者、ファンの方々など、多くの方の支援で成り立っています。

私の現役時代にはいませんでしたが、今では専属の栄養士の方がついている選手もいますよね。周りから色々な意見をもらうことで、自分の悪いところを修正して、成功する確率をあげる。コーチをやっていたときは、選手にはとにかく周りに感謝しなければいけない、ということをよく言っていました。

仰るとおりですね。川崎さんからも栄養士というキーワードがでましたが、サポートする方法も昔と比較して、現代はより科学的になっている側面があると思います。 投資の分野もまさに同じで、技術革新はもの凄いスピードで進んでいます。 マネースクエアは、テクノロジーを積極的に活用して、トラリピをはじめ、独自のサービス開発にも日々取り組んでいます。また、サービスを開発するだけでなく、私たちのサービスをお客様にご理解いただけるよう、サポートやセミナーの実施、日々の情報発信にも力を入れています。

私自身もこれまで資産運用の経験があるのですが、未経験の方にとって、投資ってハードルが高い側面があると思います。投資経験者でも、テクノロジーや業界の最先端の知識といったところはなかなか分からないものです。なので、専門性の高いプロフェッショナルにサポートいただけるのは、経験者であれ未経験者であれ、とても心強いと思います。

スポーツ選手は、華やかな世界だと思われていますが、全体を俯瞰してみると選手生命も短いですし、選手を終えたあとの人生の方が長いです。選手として活躍したからといって、監督やコーチなどの指導者、テレビの解説者になれる人は、ごく僅かです。セカンドキャリアを築くことも簡単ではありません。

昔は日本のプロ野球には独自の年金制度(※)があったのですが、それも2011年に廃止されました。このようなことを考慮しても、アスリートも早いうちから資産運用を考えなければいけない時代になったと考えています。

なので、マネースクエアさんのように、資産運用に関してあらゆるサポートが頂けるのは、我々アスリートにとってはとても魅力的です。

※プロ野球の年金制度
受給資格条件は10年以上の選手登録。支給額は引退後の55歳から年間120万円程度。2011年に廃止。

ありがとうございます。
マネースクエアはこれからも、アスリートの方々が安心してキャリアを築いていけるよう、資産運用面で全面的にサポートさせていただきます。 川崎さんは野球解説者だけではなく、川崎漁業組合や、かぼす特命大使など、地元のPRなど幅広いジャンルで才能を発揮されていますね。これからもご活躍を楽しみながら、応援しています。 本日はありがとうございました。

川崎憲次郎インタビュー写真05

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