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外為キーワード

「政府・日銀の為替介入」の方法


A子さんもう1つ疑問があります!
経済誌には「各国中央銀行による“協調介入”ではない」とか、
「今回は“単独介入”」って書いてあったんですが、
この“単独”とか“協調”って何ですか?

それも、為替介入の時に必ず出てくるキーワードですね。
簡単にまとめましたので下の図を見てください。

 
(図2)
単独介入・委託介入・協調介入

 

図を見ると、『単独介入』とか『協調介入』って言葉のままですね。
ちなみに『委託介入』って他国の中央銀行が資金を出してくれるんですか?

いえ、それは『協調介入』です。
『委託介入』を上の図で説明すると、『米連邦準備理事会(FRB)は「日本の介入資金」を使って、「政府・日銀の代わりに」介入する』ということです。
※介入は日銀の資金で行います。

なるほどー。あくまで「委託」なんですね。

こうすれば、東京・アジア時間だけじゃなくて、欧州〜ニューヨーク時間も
ずっと介入し続けている形になるので、『単独介入』よりは効果がみられますね。
そして為替市場への影響度は、『協調介入>委託介入>単独介入』
というイメージになります。

だったら『単独介入』じゃなくて『協調介入』をするよう、
各国の中央銀行に頼めばいいのに・・・。

世界各国の金融政策や利害関係が完全に一致することはほとんどありません。
そのため、『協調介入』はその効果は大きいけれども、
余程の理由がない限りは実現しない
と考えるべきでしょう。

ちなみに下の図は、昨年2011年のドル円相場のチャートです。
これを見ると『単独介入』と『協調介入』の効果の違いがハッキリと見て取れます。


 
(図3)
2011年ドル円相場のチャート


 

んー、やはり政府・日銀の金融政策だけで、為替レートを動かすのは難しいそうですね。

為替レートというのは、2国間における資金の移動が根底にある訳ですから、
やはり貿易や海外への投資などの経済の根本的な部分の影響が
大きいのです。
為替介入だけで相場を思惑通りに動かそうとするのは難しいので、
市場介入というのは『短期療法』に過ぎないとも言えます。



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