24日に米国株が大幅高、主要国株価は堅調に推移するか

2022/06/27 08:31

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米FRBの積極的な利上げ観測が後退し、24日に米国株が上昇
・主要国の株価が堅調に推移すれば、リスクオフが後退しそう

(欧米市場レビュー)

24日の欧米時間の外為市場では、が軟調に推移。一時、米ドル/円は135.349円、ユーロ/円が142.711円、豪ドル/円は93.953円、カナダドル/円は104.824円へと上昇しました。米国株が大幅高となるなか、リスクオフ(リスク回避)の動きが後退し、円に対して下押し圧力が加わりました。

トルコリラは堅調。トルコリラ/円は一時8.123円へと上昇しました。「1500万トルコリラ相当を超える外貨の現金資産を保有し、かつ外貨の現金資産が総資産あるいは年間の売上高の10%を超える企業に対し、新たにトルコリラ建て融資を行うことを禁止する」とトルコ銀行調整監視機構が発表し、トルコリラの支援材料となりました。

ロウRBA(豪中銀)総裁は「(RBAは)インフレに真剣に対応する」と述べ、「次回会合では、0.25%か0.50%の利上げが議論されるだろう」と語りました。RBAは5月に0.25%、6月に0.50%の利上げを実施しており、現在の政策金利は0.85%。次回会合は7月5です。

(本日の相場見通し)

24日の米株式市場では、主要3株価指数がいずれも大幅に上昇。ダウは前日比823.32ドル(2.68%)高の31,500.68ドル、ナスダックは同375.43ポイント(3.34%)高の11,607.62ポイント、S&P500は同116.01ポイント(3.06%)高の3,911.74ポイントで取引を終えました。米国の6月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)で、1年先のインフレ期待が5.3%、5~10年先のインフレ期待は3.1%と、いずれも速報値(5.4%、3.3%)から下方修正されたことを受け、米FRBの積極的な利上げ観測が後退し、米株価の支援材料となりました。

本日は、米国など主要国の株価動向に注目。主要国の株価が上昇すれば、リスクオフの動きが一段と後退し、円や米ドル(対円以外)が軟調に推移しそうです。クロス円や豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルは上値を試し、米ドル/カナダドルは下押しする可能性があります。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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